rossonero: 2006年10月 アーカイブ

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2006年10月 アーカイブ

2006年10月16日

セリエA 6節 vsサンプドリア
頼むよ、カカ

ルイジ・フェッラリスでのゲームだ。昨シーズンも苦労し、ノベッリーノは、いいチームを作っていると思う。
さらに、ここ3ゲーム、ノーゴール・・・。
今のチーム状態、取り巻く空気は、よくない。決して迷路に迷い込んでしまったわけではないが、入り口に足を踏み入れつつある。
シェフチェンコの復帰説、ロナウジーニョの獲得、などが話にのぼっているのが、その象徴ともいえる。
苦戦するとは、思っていた。


アンチェロッティは求心力を失いかけて、チームを先導することが出来なくなりつつある。
カルチョに新風を送りこみ、栄光の時代を築いたが、もう終焉を迎えるしかないのかもしれない。
いい意味でも悪い意味でも、彼のサッカーには、もう驚きはまったくないと言っていい。
ピルロの不在を嘆いて、もう何シーズンたつのだろう。
現状を打破しなければならないことは、間違いない。
選手補強も行えない今、新しい風を吹き込むには、アンチェロッティが思い切って構造改革を行うか、トップが変わるしか、手はないというところまできていると思う。


このゲーム、マルディーニ、ネスタ、ジーダは、とても素晴らしいプレーを見せてくれていた。
失点を喫したあのワンプレーだけは悔やまれるが、あのゴールシーンは相手をほめるべきだろう。
たくさんのスペースをカバーし、クアリャレッラ、デルヴェッキオという厄介な相手に見事な対応だった。
彼らは、勝者にふさわしい、その名に値する、パフォーマンスを見せてくれていた。


インザーギも、ゴールをあげられなかったからといって、誰が責めることができるだろう。
好調を維持し、豊富な運動量で常に顔を出し続け、相手にとって脅威であり続けていた。
勝利への欲望と、ゴールへの渇望は、見ている僕らに存分に伝わってきた。勝利を目指して戦っていた。
インザーギ自身は、ゴールを奪えなかったことに、責任を感じているだろうし、いいプレーもゴールに結びつかなければ意味がないと思っているかもしない。
決して納得してなどいないだろうが、今のミランの攻撃の柱としての存在感は十分だった。


彼らに比べて、ジラルディーノ、セードルフ、カカ、ガットゥーゾらのプレーには、及第点をつけることすら無理だ。
ジラルディーノは、とにかく酷い。ゴールの匂いがまったくしない。怖さがない。物事をきれいにやろうとしすぎている。重症だ。
セードルフは、明らかに運動量が少なくなった。パスを足元でしかもらえていない。ダイナミックさとスキルが同居し、相手の嫌がるところにパスが出せ、走りこめる選手だったはずが、ダイナミックさは失われ、単なるパサーになってしまってる。セードルフも怖くない。
ガットゥーゾは、ピルロがいない時には、その役割も背負おうとして、攻守両面で中途半端なプレーになってしまっている。らしさが出ていない。


カカ。彼に熱を感じなかった。ボールを失うことが多い。シュートは相変わらず枠へ飛ばない。得意のドリブルは、当然相手も警戒し、ファウルお構いなしに止めてくる。完全に行き詰ってしまっていた。
ミランの攻撃を背負っていってくれないといけないのだが、カカには、この負担が重過ぎるのかもしれない。今、カカは大きな壁にぶち当たっている現状だ。
この壁を、カカなら乗り越えられると信じたいが、もしかしたら、その器ではないのかもしれないという気もしてきた。
カカには、ダークな光がない。とてつもなく眩い輝きを放つヒーローは、内に闇を抱えているからこそ、他を凌ぐ光を放てるのだと思う。
カカの光は、危うく危険な、なぜか吸い込まれていってしまうようの光ではなく、王子様が放つような真っ白い光のような気がする。


苦しいチーム事情だが、これからは連戦が続き、重要なカードも多い。ダービーも間近に迫ってきている。
幸いなことに、インテル、ローマにリーグを独走する力はなさそうだが、ミランの背負ったハンディは、返上した-8ポイントだけでなく、アウェイでPKがもらえることはないなど、かなり厳しい状況が続く。
この逆境を突き破るには、ヒーロー出現以外にはない。
期待されるグルギュフがその役をこなせるか。ジラルディーノが一皮むげ爆発するか。オリヴェイラがゴール量産宣言を実行するできるか。カカが、目を開けているのもつらいくらいの、輝きを放てるか。
僕は、やっぱりカカしかいないと思う。

