rossonero: 2006年12月 アーカイブ

« 2006年11月 | メイン | 2007年01月 »

2006年12月 アーカイブ

2006年12月11日

セリエA 15節 vsトリノ
なぜなんだぁ~

腹が立つ。苛立つ。あたまにくる。という感情がわいてこない。
トリノ相手に、サンシーロでノーゴールのドローに終わってしまったというのに、怒りや不甲斐なさが頭の中を駆け巡らない、不思議な気分になってしまった。
この展開に慣れてしまった。あきらめてしまった。僕の中にそんな気持ちがあることは確かだけど、でもそれだけじゃない。
一番の理由は、ただ単純にこのゲームが面白かったからだ。


ミランに泥臭さは似合わない。
エレガントに華麗に、相手に力の差を見せつけ圧倒する。そんな姿こそが似合っている。
「お前らに本気出すまでもねぇよ」という王様な日もあれば、「お前ら本気で闘えよ」という自信過剰なだけの馬鹿野郎な日もある。
最後まであきらめない馬鹿さが、ミランにはいい意味でも悪い意味でも、ない。
貴族な精神をもったチームだ。勝利への最大のモチベーションは、誇り高きプライド。そんなチームだ。


だがこのゲームは、別のチームを見ているようだった。
選手たちは、ただがむしゃらに勝利を目指して、鬼気迫った面持ちで闘っていた。
画面を通してガンガンに伝わってくるほどに。
相手は、インテルでもユーヴェでもなくトリノだというのに。
何をしてもダメだった。完全に追い込まれた選手たちがとった選択は、がむしゃらだった。
ついに、ここまできた。


マルディーニが何度も何度も攻めあがる。
さすが主将。この姿勢が完全にチームに火をつけた。
ボリエッロの献身的な運動量。オリヴェイラの体を張った突破。セードルフはどうにかしてチャンスを作り出そうと懸命だ。ヤンクロフスキは左サイドを1人で支配しようと躍起になって駆け上がる。闘魂ガットゥーゾも戻ってきた。
めちゃくちゃ熱かった。「こんなゲームが見たい。必死になれ」といつも言っている僕が、「おいおいこいつら、なに焦ってんだ」と思ってしまうほどの、フルスロットル。
技でも戦術でもなく、気迫でトリノを圧倒していた。


なのに、結局勝てなかった。90分間ゴールは生まれなかった。
最初こそ、ミランの今までとまったく違うオーラに押されてしまっていたトリノだが、しつこすぎる激しいディフェンスを、90分間続けたことは賞賛されるべきだ。
そして、ロジーナ。はじめて見たんだけど、すっごくキレのある危険な選手だった。何なんだコイツは、マジ怖かった。
今のトリノの前線の充実度を見て、大黒がベンチに座れないのも頷ける。
ムッツィのシュート、しびれた。トリノは勝利に値するゲームをしていた。


でもやっぱり、この日はミランのゲームだったと思う。勝たせてくれてもいいじゃないかと思う。
なぜ得点が入らないのか。ほんと不思議でしょうがない。
やっぱり一番の話は、あのPKにいくんだけども、なぜ決まらないのだろう。
ジラルディーノは、練習をするよりもお祓いに行ったほうがいい。
絶対何かにとり憑かれてる、としか思えない。インザーギも一緒に。
どう考えたって、調子が悪いとか自信を失っているとかいうレベルの話じゃないでしょ。
今は、サッカーのコーチよりも、風水の先生や黒魔術師の方が適任だ。


アンチェロッティがどうとか、そんな話題は、今は一切必要ない。
ゲーム内容はよかったんだから。
今必要なのは、このサッカーを信じて続けることだ。
それが、このなに?暗闇、谷底、地獄、を抜け出す最短の道だと思う。


次節はフィレンツェでのゲーム。はっきり言って厳しい。
昨シーズンは、トーニにやられた悔しい思い出が残っている。是が非でも仕返ししてやりたい。
年内はあと2ゲームだ。どうにかこの屈強をだっするきっかけを掴んで、年を越したい。
ジラ~ ピッポ~ オリヴェイラ~ ボッリ~

2006年12月18日

06/07前半戦 通信簿
通信簿

2006年も、もう終わります。
ここでは、選手それぞれに、僕からの通信簿を送ろうと思います。
評価基準は、100%僕視線です。好き嫌いがてんこ盛りですが、あしからず。


