vsメッシーナ (rossonero)

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vsメッシーナ

 ユーヴェとの勝ち点差は5。インテルとの勝ち点差も5。3日後にはカンプノウでのバルセロナ戦。この何とも微妙な状況は、メッシーナ戦をどう捉えるかとても難しいものになった。
 ユーヴェの信じられない失速によって、スクデットが現実味を帯びてきたし、2位の座は絶対確保しなければならない。今節のユーヴェの相手はラツィオ。これは期待が持てる。
 ただ、第1目標は当然ビックイヤーだ。


 レッチェ戦の二の舞だけはごめんで、絶対に勝ち点3が欲しい。
 しかし、ただでさえ厳しい状況のチャンピオンズリーグ準決勝2nd.legのバルセロナ戦。ケガ人だけは出したくないし、少しでも疲れを残さず、ベストコンディションでカンプノウに向かいたい。


 アンチェロッティは迷ったと思う。その結果は、できる限りベストの布陣でメッシーナ戦に挑むというものだった。
 早めに先制点を奪い、楽な展開に持ち込めれば理想であろう。大量ゴールを奪って、サッカーを楽しめるようなプレッシャーの少ないゲームになれば最高だ。


 しかし、残留が厳しい状況にあるメッシーナは、簡単な相手ではなかった。激し過ぎるぐらいのメッシーナの当たり、そのメッシーナの執念のような先制点。
 その熱気に明らかに押されたミランの選手は、負傷者が相次ぎ、前半のうちに怪我で交替枠を3つ使わざるえなくなる。太陽が照りつけ、気温も高い。厳しいゲームになってしまった。


 チャンネルを替えると、ラツィオがリードしている。「ペルッツィ意地を見せろよ」とラツィオを応援しながら、チャンネルを戻し「ジラルディーノいい加減に決めろ」とぼやいていた。
 すると、ヤンクロフスキの『うまい』シュートが決まり同点。やっとミランで実力の一部を発揮してくれた。そして、ガットゥーゾの、年に3回もないようなミドル炸裂。


 難しい展開をしいられたが、前半で逆転までいけたのは大きい。
 ユーヴェはまだ点が取れてないが、ラツィオは1人少なくなったみたいだ。「せこいぞユーヴェ。意地を見せろ、引き分けで十分だぞ!ラツィオ」


 メッシーナの選手の執念は、悪い方に出て、度が過ぎていた。勝ちたい気持ちはよく分かるのだが、もう少し冷静にプレーすべきだ。自ら荒れ気味の展開に持ち込み、最後には退場者まで出してしまっては、残りのゲームにも響く。
 もう後が無いわけだし、ミラン相手に気持ちで上回らなくては勝てないのは当然だが。


 ユーヴェは終了間際に同点に追いついてしまった。ここらへんが彼らの強さなのだろう。だが、イブラヒモビッチの不調ぶりは、目を覆いたくなるほどひどいものだった。いったい彼に何が起こったのだろうか。心配になってしまう。
 これで、残り3ゲーム、勝ち点3。捕らえたといってもいい所まで来た。ユーヴェの選手の疲労の色は濃く、2トップはさっぱりだ。さぁ面白くなってきた。


 フィオレンティーナとローマのチャンピオンズリーグを賭けての争い。メッシーナの残留は可能なのか。そして、ユーヴェの独走により、既に決着が付いたと思われたスクデット争い。
 残り3ゲーム、やはりセリエAは、今シーズンも最後まで目が離せない面白い展開になってきた。最終節のミラン対ローマ戦では、劇的なドラマが起こりそうだ。


 勝ち点3を得たものの、カカ、ネスタ、アンブロジーニが負傷と、代償も大きかった。程度のほどはよく分からないが、バルセロナ戦に響くような事態だけは避けてもらいたい。もう祈るしかない。
 インザーギはスタメンで復帰してくるだろう。カフーは問題ないみたいだ。


 バルセロナは、なんと今節のゲームが悪天候のため中止。何てことだろう。相手は休養十分だ。ロナウジーニョが出て来ないわけはないし、ミランはさらに厳しい状況に追い込まれてしまった。


 リバプールに受けた屈辱、デポルティーボ・ラコルーニャに受けた屈辱を忘れてはいない。
 彼らに出来たことが、ミランにできない理由などあるのだろうか?今度は、ミランが奇跡を起こす番であると信じている。

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