セリエA 13節 vsカリアリ『楽しませてくれ』 (rossonero)

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セリエA 13節 vsカリアリ
『楽しませてくれ』

久しぶりにミランを見たような気がする。
まず、その原因となった暴動のことについてふれたい。
去年は警官が亡くなり、今年はティフォージが亡くなった。
根本にあるものは何も変わっていないということだと思う。いつまでこんなことを繰り返すのだろうか。
カカが、ミランをというよりセリエAから離れるかもしれないというコメントを残していたが、それも当然のことだと思う。
イタリアにカンピオーネはいなくなってしまうんではないだろうか。オレはそう思う。
非常に悲しいが仕方がない。セリエAのイメージは、もうくつがえらないだろう。いや、もう改善されないんだろう。


今回、久しぶりにミランを見れて、オレは正直うれしかった。
時間が開いたというのもあったが、すごく楽しみにしていたし、とても楽しい時間が過ごせた。
こういう時間を取れ上げてほしくない。
それだけは勘弁してほしい。
ミランを見ることを、セリエAを見ることを、生活の一部として捉えている人は多くいるはずだ。
何も多くは望まないから、頼むから、オレの人生の最大の娯楽を、汚さないでほしいし、これからもずっと楽しませてほしいと思う。


さて、ゲームの話に移ろう。
まず、なんといってもロナウドが復帰した。
で、さてさてどんなもんかい、と思ってみていたら、いきなりの失点。非常に不快な気分にさせられた。
そして、まったくハーモニーのないロナウドとジラの2トップが前線に陣取り、フォッジャに好き勝手にプレーさせている。
カカはいつものようにスペースを見つけられず、ピルロのパスは大きく精度を欠いて、大黒柱の2人が機能していない。
なんだこのミランは。腹が立つというよりも、呆れてしまった。


フォッジャ。
彼は素晴らしいテクニックと素晴らしい心臓を持った選手だね。
テクニックはいうことなしに今のセリエAの中では10本の指に入るのではないだろうか。左足のタッチはとても繊細だ。
しかし、それ以上にそのテクニックを操る心臓が、オレは大好きだ。
一見、かなりわがままなプレーに見える。
よほど監督選手から信頼がないと、大きく物議を呼ぶだろうと思う。
だが、挑戦せずに、得るものなしだ。どんどん向かっていき、どこからでもシュートを放つ。
自信の塊のような心臓を、フォッジャは持っている。
おそらく近いうちにビッククラブでプレーするようになると思う。
そこからが、また楽しみだ。
今度は、魅せるだけではなく、勝たないといけない。数字も必要になってくる。プレッシャーも膨大になる。
ただ、フォッジャならやってくれそうな気がする。
ぜひ、ミランに来て、カカとコンビを組んでほしい。


で、ゲームだが、後半に入ってもなんら変化も進歩もないミラン。
アンチェロッティが珍しく好采配を見せる。
ボネーラを投入し3バックへ変更した。
これで、セルジーニョとオッドのスタートポジションが高くなり、攻撃がとても活性化された。
ミランにおいてのサイドの重要性が改めて証明されたともいえると思う。
だから、セルジーニョが復帰したというのは、とても明るい材料だ。
やっぱりいいクロスを入れるし、もっと試合感が戻ればドリブルもスピードが出てくるはず。
この日MVPの活躍をみせたセルジーニョの復活は、このゲームの数少ないポジティブな要素だったと思う。


内容は、とても悪かった。
が、勝てたというのが、何よりだったとも思う。
ロナウドが復帰したし、ジラはゴールを奪ったし、悪いことばかりのゲームではなった。
勝つことでしか得られないものもあるし。
ただ、本当にこんなゲームを続けていてはいけない。
ピルロのFKなんて、年に2,3回くらいしか入らないんだから。
こういうハラハラも嫌いではないし(最後に勝つのなら文句はいわないが)、圧倒的に強いミランで、オレを楽しませてもらいたい。


さあ、ミランが来日するまで、あと10日と迫った。
浦和との対戦となってくれればいいね。ガツンとやっつけてやってほしい。
だが、その前にCLとユーヴェ戦がある。
ガリアーニも言っていたが、12月は素晴らしい月にしてもらいたいもんだ。

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