まず、三賞たるものを作ってみました。
まず、MVPです。もちろん一番活躍した選手に贈るものです。
そして、がんばりま賞。これは、これからへの期待をこめて、贈る賞です。
最後は、期待はずれで賞。名前通り、期待を裏切った選手が手にする賞です。
そして、通信簿の評価は5段階。
- 素晴らしい
- 良い
- まあまあ
- ダメ
- 最悪
では、はじめます。呼ばれたら返事をして取りにきて下さい。


ジーダ 3
ケガをしたのはとってもマイナスだが、それ以前は無難。
早く帰ってきてくれ、という意味がこもった甘い採点。
カラッチ 2
安定感、という言葉とは程遠いデキ。
GKが補強ポイントであることを露呈。


カフー 3
いまさら、クロスの精度がどうなどと、いうつもりはない。
ケガをせず、右サイドにいてくれ。
シミッチ 3
序盤は良かった。以上。
ケガをしなかったのは○
ボネーラ 3
新人ということで甘い評価。
もっと自信を持ちなさい。

マルディーニ 4
ピッチに立つだけで、存在感は絶大。その姿が見られるだけでうれしい。
残りのゲームを楽しんで、有終の美を。
コスタクルタ 3
ケガ人が続出した時にこそ、いてほしかった。
カラーゼ 2
今シーズン、いやこれから、君がDFの中心にならんといけんのに、ケガをしているのでは話にならん。
後半戦、アンチェロッティを助けてやってくれ。


セルジーニョ 2
あ~ぁ。やっぱり。このままサヨナラなのか?
ファバッリ 2
もともと期待はしてない。
だが、何のためにミランに来たんだ。


ガットゥーゾ 3
とにかくケガだけはしないでくれ。いてくれ。
あと、もっと吠えろ。
ピルロ 1
半分以上寝てやがった。
プレースタイルに行き詰まりを感じる。


ブロッキ 4
よく頑張ってくれた。
後半戦もブロッキの登場機会が多いという状態は、ミランとしては避けたい。
アズーリ召集、おめでとう。
アンブロジーニ 1
シーズンの四分の一以上はケガ。
もう何も期待できない。


セードルフ 3
それなりのプレーは見せている。いなければ、ほしくなる。リズムはつくってくれてる。
だが、その先に進めない。
グルキュフ 3
デビューはとても鮮烈だった分、尻すぼみ。
犠牲心を学びつつ、もっと自分を出せ。


カカ 5
まず残留が◎
ミランのすべてを背負う存在になった。
カカ=ミラン。カカのデキがミランの結果になる。まかせた。
一言だけ。シュートを枠に飛ばしてくれ。


インザーギ 2
スタートダッシュは素晴らしく、夢を見させてもらったが、信じられない失速。
一体何が起こったんだろう。
オリヴェイラ 2
情状酌量の余地はある。セリエA一年目。プライベートの不幸。
ただ、あの開幕ゴールはなんだったんだ。7番が重過ぎる。
ボリエッロ 2
せっかくのチャンスをいかせずまま、ドーピング。消えていくのか~


アンチェロッティ 2
不運が重なった。その言い訳は聞いてやるが、あまりに現状を打開する術に乏しい。
頂点を極めた今のサッカーは、もう古いのでは?
一度壊して、新しいミランを作らなければ、明るいミランはやってこないだろう。
アンチェロッティに、はたしてそこまで望めるのだろうか。

では、三賞の発表です。
MVP ヤンクロフスキ
獅子奮迅の活躍。ポジションを確保したというよりも、ミランの武器になった。左足は貴重な得点源に。
 ようやく持っている力を発揮してくれた。
後半戦も同様の活躍を、カフーに負けず劣らずのアップダウンを期待。
ただ、クロスの対応に難あり。そこだけは修正してほしい。


がんばりま賞 ジラルディーノ
怒りをとおり越して笑いに変わり、可哀そうになった。
人間可哀そうな人を見ると、応援したくなるもの。僕はもう、ジラと共に歩むと決めた。
復調の兆しも見えた。
さぁ、いこうぜ!こっからだぜ!


