CL ベスト4 2nd.legvsマンチェスター・ユナイテッドレジェンド (rossonero)

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CL ベスト4 2nd.leg
vsマンチェスター・ユナイテッド
レジェンド

「俺たちでさえファイナルに行けるとは思っていなかった」ガットゥーゾ。
オレもまったく思ってなかった。というか誰が心の底からそう思ってたヤツがいる。そいつは単なる精神異常者だろ。予想外、想定外、信じられない。余計うれしいね。
「イタリアサッカー全体に士気を取り戻させてくれる勝利だ」セードルフ。
オレらこそがイタリアの旗手、いや世界の旗手なんだよ。お前には本当に頭が下がる思いだ。
「時には厳しい批判も受けたし、中には人に対する敬意を欠いたものもあった」ジラルディーノ。
いじけんなって。オレは、ずっとお前のことを信じてたぜ。
ちゃんとわかってたぜ、やるときはやるという男だということを。
オレは、カカのゴールよりも、ジラのゴールが一番うれしかったんだから。


「夢のようなことだ。我々はまさに完璧なサッカーを披露した」アンチェロッティ。
監督が、夢のようなこと、とか言ってんじゃないよ。情けないねぇ~
まさに完璧だった。この強いミランは、お前が作ったものだ。夢なんかじゃないよ。
「自分自身の最高点に達することができた」カカ。
お前は世界一だ。そして、まだまだ最高点なんかじゃ全然ない。
まだまだ上へ、オレらを連れて行ってくれよ。
カカに出会えたこと。カカがロッソネロを着ていること。本当にうれしい。誇りだ。
ありがとう、カカ。


クレイジーなミランだった。
こんなにミランが強いとは、失礼ながら思っていなかったんだ。
勝つと思ってたし、信じていたよ。2-0というスコアを予想していたんだ。楽観的なオレがね。
でも、いかにオレの中の楽観能天気野郎も、3-0は無理だった。
ここまでの完璧は、サッカーにおいてなかなかないよ。
しかもこのビックゲームでさ。このゲームは、伝説のゲームに加えられるべきでしょ。
少なくとも、オレの中のベストゲームランキングからは、消えていくことはないだろうね。


どしゃ降りのサンシーロ。あの降りようは、サンシーロでは過去見たことがないほどだったと思う。
その中で、カカの表情がとても印象的だった。あまりにもいい男だった。
そして、どうしても抱いてしまうわずかな不安を感じながら、緊張のキックオフ。
たまらんよ、この緊張感。旨い。美味すぎるんだ。
だけど、この緊張感は7分のカカのシュートでなくなっちまった。もう、勝利を確信した。
そしたら、案の定11分に先制ゴールが突き刺さった。
もう、勝った、からね。その後は祝杯気分だった。


ちゃんと、真面目には見てたよ。
ファーガソンは、C・ロナウドを左サイドに持ってきたけど、これはミランにとってありがたかった。
なんといっても、ここはガットゥーゾがいるところ。ミランのもっとも強いところだからね。
ここでの勝負にガットゥーゾが勝利してくれたことが、完全なるミランのゲームになった一番の要因だと思う。もし、C・ロナウドが右にきていたら、セードルフが引っ張られて、展開も変わっていただろう。
スコールズとキャリックは厚い中盤を突破できず、ルーニーは孤立してしまった。
ネスタとカラーゼにとって、あまり仕事をしたという充実感のないゲームだっただろうね。
それほど中盤の争いで、ミランは完全に勝利を収めていた。


ユナイテッドは、明らかにゲームの入り方で、受身に回ってしまった。
サンシーロの雰囲気に圧されたのか。雨でやりにくかったのか。
やっぱり、リードして迎えたやりにくさがあったんだろう。
オールドトラフォードでのローマ戦とは、まったく逆の立場になり、そのローマ側をそっくりそのまま演じてしまった。
もちろん11分の失点はかなり痛かっただろう。そして、ミスからの2失点目だからね。つらい。
一度狂ったプランは、どんな経験豊富な強者でもそう簡単に止められるもんじゃない。恐ろしいよ。
これが、番狂わせが多発し、伝説が生まれる、サッカーの魔力なんだろうね。


ミランが勝ったからというのももちろんあるが、この対戦は、本当に面白かった。
オレは、今のサッカーは最先端の戦術とか、システムとか、そんなものないと思ってる。
いかにスペシャルな個性を持った選手がたくさんいるか、そして、その個性を殺さずチームとして機能させるかがすべて。
だから、存在する選手の特徴とコンビネーション。これらがシステムという枠を超えて最優先されるべきだと思う。
守備的な選手が多ければ、守備的な戦いをすればいい。攻撃的選手が多ければ、もちろん攻めまくればいい。
その中で、バランス感覚が必要にはなってくる。
ユナイテッドとミランは、特徴は違うし、やっているサッカーも違う。
だが、誰1人個性を発揮できていない選手はいなかったし、その中でベストなバランス感覚を監督が見つけ出していた。
スペクタクルなゲームだった。最先端を走っているゲームだったとオレは思っている。


「このチームのキャプテンでいることを本当に誇りに思う。イスタンブールでの決勝のことは、少なくとも1年くらいは忘れなかった。このチームは恐れを抱くことなどないし、僕も出場できることを願っている。
勝利を収めることで、僕の将来が変わる可能性?トロフィーを掲げられたら素晴らしいだろうね。でも、その後も欧州スーパーカップや世界クラブ選手権があるだろう。だから、完全に続ける気でいるよ」マルディーニ。

さあ、アテネだ。リバプールとの、対戦だ。
オレは今、マルディーニがカップを掲げる瞬間が訪れることを、信じて疑っていない。
どんな悲観的鬱なオレも、疑っていない。
パオロに率いられ、カカが新たなる伝説を刻んでくれるはずだ。
たぶん、ジラのゴールも付いてくるだろう?
さあ、アテネへ行こう。行きてぇ~ けど無理だ・・・
だからお願いだよ、マルディーニ、日本に来てくれ!

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