CL ファイナル プレビュー『信じきっている』 (rossonero)

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CL ファイナル プレビュー
『信じきっている』

いよいよ明日、ミランが欧州チャンピオンになる日がやってくる。
もうはやくきてくれという感じだ。待ちきれない。
ビックゲームの前は不安も抱くものだけど、なぜか不思議と今回はまったく不安が沸いてこないんだ。
オレは確信している。
絶対負けるわけがないと、信じきっている。
どうやって明日喜びを表現しようか、今考えているところなんだ。


それにしても、相手がくしくもリバプールになったということで、2年前を振り返らないわけにはいかない。
そう、3-0の前半、0-3の後半、その後PK戦で敗れたゲームだ。
忘れようにも忘れられない、あのゲーム。
負ではあるが、伝説として俺の中に巣くってるからね。
リベンジという言葉はあまり使いたくないが、そういうゲームだ。
明日、喜びをひとしおにさせてくれる、序章となったゲームともいえる。


簡単に振り返っておこう。
マルディーニがいきなりゴールを決め、クレスポが2ゴールを積み重ねて、完全にはまった前半を過ごした。
しかし、54分から6分間で3ゴールを叩き込まれ同点に。
延長戦を経過し、PK戦で敗れてしまった。
ミランは、6分間でビックイヤーを投げ捨ててしまった。
悪夢だった。何が夢で何が現実なのか、消化するのに苦労したのを憶えている。
まだこのコラムを書き始めていないころだったから、その時の感情が文字として残っていないが、一体どういう風に書いたんだろうと思うよ。
まあたぶん、審判への罵倒から始まったであろう事は間違いないけどが。


こんなゲームがあって、明日がある。
2年前出場しいて今いない選手は、まずなんと言ってもシェバ。そしてクレスポ。2トップは2人ともいなくなった。
あと、スタムがいたね。ヤンクロフスキーと変わった格好になる。
一方リバプールは、トップが変わり、ヒーピアがアッガーに変わった。
お、あと英雄デュデクがレイナに変わったな。
まあ、両チームとも監督が変わっていないし、核が変わっていない。
シェバがいない。(スタンドで観戦するらしいが)これが一番変わったところだろう。


さて、スタメン予想をいこうか。
まずリバプールから。
DFラインは変えようがないだろう。フィナン、キャラガー、アッガー、リーセで決まりだ。
問題は中盤。ジェラードの位置だ。
オレはセンターできてほしい。クロスをあげられたほうが嫌だ。
ジェラードがセンターできてくれれば、ジェラードの守備の負担が大きくなる。そうなったほうがうれしい。
でもたぶんベニテスは、シャビ・アロンソとマスチェラーノをセンターにおくんだろう。
ジェラードは右に置くと左は誰だ?ゼンデンは微妙らしいし、ジェラード左で右にペナントか?
で、2トップはどうしてくるんだろう。クラウチなのか、ベラミーなのか。
オレはクラウチできてほしいね。ヤツが大舞台で何かできるとは思えない。


ミランはどうなる?
マルディーニの出場も間違いないようだし、クリスマスツリーの星の部分以外は変わるわけがない。
1トップをどっちでいくかだけだ。
アンチェロッティのここまでから想像すると、ピッポではないだろうか。
だがベルルスコーニは「スタメンはジラで途中からピッポがいい」と言っているよう。
オレもベルルスコーニの意見に賛成だ。
ピッポは途中からでも仕事ができるから、ピッポがベンチにいればジョーカーを持っていることになる。
だが、ピッポに長い時間を与えたいのも確か。ピッポの勝負強さを最大限使いたい。
まあ、ここはアンチェロッティに任せる。この選択はとても大事だ。
たぶんアンチェロッティはまだ迷ってるだろう。


ゲーム展開を予想すれば、2年前みたいにいきなりスコアが動くことは考えにくい。
リバプールはしっかり守ってくるだろう。
たぶんカカにマスチェラーノをマンマーク気味にぶつけてくると思う。
僅差のゲームに持ち込みたいのが、リバプールの思惑だろう。
ミランとしては、先制点がほしいのは当たり前だが、それまでしっかり我慢して戦うことだ。
先制点をリバプールに与えてしまっては、とても難しいゲームになる。それだけは避けたい。
あと、やっぱりセードルフがどんな仕事ができるかは、大きなターニングポイントになる。
いいチャンスは作ってくれると思うが、それを決めれるかどうかだ。
でも心配はいらないだろう。今セードルフはすこぶるいい。


ゲームを大きく動かす出来事が起こるとしたら、それが偶発的なものでないとしたら、チームの顔であるカカかジェラードが動かすはずだ。
それは間違いないと思う。
どちらがより決定的貢献度を果たすか、これがすべてかもしれない。
この点も心配はいらない。カカは今、世界一の選手だ。
それをこの大舞台で証明してくれるだろう。


では、最後にミランが勝つ理由を並べようか。
まず、アテネという地は、93/94シーズンにクライフ率いるバルセロナを決勝で破った場所。歴史は繰り返されるものなんだ。
そして、主審を務めるファンデルとミランはすこぶる相性がいい。ミラン5戦5勝。リバプール1勝2分。悪くないでしょ。
シェバが「ミランが2-0で勝つ」と言っている。まあ、これはどうでもいいか。
でも、モウリーニョもファーガソンもカペッロもみんな言ってるからね。そういえばカーンも言ってた。
まあ、間違いなくミランが優勢なのは間違いない。現状強いのはミランだ。


今シーズンのCLを思い返せば、予備予選ツルベナ・ズベズタ戦から始まったんだ。
らくちんなグループをのらりくらりと勝ち上がり、俊輔を倒して、バイエルンを葬り、ユナイテッドとの事実上の決勝戦に勝ってここまできた。
苦労もあったし、素晴らしい夜もあった。
さあ、いよいよ明日が最後だ。
ほんと、見出しは何にしようか。「カカが世界一」 「グランデミラン」 「また1つ増えた」
では、楽しみにしていてください。

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