rossonero: 2007年01月 アーカイブ

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2007年01月 アーカイブ

2007年01月15日

セリエA 19節 vsレッジーナ
勝利というスタート

この結果を素直に喜べない僕は、ひねくれ者なんだろうか。
いや、そうじゃないはずだ。このゲームを見られた方であれば、そういう気持ちは、少なからず抱いたはずだ。
カカの不在での勝ち点3だ。もっと喜んでもいいと思うのだが・・・
このサッカーでは、そうもいかない。


”A HAPPY NEW YEAR!!”と、ご挨拶してくれたピルロのFKは素晴らしく、この上ないスタートをきったミランだったが、ゲームはほぼレッジーナペースで進んでいく。
しかし、この日の殊勲者ヤンクロフスキと支配者セードルフの、抜群のカウンターで35分に2点目を奪う、という去年のミランには、できなかったゲーム展開を見せるも、ゲームを支配しているとは言い難い。
前半のスコアは2-0。文句のつけ所がない。
だが、どこか腑に落ちない。


後半、いくつものチャンスを逃し続けてくれたレッジーナが、ビアンキのスーパーシュートで、1点差に迫る。
このゴールは、その形こそミランのDF陣を責められるものではないが、必然のゴールだっただろう。
その後、インザーギに代わって入ったグルキュフが、相手ボールを奪うとジラルディーノへプレゼントボールを。
これをきっちりジラが流し込み、ゲームの決着をつけた。
スコアは、3-1。勝ち点3を得たのはミラン。
2007年最初のゲームを、勝利で飾ることに成功した。


この結果には、大いに満足している。
3週間開いたので、ミランのゲームに飢えていたし、勝利はとても必要なものだった。
僕は、心から勝利を望んでいたから、充たしてくれるものは、あった。
だが、去年と同じ問題点を、いまだ抱え込んだままだった。
この休みで、なんらかのポジティブな変化を期待していたが、スコア以外の部分で、喜べる要素は少なかった。


まず、よかったことから書こう。
セードルフは、チームの中心としての責任感を背負い、まさにミランの中央に立ち、いいパフォーマンスを見せてくれた。頼りになる10番だった。アンチェロッティが最後まで代えなかったのも当然だ。
勝ちたいんだ!という気持ちを前面に見せてくれていたのが、僕にはとても嬉しい。
そして、ヤンクロフスキ。彼はミランの武器だ。
躍動感があったし、強い意志も感じた。チャンスはほぼヤンクロフスキ経由で生まれていたし、ゴールにも結びつけた。自身でゴールも奪えたと思うが、彼はアタッカーではない。十分な働きだったと思う。


ピルロも、復調を僅かだが感じさせてくれた。
FKでゴールが奪えたというのは、とっても大きい。今後も高確率で期待したい。
あとマルディーニ。やっぱりパオロがいると締まる。
2点目のカウンターは彼がボールを奪って始まったものだし、存在感は絶大。
ピッチに立っていてくれることが、ミランにとってはやはり必要だ。


さて、よくなかったこと。
まず、中盤でのとってもぬるい空気。ガットゥーゾ不在時には必ず生まれるこの空気が、僕は大嫌いだ。
中盤のプレッシャーが弱いから、相手に自由を与えてしまい、ずるずるラインが下がる。
なぜ、中盤でプレッシャーにいけないか。2トップにボールが収まらないから。奪われ方が悪いからだ。
このゲームでの先発2トップは、ジラとピッポ。
2人のパス交換はあっただろうか。コンビなんて言葉の存在が、見当たらなかった。


ジラとピッポ。明らかにピッポの方がチームへの貢献度は高かったと思う。
もともと、PA内が職場の彼が、そこから飛び出して動き出し、攻撃をリードしてくれていた。
一方ジラは、真ん中に陣取ってゴール前での駆け引きを繰り返しているが、光ったプレーは、2つだけだった。
先制点を導いくFKを奪ったプレーの絡みと、3点目のゴール。それ以外、何をしていたかわからない。
だが、アンチェロッティは先にピッポをベンチに引っ込めた。
この気持ち、わからないでもない。非難する気もない。
アンチェロッティは、もうジラと心中することを決めてるし、僕も決めてる。
だが、ピッポの気持ちを考えれば、やりきれない思いにはなる。


