rossonero: 2007年11月 アーカイブ

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2007年11月 アーカイブ

2007年11月05日

セリエA 11節 vsトリノ
『情けない』

あ~~・・・ はぁ~~・・・
ため息の理由?そんなもん聞くなよ。
オレは、もう腹立ちを通りこし、情けないよ。本当に情けない。
なぜ点が取れない。もう、これは技術の話じゃないよ。戦術なんて関係ないよ。
あそこまでチャンスをつくり、あとはシュートをGKに触られないように枠の中に蹴るだけなんだ。
なんで、こんな簡単なことができないんだろう。
イライラする。落胆する。またかと思う。
もうこんなゲームは見たくないよ。本当に面白くない。


アンチェロッティとガリアーニは、審判の判定を嘆く。
ミランがだよ。審判の判定なんていう些細なものに、勝敗をゆだねなければならない事態が、もう恥なんだよ。
オレもPKだと思うよ。あのプレーに笛がなり、カカが流し込んでゴールネットが一度揺れれば、3-0、4-0なんてゲームになっていた可能性もあったと思う。
ただ、それ以前に、決めないといけないシュートがたくさんあった。
ジラは確実に調子を上げてきている。ピッポも危険な彼らしい動きをしていると思う。
なのに、なぜネットが揺れないんだろう。


いまさらながら、シェバの偉大さを思い知るよ。
ミランのFWはゴールするチャンスは多い。質の高い選手がそろいゲームを優位に進めることができるから、よほどの相手でない限り、相手ゴール前へボールが運ばれる回数は多い。
それを決めるのがミランのFWの仕事になる。
ミランのFWにもっとも求められる能力は、足の速さでもなければ、ヘディングの強さでもなく、決定力なんだ。
プレッシャーは大きい。今回のように決められなければ、戦犯として徹底的に叩かれる。
だが、もちろん決めれば祭り上げられる。
プレッシャーをはねのけ、ゴールを積み重ねる心臓の強さが必要だ。
シェバのすごいところは、この心臓の強さを持っていたことだと思う。心臓の強さこそが、シェバの一番の武器だった。
ビックゲームで幾度ゴールを決めたことだろう。そして、どれだけ安定してゴールを決めたことだろう。
安定性と勝負強さを兼ね備えた、なんとも頼りになる男だった。


ジラは、この心臓の強さが決定的に欠けている。
技術などは、シェバにまったく引けをとらないと思う。PA内でのうまさはジラに軍配が上がるはずだ。
ただ、プレッシャーを跳ね返せない。縮こまり、固くなり、シュートが入らない。
いくら技術があろうと、ゲームで発揮できないと意味がない。技術と心が一体となって高いレベルにないといけない。
心は、ある程度鍛えられるものだと思うが、持って生まれたものだとも思う。
ジラは、ミランのFWに必要な心を、持っていないのかもしれない。
平常心を保ち、冷静にゴールに流し込む。
単純なようでこれほど難しいことはないのかもしれない。
ただ、それができたシェバとできないジラの差が、ミランの勝敗を決めてしまう。
ジラが、できるようになるのかどうかだが、オレはジラを信じてここまできた。
だが、ある程度は経験が埋めてくれるものだと思うが、さっき書いたように持って生まれたものもある。
ジラは、持っては生まれてないのだろう。


ミランの今後はなかなか光が差さない。
ジラがゴールを奪いこれからだという時に、また同じ過ちを繰り返してしまう。
もう勝ち点差がいくつか、といった問題ではなくなってきた。
1つの光は、やはりロナウドということになるのだろう。
ミランに必要な心をヤツは間違いなく持っている。持って生まれている。
今のサッカー界を見渡しても、ロナウドに匹敵する存在は、探すのが困難だ。
もうそろそろ復帰ができるようだし、ロナウドに期待するしかない。
すがるべきものは、もうロナウドしかなくなった。


オレは、本当にジラに期待していた。信じていた。
ただ、このゲームを見た後では、もうジラの見方を変えないといけない。
ショックだ。
オレの見方を覆してくれることを、望んでいる。

