vsインテル ミラノダービー (rossonero)

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vsインテル ミラノダービー

 インテルに起こっている数々の問題。サポーターによる選手襲撃事件。選手同士の言い争い。アドリアーノ1人に押し付けられる責任。監督と選手の確執。マンチーニ派、反マンチーニ派って何じゃそれ!。ビジャレアル戦が大きな引き金となってしまい、完全にチームが崩壊してしまった。
 なんとあのモラッティが、チームを売ってしまおうかと言ってしまう始末だ。


 何でインテルというクラブは、こうなってしまうのだろう。1つのチームとしてまとまっているインテルを、僕は見たことがない。
 まず、やっぱりチームを象徴するような選手がいないことが大きな原因だと思う。ローマにおけるトッティや、ミランのマルディーニ。バルセロナのプジョル。チェルシーには、テリーいる。そして、アーセナルでのアンリ。彼らは素晴らしい選手であると共に、チームの顔といえる存在だ。


 キャプテンであるサネッティは、チームの在籍年数も長く、インテルを代表する選手なのだが、前述した選手たちに比べて強烈なキャプテンシーを発揮しているとは言いがたい。
 スター選手を集め、多国籍になるのは、今やどのクラブでも同じだ。だからこそ、チームをまとめていくには、チームメイトから信頼されるバンディエラと呼ばれるような選手が必要になってくるのだと思う。


 当然、監督の存在というのも大きい。高年俸を得て、今まで結果を出してきた選手たちが集まっているチームを、ひとつの目標に向かってに戦う集団を作らなければならない。ビッククラブになれば、戦術や戦略よりも重要な仕事で、またとても難しい仕事だ。リーダーシップ、カリスマ性という部分で、マンチーニは、モウリーニョやカッペロに比べて劣っていると思う。あまりにも選手が多すぎるという同情の余地はあるが。


 レアル・マドリッドも全く同様の問題を抱えて不振あえいでいる。そして、どうにもいかなくなったペレスは、辞任をしてしまった。
 モラッティも、これまでありとあらゆる手を打ってきた。今回、あの発言に至ったと言うことは、彼のインテルに対する大きな愛情もついに癒えてしまったという事なのだろうか。


 金曜日のデーゲーム開催。そして、インテル側のスタンドは空っぽ。という、いつもと変わった中で迎えたダービーだったが、ゲームの内容は、いつもと変わらず激しい攻防が繰り広げられた。
 中盤を厚くしてきたインテルが押し込み、ゲームを有利に進めるが、ミランのゴールを揺らすことができない。アドリアーノも、らしいプレーをところどころで見せていた。


 ミランは、徐々に反撃しだすが、ピルロとシェフチェンコは低調で、ミランらしい攻撃をなかなか作り出せない。
 決勝点となったゴールは、多少ラッキーな部分があった。セードルフはいいボールを上げたし、カラーゼは落ち着いてよく決めたが。
 特に中盤の攻防は激しく、拮抗した互角の展開で、どっちが実力が上というゲームではなく、チームの雰囲気と団結力で、ミランが上回っていたという結果だったと思う。


 ミランはとにかく勝利したことで、インテルとのポイント差を5に広げ、2位確保に前進した事はとても大きい。
 さぁ、バルセロナ戦だ。世界が注目するビックゲームがついにやってくる。バルセロナに押し込まれる苦しいゲームになると思う。どこまで耐えることができるか。特に1st.legで失点だけはしてはいけない。最悪、0-0でOKだ。


 スペクタクルでエキサイティングなゲームを期待したいが、集中した鉄壁のディフェンスで相手を跳ね返し、シェフチェンコ、インザーギがチャンスをものにするという展開が、現実的かつ理想的なんじゃないだろうか。
 夢のようなゲームであり、とにかく楽しみで仕方ない。

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