波乱万丈のオフシーズン
アズーリの歓喜、カルチョスキャンダルの影
今年のオフシーズンは、イタリアサッカー界にとって、ミランにとっても、光と影がより鮮明浮き立つ格好となってしまいましたね。
リッピ率いるアズーリが、ドイツの決勝の舞台まで勝ちあがり、フランスをPK戦で下して、自国にW杯を持ち帰るという快挙を成しとげ、これ以上ない歓喜の渦をイタリア中にもたらしましたが、
ユーヴェを筆頭に、カルチョスキャンダルに汚されたセリエAは、第2審で、判決はかなりやわらいだものの、ファンを暗い闇に陥れたことは間違いありません。
あまりに美しく、明るい光と、前代未聞の汚い闇。
このコントラストが、イタリアサッカーの紛れもない現実ですね。
ミラン
ミランの選手たちは、アズーリに多大な貢献を果たしましたよ。
ピルロは完全に中盤を支配し、アズーリ躍進のタクトを振るい、ガットゥーゾは、闘争心溢れる狡猾なディフェンスで、チームにいなくてはならない存在に。ジラルディーノは、ドイツ戦で自らの価値を証明して見せ、インザーギは出場機会に恵まれなかったが、与えられたチャンスで、きっちりゴールを奪った。ネスタは、怪我により、出場することはできなかったのは残念だったですけど。
ただ、カルチョスキャンダルは、ミランにも降りかかってきました。
第2審で、チャンピオンズリーグの出場権は与えられましたが、来シーズンのセリエAは、-8ポイントからのスタートとなり、ガリアーニには、当然処分が下されました。。
ただ、この判決は、ミランにとって、勝訴と言っていい判決ではないでしょうかね。
だからと言って、罪を犯してしまった事態で、ファンに失望を与えてしまったことは間違いないし、セリエAが、ミランが、信頼を取り戻すことは、そうたやすいことではないだろうとは思います。
その信頼を取り戻すためには、選手が、クラブが、プレーで取り戻す以外にはないです。
メルカート
カペッロ、カンナバーロ、エメルソン、ザンブロッタ、テュラム、ヴィエラの去った、ユーヴェに比べれば、ミランは、このカルチョスキャンダルの影響をマ、イナスと言う部分ではあまり受けてはいないですね(ホッ)
シェバの移籍は、泣けてくるけど、違う意味合いだし、カカの放出も、今のところ、ないと信じてよさそうです。
ただ、プラスの部分では、どうしても埋めなければいけないシェバの穴を、いまだに埋めきれずにいるし、ディフェンス陣の補強に関してもそう。
CL出場権を得たことにより、これから大きな動きはあるかもしれないが、ここまででは、損出を減らしたフロントを褒めるべきかもしれません。
ですが、ようやくここにきて、噂が飛び交い始めました。
F・トーレスをあきらめないだとか、ロナウジーニョへのビックオファーだとかね。
ディフェンスの補強を一番に考えるべきだと思うんだけど、シェバの抜けた穴、そして、ファンをひきつけるためにも、ビックネームの獲得は、是が非でも必要です。
本格復帰した、ベルルスコーニに何とかしてもらわなければいけないし、彼なら何とかしてくれるでしょ。
僕としては、ブッフォン、ギャラスの獲得を期待したいですね。
マルディーニ
言わずと知れた、ミランのバンディエラ、マルディーニが、今シーズンかぎりで引退することを表明しています(泣)
チャンピオンズリーグ出場もかなった今、最高のフィナーレを迎えてもらいたいと、心から願うばかりです。
俺はマルディーニだ、と言うシーズンを送り、最後にはカップを掲げる姿がどうしても見たい。
有終の美、最高のフィナーレへと向かって、チーム一丸となって突き進んでほしいです。
期待を持とう
一時期は、セリエAにも残れるかどうかわからなかったわけですし、CL出場権も手に入った今、期待を持って06~07シーズンを迎えることができることが、嬉しいですね。
残る不安は、カカだけですよ。ミラニスタにとって、泣けるほどのコメントを出しておいて、レアルに行ってしまうようなヤツだとは、ぜんぜん思えませんから、大丈夫だとは思いますけどね。
ズラタンはほしい。ガンバレよ。ベルルスコーニ。という期待も出てきましたし。
まだまだ、熱くなるであろうメルカートとともに、ミランのゲームを観たいという、欲求がだんだん高まってきましたよ。