あまりにも悪すぎる前半。ハーフタイムのブーイング。意地を見せる後半。ミランの敗北。
もうこれらはサンシーロの風物詩となってしまったようだ。
いまや、サンシーロで誰でも勝てる。威厳もクソも、へったくれもなくなってしまった。
エンポリに負け、ローマに負け、サンプドリアに負けて、アタランタにも負けた。
ほんとに、いったいなんなんだよ、なんでなんだよ。
4位に近づくどころか、6位に後退してしまった。
信じられん。
A級戦犯を挙げようと思えば、1つの手では足りない。
まずはオッドだ。
「もっと責任感を持たないと。僕たちはひどいプレーをしてその結果負けた。僕らの動きはひどかった。闘志を欠いていたし勝利への執念も薄かった」
「たち」も、「ら」もいらねぇ。悪いのはお前だ。
あんなディフェンスをする奴が、セリエAのピッチに立っている男だとは思えない。
ましてやロッソネロを着ているなんて、ミランの恥だ。
ブーイングに包まれたセードルフも、何がしたいのかさっぱりだ。
カカがいないと何もできないのか。カカの荷を背負う器じゃないことがよくわかった。
そして、ピルロ。
ピルロがいる意味を感じない。
受け手の不在が問題なんかじゃない。ピルロには十分過保護な待遇を与えている。
それであのパフォーマンスでは、いない方がいいのではないかと、オレは真剣に思おう。
確かに、審判のジャッジはひどかった。
すべてのジャッジがミランよりに吹かれていたら、4-1、5-1で勝っていたかもしれない。
だが、そんなことはたいした問題じゃない。
ゲームの結果を左右したほどの醜さではなかった。
ジャッジも、ミランの前半のデキよりはひどくなかったんだから。
「前半のことを説明するのは難しい」(アンチェロッティ)
まあ、アンチェロッティに説明できるわけがないよな。
オレが説明しようか、アンチェロッティが指揮をとっていることが原因なんだよ。
選手にも責任はおおいにある。だが、その選手を奮い立たせるのが指揮官の仕事だろう。
その能力をもっていないから、同じことの繰り返しになるんだよ。
アンブロジーニが、マルディーニがいない時は腕章を巻く男がこんなことを言っている。
「全員が一丸となって立ち向かうべきメンタル面の問題だ」
正直、腹が立つ以上に、しらける。
もう言い逃れは出来ない。このチームは完全に崩壊に向かっている。
指揮官を変えるのは当然だ。選手の入れ替え、補強も当たり前だ。
ただ、それも来シーズンの話になる。
残り7ゲームはこのまま戦うしかないし、何にしがみついてでも結果を残さなければ。
そうしなければ、補強もままならない。誰も来てくれない。
どうすれば4位になれるのか、その希望を探すのは困難を極めるが、フィオレンティーナがこけてくれている。
この慈悲は本当にありがたい。まだ希望を持たせてくれるだけでありがたい。
次節のカリアリ戦は、またサンシーロだ。
恐ろしいね。
さすがにこの日と同じミランが登場するようなことはないとは思うが、それももう本当にわからない。
「今の我々が優先させるべきことは、ディフェンスに関してもっと集中力を身につけることだ」(アンチェロッティ)
オレは攻撃、点が取れないことが一番の問題だと思うが、アンチェロッティがそういうならピルロは外すべきだろう。
まあ、パロスキは頭から使ってもらいたい。
カリアリ戦の勝利は、4位のための最低条件になると思う。もうフィオも付き合ってくれないだろう。
勝てるかどうか、この一戦はミランの将来を決め兼ねない。