移籍終了だと『このままじゃやばい』 (rossonero)

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移籍終了だと
『このままじゃやばい』

ガリアーニやベルルスコーニが、自分でビックネーム獲得をほのめかし、オレらを期待で胸いっぱいにさせておきながら、すべてに空振りしやがった。
エトー、ロナウジーニョ、ドログバ、シェバ。まあ、それはそれは素晴らしい名前ではあったのに。
魅惑的な前線ができると、久しぶりにシーズン開幕をウキウキで迎えられると、思っていたオレはそのギャップでテンションが急降下してしまったよ。


彼らがダメだと方向転換をしたミラン首脳陣は、なんとバチスタに触手をのばした。
バチスタ~? オレは彼の魅力を知っているつもりではあるが、ミランらしい選手ではない。
エレガントではないし、ブラジル人なら誰でもいいというもんではないだろ。
確かにたくさんのポジションをこなせるところは魅力だけど、カカとの相性もそれほどいいとは思えない。
まあ、結局来ないようだからどうでもいいが、あんな思わせぶりな言い方をしておいて、それがバチスタであり、さらにふられてしまった。
何をやってんだか。


ただ、すべてに空振りしたわけではなく、パトはミランに来た。
これは素晴らしいことだと思う。誰もがいうように将来性はある選手だと思うし、そういうカンピオーネがミランを選択してくれたことがうれしい。
でもまだ10代だし、カカと同じような結果を期待するのは少しかわいそうだろう。
ゲームに出場できるのも来年からのようだし、まずミラネッロに慣れ、ミランの選手として認められることからだ。
カカがその良き手本になってくれることを期待したいし、カカとパトが素晴らしいハーモニーを奏でてくれることを、とりあえず夢に見ようと思う。


今オフの欧州移籍市場を見ると、イタリアは全体的に低調に終わっている。ミランだけじゃなく。
イングランドやスペインと比べると、比較にもならないほどだ。
やはりミランがビックイヤーを獲得したといっても、セリエAに魅力がないということだろう。
スペインとイングランド間での移籍は、数年前に比べてとても活発になった。イタリアは蚊帳の外にいるかのようでもある。
だからパトがミランを選んでくれたことはすごいうれしいし、今後もマルセイユのナスリなんかはビッククラブ間での獲得争いが繰り広げられるだろう。
ぜひ、イタリア(インテル以外)にやってきてほしい。
そうやって少しでも多くのカンピオーネを集めることが、セリエAの魅力を取り戻すもっともな近道だろうから。


ざっと見渡してみても、やはりどのチームにもビックネームはなく、さびしさがつのる。
大型補強を期待していたユーヴェも、どちらかといえば選手を引き止めることに精一杯で、噂された選手の獲得は結局なし。はっきりいって、ユーヴェはとっても厳しい戦いをしいられるだろう。
今オフで一番驚き、一番魅力を感じたのが、ヴィエリのフィオ加入だ。
これは本当に素晴らしい。楽しみだ。
もしかしたらトーニを補って余りある可能性もあるし、復活したヴィエリの姿はぜひとも見たい。
あと、モンテッラのサンプドリア復帰もいいね。もうひと暴れしてほしいし、ゴールすることにかけては、コイツはタイプは違えどピッポと同じくらい独特な才能を持ってるから。
ベテランFW陣のリベンジ戦は、今季のセリエAの注目ポイントになりそうだ。


インテルは、キヴ争奪戦に勝利し、スアソを前線に加えた。マイナスはないし、まあそこそこの補強といえるだろう。
だが、インテルは必ず昨シーズンほどうまくはいかない。今季もNO.1の戦力を持っていると思うが、マンチーニは必ず糾弾される時が来るだろう。オレは確信している。
その時どうするかだが、アドリアーノの復活というのが鍵を握っていると思う。
サッカーファン、カルチョのファンとして、アドリアーノには復活してほしいと思うが、こればっかりは、一体どうなるだろうね。
まあいつものことだが、このチームは、本当にふたを開けてみないとわからない。
それともう1つ。みんな思っていると思うが、レコバは移籍させてやれ。
レコバのプレーもサッカーファンとして、ピッチで見たいから。


そして、昨季2位で魅力的なサッカーを見せてくれたローマ。
まずトッティの代表引退だよ。オレ個人的には悲しい決断だった。代表で大きな結果を残すことなく終わってしまうことになるとは残念だ。
これからは、ローマだけでしかトッティは見られない。
でも、ローマでのトッティが一番輝いているわけだから、これでいいと思うし、とにかく今後もたくさん楽しませてほしい。
で、今オフのローマの移籍だが、キヴの移籍はもう既成事実で避けられなかったけど、その代役にはファンを獲得したし痛みは抑えたと思う。
で、ジュリやエスポージトがやってきた。これはいい補強だ。トッティの代役は依然いないが、トッティの変わりは世界中にいないからしょうがないし、これでいいんだ。
トッティの仲間たちは昨季よりもグレードアップされたから、今季のローマも面白いサッカーを見せてくれると思う。願わくば昨シーズン以上を期待したいけどね
あと、パレルモは昨季ブレークしたアマウーリとミッコリの2トップになる模様。今季も台風の目になる可能性大だ。


では最後に、トレーニングが始まってからのミランのトピックスをざっと整理してみようと思う。
マルディーニは10月の復帰がめどのようだ。まあマルディーニにはクラブW杯を目標に、日本では必ずプレーできるように調整を続けてくれればいい。
それと、ネスタも代表引退を発表した。ローマに生まれた偉大なカンピオーネの2人がアズーリから去ることになったわけだが、アズーリの世代交代は一気に進めなくてはならない状況に追い込まれた。ドナドーニは本当に大変な仕事を任されることになったと思うよ。
あとはそうだな、ケガをした選手がいないというのは朗報だ。ロナウドは何キロなのかは公表されていないが、いちおうトレーニングには参加しているようだ。


モスクワで行われているカップ戦に参加しているミランはPSVと対戦している。
モスクワは今季CLのファイナルが行われる場所だ。
「今季モスクワでシーズンをはじめたミランは、またこの地に戻ってきた」
とかなんとか、来年5月にオレに書かせてほしいよ。
PSV戦のメンバーだが、まったく面白味もなく、
GK:ジーダ
DF:オッド、ネスタ、カラーゼ、ヤンクロフスキ
MF:ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ、セードルフ、カカ
FW:アウバメヤン
でスタートしたようだ。ロナウド、ピッポ、ジラルディーノはロシア遠征には参加していない。
なんだか、早くミランを見たい、という欲求にかられないのはオレだけではないだろう。失望さえ感じる。


だが、まあ安定感のあるメンバーではあるし、今季も一定の成果は期待できそうではある。
オレが求めるノルマはこれから考えようと思うが、インテルに負けることだけは許されんね。
それにしても、危険な空気を感じるんだよね。
選手、監督、首脳陣からは、「昨季欧州を勝ったチームだから~」というコメントを目にするが、そこまで強さを誇示できたわけじゃない。なんでそんなに楽観できるのか不思議なほどだ。
このままでは今季も必ずや問題が起きる気がする。そして、ガリアーニは冬に忙しく動き回らないといけなくなるんじゃないだろうか。
そうならないように、まだあと1ヶ月近くある夏のうちに、真剣に動き回り選手を獲得したほうが絶対いい。
このままでは、絶対やばいことなる。
たぶんバルサからは誰も出ないんだろう。
ならばシェバじゃないのか。もうシェバしかいないだろう。
ベルルスコーニよ。愛すべき男を連れ戻せ。オレは金の問題ではないと思うぞ。

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