2006年10月26日

セリエA 8節 vsキエーボ
ジラルディーノ~~

いったい、いつまでこんなゲームをみせられるんだ。
相手がかわっているだけで、ずっと同じゲームじゃないか。
パレルモのようなちょっと粋のいいチームに当たると、あっさり勝利をプレゼントしてしまい、無敗というプライドは無惨にも砕け散った。今までは相手に恵まれていたというだけだ。
そしてキエーボとのゲームで得たものは、勝ち点3だけ。たったこれだけのもので、誰が喜んでいられるだろうか。


ボールがゴールに入らない。ほんと不思議なほど入らない。
ここ最近のゴールは、カラーゼのハンドからと、カカのシュートが相手に当たってからと、このゲームのヤンクロフスキのスーパーなミドルのみ。
運の要素が味方してくれなければ、ネットが揺れない現状だ。
アンチェロッティさんよぉ、深刻な状況じゃないだって! そんなこというヤツの頭の中は、かなり深刻だと思うよ。
ここまでくると、何かのウィルスに犯されてしまっているみたいだ。チーム全体に、すみずみまで。


そのウィルスをまき散らしたのは、誰でもわかるようにジラルディーノだ。
このゲームでも、これ以上ないぐらいの決定機を外しやがった。ほんと、怒りをとおりこして笑ってしまった。
実力がどうとか、コンビとの相性だとか、戦術とかシステムとか、もうそんな次元の話じゃないところまできてしまっている。
ペナルティエリア内を仕事場とし、ゴールを重ねることで評価を上げてきた彼が、ゴールを挙げることができないでいる。これはでは、彼の存在価値は0というよりも、マイナスに等しい。
シェバの偉大さがつくづくわかるよ。彼は、こんな重いものを全部背負いながらプレーし、ゴールを決めていたんだよね。


ジラルディーノを外すことを、真剣に考えないといけないと思う。
カカのしらけた表情を見ていて、事の重大さがよくわかる。ジラルディーノが決めない、イコール頑張って作ってきた攻撃が、水の泡になっちゃうわけだだからね。だからまわりが、じゃあオレが、となって、余計なことを考え始め、やりだして、力が入ったりして、うまくいかなくなっているわけだ。
カカのシュートなんかまさにそんな感じだし、ガットゥーゾまで、オレが何とか、とか思ってるもん。インザーギもゴールハンターに徹せずに、ボールを引き出そうとかしてるから、リズムが狂っちゃったんだと思う。
今まで、全員サッカーというより、完全分業制でやってきたチームだから、その役割をこなしてくれないヤツが現れると、機能しなくなっちゃうんだよ。


でも、使い続けるアンチェロッティの気持ちもよくわかる。
他にいないんだよね。
オリヴェイラは、どうやってリーガであんなに点取ってたの?って思うぐらい、弱い。接触プレーを完全に避けてる。
確かにうまさはあるんだけど、顔を出す回数もかなり少ないし、ゲームから消えてる時間が多すぎるよ。
あの開幕はなんだったんだよ・・・ 下手に期待させやがってさ。がっかりだ。
ボリエッロは・・・ 大爆笑したよ(泣)
はぁーあ 1月まで待つか・・・ それまでは、無失点でいくしかなぇなぁ。


いま、かなり悲惨な状況だ。先は暗いよ。まだまだ長いのに、光が差してこないもんね。
なのに、次はダービーなんだよね。このタイミングがいいのか悪いのか。
僕は、今シーズンはスクデットなんてはっきり言ってどうでもよくなってきている。アンチェロッティのサッカーにはもうあきたし、もういい加減に、変えないといけないでしょ。新しいミランがみたいよ。
だから、ミランが4位でインテルが5位なんて結果が一番うれしい。
インテルよりは絶対に上の順位でフィニッシュしたい。これだけは、特に今シーズンは譲れない。絶対にだ。


そして、直接対決であるダービー。これも絶対勝ちたい。
負けたら、なんて考えると背筋が凍るけど、勝ったらでかいよ。
特にジラのゴールで勝ったりすると、最高の起爆剤になる。いいタイミングだと考えたい。
あちらはあちらで大変みたいで、ウィルスを撤去して、レコバという救世主を手にしつつあるが、監督がうちのより、明らかに劣ってる。
どちらにとっても、とても重要なゲームになるよ。
ユーヴェがいない今シーズン。良いも悪いも、カンピオナートにも、両チームにも、もっとも影響力のあるゲームだ。
勝ったほうが・・・ だし。 負けたほうは・・・・ だ。
とにかく今から、祈ることにします。ほんとそれしかできない。
ジラルディーノ。てめぇも、寝る間も惜しんですべての神様に祈れ。
付き添ってやるからさ。

2006年10月30日

セリエA 9節 ミラノダービー vsインテル
忘れられないダービー

アンチェロッティのバカ野郎!
いいゲームだったよ。技術を競うというよりも、意地とプライドがぶつかりあったゲームだった。両チームが見せたサッカーはスペクタクルと呼ぶには程遠いものだったけど、セリエAを好きな方、ミラニスタの方、インテリスタの方は、とても面白いゲームだったんじゃないかな。
満員のサンシーロの中に渦巻くクレイジーなテンション。これぞセリエA!これぞダービー!という、まさに醍醐味満載のゲームだったっと思う。


