CL グループリーグ 1節vsベンフィカ『強いミラン』 (rossonero)

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CL グループリーグ 1節
vsベンフィカ
『強いミラン』

楽ちんなゲームだったぜ。
FKで点が取れると、ほんとうに楽だ。
ピッポのゴールも狙い通りの一撃。ピルロ様様だ。
守備陣も危なげなかったとはいわないが、悪くはない。格の違いを見せ付けての勝利だった。
CL王者としての初戦、連覇を目指すミランは、その力を存分に持っていることを証明して、素晴らしいスタートを切れた。目指すはモスクワのみだ。


この日の中盤の5人、最終ラインの4人で構成されるチームは、もはや完成形といってもいい。
何よりピルロとカカの特徴が最大限生きている。これが一番大きい。
そして、セードルフが経験に舌打ちされた絶妙のポジショニングをとり、ガットゥーゾがディフェンス力と活力をもたらし、アンブロジーニはPA内で抜群の強さを発揮し、玉際に強く、腕章を巻く責任感をもってプレーしている。
ピルロとカカを取り巻く選手たちも、その特徴を余すところなく発揮できている。


最終ラインも、いい。
ネスタの存在感はいうまでもなく、カラーゼはたまに不安定なところを見せるが、勇敢なプレーは頼もしい。
そして、これもミランにとって重要なのだが、サイドバックの2人が高い位置でポジションを取り、攻撃に力を発揮できている。サイド攻撃が非常に効果的で躍動感があるのも、このシステムの大きな利点だ。
ジーダが多少不安定だったが、そこはもう心配しても始まらない。調子が上がるのを待つしかない。
アンチェロッティが苦難の末に見つけ出した産物は、ローマのスパレッティと並び、独自のシステムを作り出した。もっともっと賞賛されるべきだと思う。


ただ、このシステムの成否は、1トップが握ってもいる。
この日はピッポが、素晴らしいパフォーマンスを見せて1ゴールでは足りないが、いい活躍をしてくれたから良かった。
だが、果たしてジラだったどうだっただろう。不安は抱かずにはいられない。
完全試合と称された、昨季のCLマンチェスター・ユナイテッドの第2戦も、ピッポがスーペルだった。ファイナルも。
ピッポにいつもスーペルでいてもらわないといけないようでは、苦しいと言わざる得ないのも本音だ。


このミランの1トップは、とにかくみんなが作ったチャンスを抜け目なくゴールに結びつける力が、何より求められる。
おそらく、ロナウドが復帰すれば、適任者となるような気がする。
だが、ヤツは信頼できないし、ジラはまだまだ時間がかかりそう。
ピッポにはできるだけ長くスーペルでいてもらわなければ、せめて12月までは、お願いだ。


このゲームで勝利を収めたことで、グループリーグ突破はほぼ間違いなくなった。
俊輔がシャフタールに負け、2位争いは激戦が予想されるが、ミランの通過はそう困難な作業ではなくなった。
次節のセルティックパークでの一戦は、セルティックも必勝でくるだろうが、今のチーム力では苦にする相手でもない。
グループリーグを早々に楽な展開に持っていくことは、クラブW杯もあるので、とても大事なことだ。
俊輔には悪いが、次節もしっかり勝たせていただこう。


さて、ここからはウィークデーのゲームが続き、連戦が続く。
パルマ、パレルモ、カターニャ、セルティック、ラツィオ。10月の代表ウィークまでの相手は、強豪とはいえないだけに、連勝を飾っていい流れを持ち込みたい。
ジラのゴールやカカの爆発といった、好材料も手に入れば言うことないけど、まずは勝ち点をしっかりと積み上げておきたい。
まあそうなりそうな予感はプンプンするので、いい時間を過ごさせてくれるはず。
ミランは強いねぇ~、という、優越感に浸らせてもらいたいね。


ミランの強さを再確認したと共に、このゲームの素晴らしさは、他にもあった。
ルイ・コスタの帰還は、なんとも感慨深い素晴らしい出来事で、欧州サッカーのこういったドラマが、オレは大好き。
ルイは今シーズンでの引退が濃厚なようだが、あのエレガントなプレーと、オレにとっての初のビックイヤーをもたらしてくれた選手の1人として忘れることはないだろう。
いや~、久しぶりに、強いミランを、いいゲームを見ることができた。
今後もこのハイレベルなサッカーを維持してもらって、いい時間を過ごさせてもらいたい。


インテルは、もうお決まりのように負けた。
話題には事欠かないやつらだね。
ジーコに負けるとはね~

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