アンチェロッティは、決断しなければいけないだろう。
もう、ジラ=ミラン=アンチェロッティと考えるなら、1トップにすべきだ。
それは、もうこのゲームを見て明らかになったはず。議論の必要もない。ジラとピッポ、どちらかを選ぶしかない。
もしくは、ジラの周りを動くような選手を連れてくるべきだ。
カッサーノがいらない?彼こそ必要ではないのだろうか!


ガットゥーゾとカカがいれば、かなり改善されるだろうが、前線での問題を片付けることは、避けては通れない。
アンチェロッティは決断すべきだし、ガリアーニは仕事をすべきだし、インザーギは我慢して結果で語るべきだ。
勝利というスタートを飾れたことは、とっても嬉しいのだが、
3週間ぶりに、またミランの問題点に思い出さされ、頭を抱えなければならなくなった。
そんなゲームだった。


あと、書く気にもなれないが、カラッチに給料を払ってるヤツの顔が見てみたい。
ファバッリは人数合わせでコンパにやってきて、いるかいないかわからないヤツだった。

2007年01月22日

セリエA 20節 vsラツィオ
ロナウドはどうなる

う~ん。0-0、スコアレスドロー。
この結果をどう解釈すればいいのか。ゲームを見ていないので、何を言えばいいのかわからないが、
まぁ、負けなくて良かったと、ポジティブに捉えるしかない。
連勝を延ばしていきたいところだったけど、まぁ仕方ない。
負けないことは、もっと重要だ。


コメントや記事を拾っていると、両チームにとってドローは妥当な結果だったんだと思う。
コッパでアレッツィオに敗戦という、目を疑うようなニュースが届いたばかりだし、良しとするしかない。
連敗しなかったことを、喜びに感じようと自分に言い聞かせてみることにする。
インテルは13連勝を達成しているが、喜び方は人それぞれだということを、自分に教えてやらなければ。


ミランにとって、いいニュースがあったことも確かだ。
まず、ジーダの復帰。ストラーリも獲得したし、もうカラッチを見なくても済むのかと思うと、ホッとする。
ジーダの存在感はやはりデカイ。ミランにかかわる人達の大勢は、精神的な安定感がとっても増したはずだ。
カカの復帰もうれしい。
カカがいないと、ミランにならんし。
まだまだ全快とは行かないんだろうけど、早急にあげていってほしい。
でないと、強いミランにならん。


あと、一応アンブロジーニも復帰。
彼の攻撃的センスに何度も幸福感を味あわせてもらっているので、好きな選手なのだが、いかんせんケガが。
とにかく残りのシーズンをケガなく過ごしてくれれば。
そうすれば、結果を出せる選手なはずだ。
こうやって、ケガ人が続々と帰ってきてくれるのは、うれしい。
あとは、ネスタだ。
だが、ケガが治って戻ってくるだけじゃなく、偉大なネスタの復帰を待っている。


アンチェロッティは、カカの復帰もあったんだろうが、ジラ1トップで挑んだみたいだ。
この判断は当然だと思うけど、無得点は、ちょっと感じが悪い。
ゴールを奪えなかったのに、最後まで1トップを貫いているので、アンチェロッティの決意を感じることができる。
なのに、ノーゴール。ほんと嫌な感じだ。
ジラが孤立していたという記事もあったが、今シーズンは我慢と執念(頑固)の男でとおすようだから、継続していくんじゃないかな。
これには僕も賛成だし、文句はない。
結果と内容がパッと明るくなる日が、いきなり来るとは思えないが、そんな日がいつかくることを信じよう。
な、アンチェロッティ。


無得点の何が感じが悪いかって、引き分けもそうだし、今書いた1トップの件もそうなんだが、
ロナウド獲得の話が進んでしまうこと。
ロナウドが解決案だとガリアーニが思ってしまうこと。
ロナウドがミランにやって来る可能性が高まったこと、が一番悪い。
ジラにロナウド不要論を巻き起こしてほしいと思っていたんだが、叶わなかった。


