serieA 7節 vsサンプドリアマザコン・ロナウジーニョの活躍で勝利 (rossonero)

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serieA 7節 vsサンプドリア
マザコン・ロナウジーニョの活躍で勝利

ひとつもいいゲームだったとは思わん。ただだからこそ、勝った意味は大きい。
結果を残すロナウジーニョはさすがだし、ピッポ初ゴールのおまけまでつきで、3戦連続完封も成し遂げた。
サンプドリア戦の勝利は、今後のリーグ戦を占う上で、勝ち点3はもちろん、他にも良い要素を手に入れることができた一戦だった。


それにしても、前半のデキはあまりにお粗末だった。
代表ウィーク明けで、カカをベンチにザンブロッタをスタンドに置いたミランは、遅く鈍すぎた。
マッツァーリ率いるサンプドリアの闘志に気圧され、カッサーノのファンタジーに手を焼き、サンシーロであるのに防戦を強いられた。
パトが前を向いてドリブルを始めると可能性を感じさせたが、前半は失点しなかったことが収穫だった。


しかし、後半にカカがピッチに立つと状況は一変する。
やはりカカは別次元のスーパーマンだ。特にミランにおいては唯一無二の存在である。
出場後してすぐにヘディングシュートでこの試合最大の決定機を作ると、試合の流れを強引にミランに引き寄せた。
そして、55分にセードルフとヤンクロフスキのコンビプレーでPKを獲得する。(微妙な判定ではあったが、ジャッチはミスとまでは言えないものだった)
前半は黙秘権を行使してビクビクしていたミランの選手たちが、カカがいると最強の弁護人を得たかのように堂々と戦い始めたように見えたのはオレだけだろうか?


PKのキッカーはロナウジーニョ。
ここまで55分間は一度くらいしか存在価値のあるプレーを見せなかった。こんなやつはいらない。
だが、冷静沈着に左ポストに当たりネットに突き刺さるパーフェクトなPKを蹴り、先制点をもたらしたかと思うと、11分後にはダービーと同様にカカを信じてゴール前に駆け上がり、1人少ないサンプドリアの息の根をとめた。
もう、後半のロナウジーニョには開口するしかない。
90分間のアベレージはとても低いが、このブラジル人はハイスコアが恐ろしく高い。
期待させてくれる頼りになる男だ。


だが、ロナウジーニョはカカがいるいないで、あまりにも違う人物になる。違いすぎる。
まぁ敵の注意がカカに引き付けられるし、イマジネーションを分かり合え心底まで相互理解しているからプレーの質が上昇するのはわかるが、プレーに対する姿勢や意欲も違ってくるのだ。
後半はボールを奪われてから取り返そうと走っていた。前半にはそんな80番はいなかったではないか。
ということは、ロナウジーニョのプレーの質を上げ意欲を駆りたてるには、カカはいなくてはならないということになる。
ロナウジーニョはまるで両親がいないと何もできない子供のようだ。だがこのマザコン野郎はすごい能力を持っている。2人が揃えば、ゴールなんて簡単なことに見えてしまう。
カカには本当に負担ばかり掛けてしまうが、マザコン・ロナウジーニョの保護者もしてもらわないといけない。


そんなロナウジーニョの活躍によりこのゲームは勝てたわけだが、この勝利は大きい。
サンプドリアはいい戦いを見せたし、代表ウィーク明けの難しい一戦で結果を出せた。
そして、インテルは圧倒的な力を見せつけてローマを葬り、チームが固まり始めたようだ。
迷走するかと思っていたのに、やはりモウリーニョは大した男だと思う。
今の3ポイント差は絶対キープしなくてはならない。


この試合は勝利の他にも良いことがあった。
インザーギの初ゴール飛び出したし、ロナウジーニョもドッピエッタを決めた。結果が残っていくことが彼らには何より必要なのだ。
この日はいいボールが回ってこなかったがボリエッロの復帰も大きい。アタッカー陣はどんどん充実してきており、カカの仲間たちは頼もしさを増している。
そして、ネスタがベンチに戻ってきた。なによりだ。ようやくネスタのプレーを見ることができる!
アントニーニも無難な戦力になるところは見せてくれたし、ボネーラもまぁ良かった。徐々に今季の戦力が整いつつある。


これからはアンチェロッティの手腕の見せ所だ。
とっても心配だが、少しばかり期待をかけてみようじゃないか。
UEFA杯のグループステージは、4試合しかないから非常に重要な試合になる。そして週末のカンピオナートは、好調アタランタとベルガモでの戦いだ。
開幕で連敗したのだから、その後の4勝1分けではまだ足りない。勝ちながらチーム力を高め、上昇気流に乗せていかないと。
過密スケジュールとなるこれからの6連戦は、アンチェロッティの采配がカギを握る。
アタッカー陣のやりくりの仕方に頭を悩ませているだろうが、うまくタクトを振るってくれることを願おう。

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