期待はずれで賞 ネスタ
まったく熱いものを感じさせないまま、早々に離脱。
このままフェードアウトしていっちゃうんだろうか。
ネスタのあの華麗なプレーを、もう見ることはできないのだろうか。
そんなことはないと、信じてる。


自分で書いてて、悲しくなったっす。
愚痴しか出てきません。
シーズン終了後の通信簿は、書いてて楽しいものにしてもらいたい。

2006年12月21日

セリエA 17節 vsカターニャ
やっぱこうでないと

これだよ、これ。
ミランのゲームは、サンシーロでのゲームは、昇格組みを迎えたときのゲームなんて特に、スコアも内容もきっちりとレベルが違うところを示してやらんといかん。
今シーズン、セリエAでの3点差での勝利は初めてなんだよね。
ゲームが終わったときの優越感、久しぶりに味あわせてもらいましたよ。


前節のフィオレンティーナ戦というビックゲームを、スカパーが放送しないという、とんでもないことをやらかしやがったんで、このカターニャ戦をビックゲームくらいの高揚感をもって、僕は待っていたんです。
カターニャといえば森本だけど、残念ながらベンチ入りもなし。
ただ、今昇格組みのくせに、カターニャはCL圏内の4位につけている。
そう、生意気にもミランが目指しているポジションに。
カターニャは初めて見るチームということもあって、なかなかに胸高鳴りました。


ところが、彼らはカカのことを知らなかったようですね。
あそこまでカカを自由にしてくれるなんて。はっきり言って、カターニャ、ぬるかったです。
あんなルーズなディフェンスで、よくこの位置につけていられるな、という印象です。攻撃の方は一発をもってましたけど、怖くはなかったし。
とはいえ、競ったゲームにしてしまった。こうなったのは、まぁ毎度のことで、カカのシュートとオリヴェイラのシュートが枠に飛ばなかったからで、ミラン側に非があった。
ゲームは支配していたし、カターニャが勝つ要素は、かな~り薄かったと思う。
戦前の予想とは違ったゲームになってしまったけど、期待を裏切ったのはカターニャですから、ぜんぜんOKです。


この日のカカは素晴らしかった。
ゲームごとに波があるという批判をよく耳にしますが、シュートが枠に飛ぶかどうかだけだと思うし、相手の根性の差が大きいと思う。
それに、いくらカカといえども、1人ぼっちではどうにもできないわけで、1点目のようなジラとのコンビネーションが見られるようになってきて、チームがカカをいかせるようになってきた。
これでカカもプレーしやすくなるだろうし、ミランのゴール数は確実に増える。
時間はかかったけど、なんとかここまで来ることはできたかな、という感じだ。形らしきものが見えてきた。


フィオ戦で2ゴールをあげ、このゲームでも結果を残したジラルディーノ。
アンチェロッティは、ジラと心中する。と腹をくくったようだ。
そのかいあってか、ゴールの女神の視線に、ジラも映ってきだしたみたいだ。
ゴール前でボールがこぼれてくるようになったもんね。
PA内でのらしいプレーも戻ってきたし、あとは自信をもっともってプレーできれば、だ。
俺は点をとる。俺の仕事はゴール前。っていうふうに、もっと割り切ってもいいと思う。
ミランはどう考えても、ジラを捨てるわけにはいかない。
ジラのゴールがミランの位置を決める。少なくても今シーズンはそういうことになるんだ。


ボネーラ、カラーゼ、カラッチも、よく頑張ってた。
危なっかしいし、ぐらぐら揺れてる感じはあるけど、必死さは伝わってきた。
マルディーニ、ネスタ、ジーダのようなエレガントな香りはまったくしないけど、彼らのオーラも嫌いじゃないよ。
ミランのために頑張ってるってのがよくわかるし、できることはすべてやってる。
この調子でいいムードを作って、帰ってくるであろう彼らに引き継いでもらいたい。
それにしても、カラーゼの頭は銭になるよ。


ガットゥーゾとピルロがもっと元気になってくれれば、ミランのサッカーはもう目の前のような気がしてきた。
ガットゥーゾは存在自体が、とってもありがたい。いてくれればいい。
だけどピルロは、、、元気なさすぎ。
さすがピルロ!は数えるほどというか、そんなプレーを見つけるほうが大変。
休暇でリフレッシュして、ちょっとは目に精気を灯して戻ってきてくれ。


ゲーム後のカカのコメントに、「チャンピオンズに出ないミランなんて考えるだけでもイヤだからね」
というのがあった。
こんなのを聞くと、ベルルスコーニやガリアーニがどんなに出さないといっても、背筋が凍るよ。
もし、もしかしたら・・・ ほんとに考えるだけでもいやだ。
カカを失わないために、カカ!頑張ってくれ!
言ってること意味わからんけど、こうとしか言えんでしょ。