ロナウドがレアルを退団することは、ほぼ決定なんだと思う。
今週のレアルのベンチを見れば、間違いなさそうだ。
ロナウドは、移籍金を自ら支払うとまで言ってる。
彼の気持ちもわからないでもない。
ミランへの移籍となれば、ステータスを落とすこともない。
セレソンへの想いはまだ強いのだろうし、また新たに・・・ トップレベルで・・・
気持ちはわかる。


そしてミランには、欠けているものは確かにあるし、必要に迫られている。
この冬のメルカートでの選手獲得は、絶対だ。
だが、その穴がロナウドで埋まるのだろか。まったくそうは思えない。
今のミランのFWの軸は、ジラだ。
ジラの横にロナウドを並べて機能する可能性の低さは、誰の目にも明らかだと思うが。


ロナウドの特徴を言うなれば、決定力。これに尽きると思う。
確かに、それはミランに欠けているものだ。
ただ、それ以上に必要なものは、局面を個人技で打開する力だ。
ドリブルできる選手。カカの負担を減らし、共により輝けるような選手が必要だと思う。
ゴールゲッターではなく、セカンドストライカー、チャンスメーカーがほしい。
ゴール前で待っているヤツは、ジラ、もしくはピッポでいい。オリヴェイラもそういうタイプだ。


ロナウドを獲て、ピッポを捨てるつもりなのだろうか。
ジラを見放すつもりなのだろうか。
それほどの価値がロナウドにあり、それだけの結果を残してくれるだろうか。
もう消えてなくなりつつある話カッサーノが、現実的な選手の中で、もっともベストだと思うのだが。


残された時間は僅かだ。まもなく結論が出る。
レアルのカルデロンの考えがまったく読めないので、どんでん返しも大いにありそうだ。
31日に決着ってことも、考えられる。
願わくば、ガリアーニがまだ他にも水面下で動いていることだ。
驚かせてくれ、希望を抱かせてくることだ。
ロナウド獲得に、僕は希望を抱けない。

2007年01月29日

セリエA 21節 vsパルマ
セリエAの現状

勝ち点3。オッドのデビュー。開幕以来のピッポのゴール。
このゲームでミランが得たものは、こんなものだ。
まぁ、ミラニスタなりにもっと温かく言えば、リーグ戦10戦負けなし。ボネーラの好パフォーマンス。ジーダの安定感。というポジティブな要素もある。
もっと個人的に言えば、カカとガットゥーゾに新年の挨拶ができたことだろうか。


ラツィオ戦を見ることができなかった。コッパのローマ戦もそう。
このゲームへの飢えは結構高まっていた。
なのに、このゲーム内容だ。悲しくなった。
相手に恵まれ、運に恵まれ、それで何とか手にすることができた勝ち点3。
この勝利は、ミランが奪ったものではなく、頂いたものだった。


勝ちゲームを見せてくれた彼らに対して、失礼極まりないぐらい愚痴しか出てきそうにないので、
ちょっと、今シーズンのセリエA、カルチョについて書いてみようと思う。
06/07シーズンのセリエAは、アズーリの優勝を受けて始まったシーズンではなく、言うまでもなく、カルチョスキャンダルを受けてのシーズン開幕となった。
ユーヴェがBへ。ミランを含めた数チームがマイナスポイントを抱え、セリエAはスタートした。
この裁定の是非はさて置き、この事件が起こったことで、セリエAの株は大暴落を余儀なくされた。


「世界最強リーグ」と謳われた時代は、完全に過去の物となった。
その地位は、誰の目にも明らかにプレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラに奪い取られてしまった。
どっちが「世界最強リーグ」だと問われれば、僕はプレミアリーグだと思うが、これは意見の別れる所だと思う。
セリエAではない。これに議論は必要ないだろう。
今や、セリエAに在籍する世界を代表する旬のスタープレーヤーは、カカ、ズラタン、スタンコヴィッチ、トッティぐらいではなかろうか。ブッフォンも入れてもいいかもしれない。


