CL ベスト8 1st.legバイエルン・ミュンヘン自ら選んだ苦難 (rossonero)

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CL ベスト8 1st.leg
バイエルン・ミュンヘン
自ら選んだ苦難

「監督の采配が大きく物言ったゲームであったように思います」 倉敷さんはゲームをまとめるコメントにこの言葉を選んだ。
まったくそのとおりだ。 悲しいぐらいそのとおりだ。
アンチェロッティは、「ヒッツフェルトを警戒している」とか何とかゲーム前に語っていたようだが、よくわかっていたんだな、自分で。
監督の器は、バイエルンのほうが上だということを、自覚していたんだ。
なのに、見事にその差を突きつけられた。 ちょっとはもがけ!
情けないよ。


間違いなくこのゲームは、勝たなければいけないゲームだったでしょ。
ピルロがあんなゴールを決めるなんて、ラッキー以外の何者でもなく、ロシア人審判は、PKまでプレゼントしてくれた。
だが、疲労困憊のオッドをピッチに放置し、一番予想しやすい形で同点を許す。 そして、ロスタイムにだ。誰がどう考えても放り込んでくるだろう、サンタクルスの頭めがけて。 そんなわかりきってる単純なパワープレーで、CB2人が競り負け、ジーダは抜かれてはならないところを通してしまった。
信じられないよ。 バイエルンは他に何ができた? 放り込むだけだっただろ!
そんなわかりきってることで、アウェイゴールを2つと、勝ち点1まで与えてしまうとは。。。


オットマー・ヒッツフェルトが、オレは偉大だとは思わないよ。
すごい采配だったか? スタメンはオレの予想通り。ミランに勝つための特別な戦法なんてものも、なかっただろ。
ただ、ピサロとレールを投入し右サイドを活性化させ、パワープレーのためにサンタクルスを入れた。
オイオイ、普通だろ、セオリーだろ、特筆するところなんかないだろ。
確かに交代で入った選手は結果を残したけど、それはミランが対応しなかっただけ。
アンチェロッティは、まずオッドを代えるべきだった。 屈強なボネーラがベンチにいた。
この選択は、簡単だったはずだ。
ピッポ、グルキュフの投入は彼らしいというか、まあわかるけど、その役割も不徹底だった。
グルキュフには、もっとサイドで守備をさせるべきだった。


ほんと悔いが残るよ。
やってはならないことをしたよ。 勝ち上がっていくチームがするようなことじゃないし、ましてや、経験が最大の売りの守備陣が、犯していいようなミスじゃなかった。
ネスタが復帰しマルディーニも出場。ジーダがゴールを守っている。
久しぶりにこのトライアングルが完成したんだ。
すばらしい出来だった。帰ってきたエレガントなミランに、オレは酔ってたよ。
唯一危惧していたポドルスキーは完封してくれるし、マカーイにも隙を与えていなかった。
完璧だったと思うんだよね、失点シーン以外は・・・


久しぶりに、ピルロもよかったからね。 誤算だよ、これは。
ゴールはちょっと出来すぎだけど、レジスタというプレーを見せていたと思うんだ。
その脇を固めるガットゥーゾ、アンブロジーニも仕事量は多大だったけど、よくこなしていた。
だけどそれがたたって、みんなして運動量がガタッと落ちてしまった。
やっぱり、前線でキープしたりして、休む時間を作ってやれなかったのが痛いね。
ジラは、よくやってたよ。
あのヘディングシュートは叩きつけたかったけど、レイシングをほめるべきだし、厳しいポジションから逃げずに、よく戦っていた。
ただ、もう少しボールを収めてほしかったね。


セードルフもカカもゴールへ向かう一発のパスや仕掛けが多く、時にはキープするなど、時間を作ってあげるべきだった。 休憩時間を。
あそこまで運動量が落ちた原因は、ペース配分もあるけどつねにフルスロットル状態でアップダウンを繰り返させられた結果だ。
テンション上がりすぎ、アドレナリン大放出状態が、彼らを前半からあそこまで走らせたんだろう。
そういうサッカーは大好きだから、責めるつもりはないけど、締めるところはきっちり締めないと。
ほんと、あそこまで走っといて、ショックでかいよ。


2nd.legは、相当しんどくなった。
勝たなければいけない。 相手は、カーンやファンボメルが帰ってくるなど好材料もあるし、かなり自信を持ってゲームに挑んでくるだろう。
ミランはジラが出れず、ゴールを奪わなければいけない状況。
ピッポの1トップ。 もしくはオリヴェイラの起用も考えられる。 アンチェロッティの決断は前者だと思うが、カカへの負担と期待は、莫大に膨らむ。
だけど、一番のポイントを握っているのは、セードルフなんだ。
このゲームも、巧いし、惜しいところまでいく。 だけど結果を出してくれない。
多少あくんだよ、コイツのところが。
だから、セードルフがゴールにつながる仕事をしてくれるとかなり楽になるんだけどね。


週末は、エンポリ戦。これも負けられないが、まあ挽回できる。
アリアンツ・アレーナでは、勝利以外なくなったわけだ。 そりゃ3-3や4-4でもいいけど、それなら勝つほうが簡単だろ!
ウーノゼロってやつでさ。
見せたってよ! マルディーニの偉大さと、カカの格の違いを。
まったくアレほどメイクドラマはいらんと言ったのに、ドラマチックな野郎たちだ!
勝てよ! 勝たなきゃこんなくそドラマはねぇぞ。
主役がファン・ブイテンじゃ、マジお話になりませんから。

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