ウディネーゼ戦で2006年もラストです。
カカサンタ。ジラサンタ。
よい子のみんなに、プレゼントをお願いします。
ウディネファンの子も喜ぶような、美しいゴールを。

2006年12月24日

セリエA 18節 vsウディネーゼ
プレゼント

メリークリスマス。
カカが、ジラが、ミランが、なんとオリヴェイラまで、プレゼントを届けてくれましたね。
信じる子は、ちゃんとむくわれるんです。
いいことがあるんです。
僕は信じてました、、、  だから、うれしさ百倍ですよ(笑)


3-0、3-0と年内をカッコよく締めくくってくれたわけですが、終わりよければすべてよし、なんて都合のいいようには、やっぱり思えません。
有頂天になっても、自分でもいいと思うんです。
だって、毎年ウィンターブレイク前のゲームに、ミランはかなり弱いイメージがあるのに、楽勝でしたからね。
普通なら、いい年越しができるはずっすよ。
ですが、ただ、年が明けると、また険しい道が待ち構えていることは、明確ですから。


だって、この日もメンツ、かなりきつかったですよ。
はじめましてアントネッリくん。だったし、ピルロがCBですよ。ありえないです。
が、このゲームのピルロは久しぶりによかったじゃないですか。
PKとったプレーのあのパス。あれがピルロですよ。
ジラの裏に走ったカカに、ピルロからのスルーパス。これはゴール量産パターンになります。
ジラも3ゲーム連続です。ゴール勘が宿ってきました。


確かにチームは、一時の苦悩をだっし、調子を取り戻した姿を見せてくれるようになりました。
そして、年明けにはネスタとセルジーニョ以外、みんな戻ってくるようですが、カルチョメルカートの解禁がなによりです。
そうです、カルチョメルカート。ベルルスコーニとガリアーニはどうするんでしょう。


カッサーノ。っていう話がなかなか頻繁に出てくるようになりましたね。
僕は大賛成です。カカの良き相棒になれる可能性高いと思ってます。
カッサーノといえば性格問題が絶対でてきますが、ユーロ2004のカッサーノ、見てました?
彼には、信頼と高い壁さえ与えれば、すごいプレーするんですよ、たぶん。
サッカー小僧度はルーニーと双璧だと思ってます。
カカ、ジラ、カッサーノ。かなり魅力的じゃないですか。
見たいじゃないですか。とっても魅せてくれそうじゃないですか。


あとは、CBですよね。
こちらは、なかなか好選手を連れてくるのは無理でしょう。
あまり知名度のない選手を連れてきても、ミランの最終ラインは務まらないでしょうから。
A・マドリッリドのペレアを連れて来いって言ったって、無理でしょ。
失点16は、そこまで悪い数字じゃないんです。
マルディーニがやってくれるはずですから、ここは大丈夫ですよ。
とにかくベルルスコーニには、本気度を見せてほしいです。


ウディネーゼを倒したんで、4位のカターニャと6ポイント差に迫りました。
この程度の差ならば、どうってことなさそうです。CL圏内、これは大丈夫でしょう。じゃないと困ります。
贅沢いうなら2位の座がほしい。ですが、ローマとは、21ポイント差。
これは今のところ、非現実的な数字・・・ですね。
ちなみに、インテルとの差は、28ポイント。インテルにこれだけ離されているなんて、記憶にない。
それにしても、インテルは勝ちやがる。
たいしていいサッカーしてないくせに、勝ち点だけは、その強さを認めるしかないぐらい積み上げやがる。
ただでさえ盛り上がりに欠けるセリエAなのに、こいつら拍車をかけまくりやがって。
みんなでどうにかしないと。
あの白と黒のチームは、どこで何やってんだ。あいつらも・・・ だからな。


ベルルスコーニ、ガリアーニ、働け!
お前らからは、クリスマスプレゼントが届いてねぇから、お年玉とあわせてぶっとく包んでもらわないと。

About 2006年12月

2006年12月にブログ「rossonero」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2006年11月です。

次のアーカイブは2007年01月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

日程・結果

6節 vsカリアリ(A) 0-0


7節 10/19 vsサンプドリア(H)

8節 10/26 vsアタランタ(A)

9節 10/29 vsシエナ(H)

10節 11/2 vsナポリ(H)

11節 11/9 vsレッチェ(A)