僕の大好きなゲームだった。
こんなゲームを見せてくれたことに感謝しているし、忘れることはないと思う、深い傷としてだけど。
レアルvsバルサやマンUvsリバプールというビックゲームとも比べようのないくらい、異様な熱をもったゲームで、今季、一番興奮し、叫んだゲームだったね。
マテラッツィを除いて、全選手がダービーという舞台にふさわしい闘志をもって、戦い、ぶつかりあう。特にミランの後半のパフォーマンスは、僕が求めているミランの姿だった。
僕はできなかったが、負けた彼らをを、拍手で迎えたティフォージの気持ちもわからないでもない。


だが、決して満足感に包まれてねむりに付くことは出来なかった。
結果負けてしまったのだから、当然といえば当然なのだが、アンチェロッティの明らかな選択ミスが、納得いかなすぎた。だから、何を書くよりも一番最初に書いた。
この結果を招いた原因の大部分は、アンチェロッティの選択ミスによるものだったのは間違いない。


まず、マルディーニのベンチスタート。
ヤンクロフスキを使いたい。これはわかる。だとしたら、カラーゼかネスタ外すべきだった。マルディーニがなぜミランに必要かは、後半を見れば一目瞭然だ。
そして、1トップでスタートしたこと。
今までも機能していなかったわけだし、ここでジラルディーノを見限るとは、理解できない。誰がどう見ても失敗だった。
このアンチェロッティの2つミスによって、0-2というとんでもないハンデを背負って、後半を戦わなければいけない立場に立たされてしまった。


後半の頭から選手を交代をしたのは当たり前だが、3人を代えたことは評価したい。前半のミスを自分で認める格好になったわけだが、この劇薬投入によって、ゲームをガラッ変えることに成功したのは確かだ。
ただ、インザーギを代えたのは納得できない、理解不能だ。これが最大のミスだ。バカと言ったもっともな原因だ。
これからがむしゃらに点をとりにいく時に、彼ほど適した、必要な選手はいないはずだ。異論がある人?いないと思う。
あと、どうせ大博打を打つなら、グルキュフに賭けてみるべきではなかっただろうか。
マルディーニ、ジラルディーノ、グルキュフがIN。ヤンクロフスキ、ガットゥーゾ、アンブロジーニがOUT。
こっちの方が、面白いと思う。ベストだったと思う。


アンチェロッティがやらかしたこれらのミスは、決して軽いものじゃないよ。
限界は見えてるし、刺激もほしい。FWがどうこうとか考える前に、アンチェロッティの後釜を真剣に考えてほしいね、ベルルスコーニには。
とは言っても、アンチェロッティがクビになることはないんだろうし、少なくとも1月までは今のメンツで戦わなければいけないわけだ。何とかポジティブに考えよう。
ジラルディーノが待望の初ゴールをあげたし、選手たちが見せてくれた闘志は、ほんとに素晴らしいものだった。今後に向けて明るい材料を手に入れることができたゲームでもあったとは思う。
次のゲームのミラン姿が、かなり楽しみだ。後半の気持ちを持って闘うことができれば、好転し始めることは、十分にありえると思う。
逆に、しらけたゲームをやりやがったら。そこで終わりだ。


まったく意味のわからない、くっそたれな裁定のせいで、インテルとのポイント差は、14ポイント。
本当はスキャンダルのことは言いたくないんだけど、理解できない、ありえなくないよ、今回の裁定は。あっちでは、ちゃんと説明されて、みんな納得してるんだろうか?
まあ、文句言ってもどうしようもないから、この14ポイントを意地でもどうにかしないと。
あの青と黒のユニフォームの胸についてる、すっげぇ~似合わないヤツを、剥ぎ取ってやんないと。2シーズン続けてなんて見てらんないもん。マジで、ほんとに、似合わなすぎるから。


次の、ダービーは28節、3月11日。
楽しみだね~。早くみたいね~。どんな状況で迎えるんだろう。願わくば、このゲームに勝てば逆転、なんてシュチュエーションが理想かな。そのためにも頑張ってもらわないと。
この屈辱を忘れず頭に刻み込んで次のダービーを迎え、きっちりと倍にして返してやるよ。
首を洗ってまっとれよ。青と黒。

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日程・結果

6節 vsカリアリ(A) 0-0


7節 10/19 vsサンプドリア(H)

8節 10/26 vsアタランタ(A)

9節 10/29 vsシエナ(H)

10節 11/2 vsナポリ(H)

11節 11/9 vsレッチェ(A)