2007年11月08日

CL グループリーグ 4節
vsシャフタール・ドネツク
『久しぶり、ピッポ』

ようやくベンチにロナウドが戻ってきたが、この日は出番なし。
ジラは、シュートらしいシュートは1本と、テンションを1つも上げさせてくれないままベンチへ引っ込んだ。
オイオイ今日もか、オレは半ばあきらめかけた。
しかし、この日はピッポに神が降りてきてくれた。
CLの神様は、本当にミランを助けてくれる。それもピッポが大のお気に入りのようだ。
神様、いつもいつもありがとう。
いいヤツだね。今度菓子折りでも持ってお礼に行くよ。


この日は、気温マイナス3℃と言っていたから、選手たちも寒かっただろうが、見ていたオレ達も本当に寒かった。
両サイドバックが攻撃に絡めないミランは、こういうゲームしかできなくなる。
前線はジラ1人、徹底的につぶされ、カカは前を向くことを許されない。
ピルロは保身なパスしか選択することはできず、ガットゥーゾの技術不足が露呈する。
ボネーラとセルジーニョがサイド攻撃をしないと、ミランの攻撃は行く手を失い、あまりディフェンスが強くないシャフタールに完封されていた。
セットプレーでしかチャンスができない、なんとも悲しいお粗末ぶりだった。


ただ、シャフタールも攻撃にキレがない。
うまい選手や危険な匂いのする選手はいるが、結果を残せる選手がいなかった。
挙げるならルカレッリなのだろうが、ルカレッリはネスタもカラーゼも知り尽くしているからね。
シャフタールの攻撃は、確かにヒヤヒヤしはしたが、怖くはなかった。
0-0が妥当な結果だろうと思えたし、録画で見ていたので早送りしてみてやろうかと考えるほどだった。


だが、それもピッポが出てきてからすべてが変わったよ。
やっぱりピルロのパスを引き出すことができるピッポの存在は大きい。
相手は混乱していた。
おそらく、ピッポという特徴は、実際に相手にしないとわからないほど稀有なプレースタイルなんだと思う。
だから、あまり対戦経験のないチームと戦うCLでピッポはゴールを量産できるんだろう。
セリエAでは、ピッポはばれてしまっている面がある。
モンテッラなど、似たタイプのストライカーがイタリアにいるし。
こういう生かし方をすれば、ピッポは今後もオレ達にたくさんの幸運を運んでくれるだろう。


ロナウドの復帰は持ち越されたが、ジラはゴールこそなかったといえ、調子は上向きだ。
カカもコンディションは落ちてはいない。
ピルロやセードルフ、アンブロジーニには多少疲れを感じるが、まだ心配するほどのレベルではない。
何よりもはやくヤンクロフスキの復帰を望むね。
両サイドバックはミランの生命線の1つ。オッドのコンディション上昇とともに、今のミランに必要なのは、まずサイドバックだろう。
ロナウドが復帰すればいろいろな問題が一気に片付き、浮上のきっかけをつかむことが出来るようになると思う。
ミランに少し光が差してきたかな。
そんな希望を抱かせてくれるゲームだった。


幸いアウェイが続き、プレッシャーのかかるゲームはやってこない。
次にサンシーロのピッチに立つユーヴェ戦まで、3ゲームすべてに勝ち、ロナウドやジラがゴールを奪い、ピッポもそれに遅れをとることなく主役を競ってくれれば、ユーヴェ戦をいい雰囲気で迎えることができるだろう。
ユーヴェに勝てば、一気にサンシーロの呪縛から開放されるはず。
この一戦の意味を高めるためにも、3戦全勝はノルマだ。
おそらくスカパーで放送しないだろうから、オレは見ることができないんだろうが、そんなことよりも勝って欲しい。
これはラストチャンス。
ロナウド復帰でミランに火がつかなければ、もう今シーズンは湿気たまま終わってしまう。
ロナウドには今、大きな期待をしている。
裏切ったら、ただではおかない。

