カカのハットトリックの活躍で、アウェーで負けてしまっていたキエーボにきっちり勝ち点3を奪い、2位の座をキープすることができた。チャンピオンズリーグの戦いはもちろんだが、2位でシーズンを終えることも大変重要で、リーグ戦の方もまだまだ気が抜けない。
さぁ、次節はダービーだ。インテルは、2位の座を直接争う相手でもある。12月に行なわれたダービーでは、ロスタイムにアドリアーノにぶち込まれ、久しぶりに敗北を味わってしまった。
当然連敗はいただけない。最終的にリーグ戦を2位で終えることが出来たとしても、ミラニスタは何かしっくり来ないはずだ。是が非でも勝利してもらい。
ただ、今回はすぐ後に、最も重要なバルセロナ戦が控えている。金曜日に変更され、多少スケジュールは楽になったが、アンチェロッティは若干のターンオーバーを使ってくるのだろうか。
僕の意見としては、考えうるベストのメンバーで挑んでもらいたい。やはりダービーは特別なゲームだ。ティフォージによっては、バルセロナ戦よりも重要だと思っている人もいるはず。
インテルは、当然勝ちに来るだろう。2位を確保すること、ミランより上でシーズンを終えることが、チャンピオンズリーグで敗退した今、最大の目標だ。とても激しいゲームになると思う。
この宿敵に勝ってこそ、バルセロナ戦に弾みがつくはずだ。ある意味、最高の相手だ。
キエーボ戦は、とてもいいゲームだった。キエーボの速いサッカーに苦しめられたが、ゲームを支配できていたし、ミランらしい戦いが出来ていた。
ゴールこそなかったが、このゲームの主役だったのはインザーギ。ゴール前では常に危険な存在で、2ゴールに絡んだ。ここ最近の調子を持続していて、本当に頼もしい限りだ。
カフーの復帰も明るい材料だ。先制点を許したシーンは、ゲーム勘のなさを感じたが、一気に右サイドが活性化された。セルジーニョの左サイドもより生きてくるはずだ。そして、ピルロのパスも選択肢が増え、相手にとって厄介であることは間違いない。
カカは、何か窮屈そうにプレーしている姿が最近目立つが、ゴール前での仕事が以前より精度を増したと思う。この日の3ゴールで、ミラン通産102ゴール。これは本当にすごい数字だ。これからもミランを背負って、さらにゴールを挙げていってくれるはずだ。
ダービー、チャンピオンズリーグと素晴らしいゲームが続く。つくづくミランファンで良かったと思う。インテルには、絶対勝利して欲しいが、同時に、『これぞ!serieA』という、緊迫感があり、意地と意地がぶつかり合う、素晴らしいサッカーを、両チームに見せてもらいたい。