セリエA 15節 vsトリノなぜなんだぁ~ (rossonero)

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セリエA 15節 vsトリノ
なぜなんだぁ~

腹が立つ。苛立つ。あたまにくる。という感情がわいてこない。
トリノ相手に、サンシーロでノーゴールのドローに終わってしまったというのに、怒りや不甲斐なさが頭の中を駆け巡らない、不思議な気分になってしまった。
この展開に慣れてしまった。あきらめてしまった。僕の中にそんな気持ちがあることは確かだけど、でもそれだけじゃない。
一番の理由は、ただ単純にこのゲームが面白かったからだ。


ミランに泥臭さは似合わない。
エレガントに華麗に、相手に力の差を見せつけ圧倒する。そんな姿こそが似合っている。
「お前らに本気出すまでもねぇよ」という王様な日もあれば、「お前ら本気で闘えよ」という自信過剰なだけの馬鹿野郎な日もある。
最後まであきらめない馬鹿さが、ミランにはいい意味でも悪い意味でも、ない。
貴族な精神をもったチームだ。勝利への最大のモチベーションは、誇り高きプライド。そんなチームだ。


だがこのゲームは、別のチームを見ているようだった。
選手たちは、ただがむしゃらに勝利を目指して、鬼気迫った面持ちで闘っていた。
画面を通してガンガンに伝わってくるほどに。
相手は、インテルでもユーヴェでもなくトリノだというのに。
何をしてもダメだった。完全に追い込まれた選手たちがとった選択は、がむしゃらだった。
ついに、ここまできた。


マルディーニが何度も何度も攻めあがる。
さすが主将。この姿勢が完全にチームに火をつけた。
ボリエッロの献身的な運動量。オリヴェイラの体を張った突破。セードルフはどうにかしてチャンスを作り出そうと懸命だ。ヤンクロフスキは左サイドを1人で支配しようと躍起になって駆け上がる。闘魂ガットゥーゾも戻ってきた。
めちゃくちゃ熱かった。「こんなゲームが見たい。必死になれ」といつも言っている僕が、「おいおいこいつら、なに焦ってんだ」と思ってしまうほどの、フルスロットル。
技でも戦術でもなく、気迫でトリノを圧倒していた。


なのに、結局勝てなかった。90分間ゴールは生まれなかった。
最初こそ、ミランの今までとまったく違うオーラに押されてしまっていたトリノだが、しつこすぎる激しいディフェンスを、90分間続けたことは賞賛されるべきだ。
そして、ロジーナ。はじめて見たんだけど、すっごくキレのある危険な選手だった。何なんだコイツは、マジ怖かった。
今のトリノの前線の充実度を見て、大黒がベンチに座れないのも頷ける。
ムッツィのシュート、しびれた。トリノは勝利に値するゲームをしていた。


でもやっぱり、この日はミランのゲームだったと思う。勝たせてくれてもいいじゃないかと思う。
なぜ得点が入らないのか。ほんと不思議でしょうがない。
やっぱり一番の話は、あのPKにいくんだけども、なぜ決まらないのだろう。
ジラルディーノは、練習をするよりもお祓いに行ったほうがいい。
絶対何かにとり憑かれてる、としか思えない。インザーギも一緒に。
どう考えたって、調子が悪いとか自信を失っているとかいうレベルの話じゃないでしょ。
今は、サッカーのコーチよりも、風水の先生や黒魔術師の方が適任だ。


アンチェロッティがどうとか、そんな話題は、今は一切必要ない。
ゲーム内容はよかったんだから。
今必要なのは、このサッカーを信じて続けることだ。
それが、このなに?暗闇、谷底、地獄、を抜け出す最短の道だと思う。


次節はフィレンツェでのゲーム。はっきり言って厳しい。
昨シーズンは、トーニにやられた悔しい思い出が残っている。是が非でも仕返ししてやりたい。
年内はあと2ゲームだ。どうにかこの屈強をだっするきっかけを掴んで、年を越したい。
ジラ~ ピッポ~ オリヴェイラ~ ボッリ~

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