2007年11月26日

セリエA 13節 vsカリアリ
『楽しませてくれ』

久しぶりにミランを見たような気がする。
まず、その原因となった暴動のことについてふれたい。
去年は警官が亡くなり、今年はティフォージが亡くなった。
根本にあるものは何も変わっていないということだと思う。いつまでこんなことを繰り返すのだろうか。
カカが、ミランをというよりセリエAから離れるかもしれないというコメントを残していたが、それも当然のことだと思う。
イタリアにカンピオーネはいなくなってしまうんではないだろうか。オレはそう思う。
非常に悲しいが仕方がない。セリエAのイメージは、もうくつがえらないだろう。いや、もう改善されないんだろう。


今回、久しぶりにミランを見れて、オレは正直うれしかった。
時間が開いたというのもあったが、すごく楽しみにしていたし、とても楽しい時間が過ごせた。
こういう時間を取れ上げてほしくない。
それだけは勘弁してほしい。
ミランを見ることを、セリエAを見ることを、生活の一部として捉えている人は多くいるはずだ。
何も多くは望まないから、頼むから、オレの人生の最大の娯楽を、汚さないでほしいし、これからもずっと楽しませてほしいと思う。


さて、ゲームの話に移ろう。
まず、なんといってもロナウドが復帰した。
で、さてさてどんなもんかい、と思ってみていたら、いきなりの失点。非常に不快な気分にさせられた。
そして、まったくハーモニーのないロナウドとジラの2トップが前線に陣取り、フォッジャに好き勝手にプレーさせている。
カカはいつものようにスペースを見つけられず、ピルロのパスは大きく精度を欠いて、大黒柱の2人が機能していない。
なんだこのミランは。腹が立つというよりも、呆れてしまった。


フォッジャ。
彼は素晴らしいテクニックと素晴らしい心臓を持った選手だね。
テクニックはいうことなしに今のセリエAの中では10本の指に入るのではないだろうか。左足のタッチはとても繊細だ。
しかし、それ以上にそのテクニックを操る心臓が、オレは大好きだ。
一見、かなりわがままなプレーに見える。
よほど監督選手から信頼がないと、大きく物議を呼ぶだろうと思う。
だが、挑戦せずに、得るものなしだ。どんどん向かっていき、どこからでもシュートを放つ。
自信の塊のような心臓を、フォッジャは持っている。
おそらく近いうちにビッククラブでプレーするようになると思う。
そこからが、また楽しみだ。
今度は、魅せるだけではなく、勝たないといけない。数字も必要になってくる。プレッシャーも膨大になる。
ただ、フォッジャならやってくれそうな気がする。
ぜひ、ミランに来て、カカとコンビを組んでほしい。


で、ゲームだが、後半に入ってもなんら変化も進歩もないミラン。
アンチェロッティが珍しく好采配を見せる。
ボネーラを投入し3バックへ変更した。
これで、セルジーニョとオッドのスタートポジションが高くなり、攻撃がとても活性化された。
ミランにおいてのサイドの重要性が改めて証明されたともいえると思う。
だから、セルジーニョが復帰したというのは、とても明るい材料だ。
やっぱりいいクロスを入れるし、もっと試合感が戻ればドリブルもスピードが出てくるはず。
この日MVPの活躍をみせたセルジーニョの復活は、このゲームの数少ないポジティブな要素だったと思う。


内容は、とても悪かった。
が、勝てたというのが、何よりだったとも思う。
ロナウドが復帰したし、ジラはゴールを奪ったし、悪いことばかりのゲームではなった。
勝つことでしか得られないものもあるし。
ただ、本当にこんなゲームを続けていてはいけない。
ピルロのFKなんて、年に2,3回くらいしか入らないんだから。
こういうハラハラも嫌いではないし(最後に勝つのなら文句はいわないが)、圧倒的に強いミランで、オレを楽しませてもらいたい。


さあ、ミランが来日するまで、あと10日と迫った。
浦和との対戦となってくれればいいね。ガツンとやっつけてやってほしい。
だが、その前にCLとユーヴェ戦がある。
ガリアーニも言っていたが、12月は素晴らしい月にしてもらいたいもんだ。

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日程・結果

6節 vsカリアリ(A) 0-0


7節 10/19 vsサンプドリア(H)

8節 10/26 vsアタランタ(A)

9節 10/29 vsシエナ(H)

10節 11/2 vsナポリ(H)

11節 11/9 vsレッチェ(A)