一昔前を振り返れば、なんとも寂しい現状だ。
選手にとって、今や憧れの舞台は、サンシーロやオリンピコではなく、オールドトラフォード、スタンフォードブリッジ、カンプノウ、エミレーツだろう。
将来を渇望されてやってくる南米の選手たちは、スペイン、イングランドの地を選択しているのは、明らかだ。
選手たちに嫌われてしまっている。と言ったら言い過ぎだろうか。
そうとも言い切れないと思う。


そして、嫌われた原因としてもそうだし、そうなってしまったからともいえると思うが、観客の大幅な減少はひどい。
先日行われたコッパイタリア準決勝ミランvsローマというカードに集まった観客は、約7000人だったらしい。
サンシーロ、オリンピコの閑散としたスタンドは、目にするだけで辛い気分になる。
僕が、TV画面を通してでも伝わってきていたあの興奮が、熱が、今は一つも伝わってこない。
カルチョに狂い、愛していた人々たちも、離れていってしまった。
こんなことが起こるなんて、想像もできなかった。


そして、もうひとつカルチョの重大な問題だと思うのが、これからイタリアを背負って立つスターが現れないことだ。
サッカー界を担う、若きプレーヤーは、今、イタリア人にはいない。
挙げるなら、デ・ロッシだ。だが、残念なことに彼はアタッカーではない。
カッサーノや、悲しいことにジラルディーノは、お世辞にもそういう選手とはいえない。
また同じことになるんだが、イングランド、スペイン、フランス、もちろん南米からも、どんどんとスター候補生が生まれてきている。
この問題を考えると、セリエAの未来に、光はあるのだろうかと真剣に考えさせられてしまう。


インテルの独走により、スクデットの興味も失われつつある今、もちろんインテリスタは大喜びだろうが、セリエAの興味はどんどん薄れていってしまう気がする。
ローマが次節で負けてしまうようなことになると、カンピオナートは終了だ。
インテルには、是が非でもつまずいて頂きたい。ちょっと待って頂きたい。
もしこのまま勝ち続けたいなら、もっと魅惑的な、スペクタクルを見せてもらいたい。
インテルの今シーズンの強さは、もちろん勝負強さと個の力は認めるが、対戦相手によるところが多い。
他チームの弱小化は否めない。
ミランが、今節のようなゲームで勝ってる事態おかしい。


低空飛行を続け、浮上のきっかけさえ見えないセリエAだが、CLというその国のリーグの力を示す格好の舞台がある。
ここで勝利しカップを掲げれば、セリエAの価値は上がり、株の暴落を食い止めることができる。
とてもハードだが、異常なステータスをビックイヤーは持っている。
インテルは決勝リーグの相手がバレンシアだ。最悪だが、セリエAの威厳を示すには、ちょうどいい。
これには、必ず勝利してもらいたい。マンチーニは絶対に勝たなければならない。
内容なんて、この時だけはくそ食らえだ。やっちまえマテラッツィだ。
ミランは、俊輔には申し訳ないけど勝つだろうから心配ないが、ローマはリヨン。これもやばい。
フランスリーグにまで、セリエAが負けるわけにはいかない。
ジュニーニョがケガしていることを、トッティがフルパワーなことを、祈ろう。


そして最後に、これはどう言っていいのかわからないが、セリエAにロナウドが帰ってきた。ロッソネロをまとって。
彼は、紛れもないスタープレーヤーだった。
マルディーニは、マラドーナの次に凄かった、と語っている。
そのロナウドが復活し、ゴールを量産して、またあの怪物に戻ってくれれば。
セリエAの起爆剤になってくれれば。
かなり可能性の低い望みだが、僕は、生粋のカルチョファンとして、セリエAのために、祈っている。願っている。
ロナウドよ!再びサンシーロに歓喜を!

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日程・結果

6節 vsカリアリ(A) 0-0


7節 10/19 vsサンプドリア(H)

8節 10/26 vsアタランタ(A)

9節 10/29 vsシエナ(H)

10節 11/2 vsナポリ(H)

11節 11/9 vsレッチェ(A)