vsリヨン (rossonero)

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vsリヨン

 フランスリーグでは、ほぼ5連覇が確定している。チャンピオンズリーグでも、グループリーグは、レアル・マドリッドを下して首位で勝ち上がり、ベスト16では、昨シーズン敗れたPSVに見事にリベンジを果たしている。


 リヨンは、会長をはじめ、監督、選手全員が本気でビックイヤー獲得を目指していて、攻撃的で魅力的なサッカーを見せている。いまや、リヨンは国内だけでなく、欧州でもトップレベルのチームであることを誰もが認めている。


 世界のトッププレーヤーが集まるミランとのベスト4を賭けての戦いで、その実力を十分に見せ付けた。ウリエの指揮するチームは、ジュニーニョを出場停止で欠きながら、互角以上の戦いを演じた。ゴールを奪うことだけは、できなかったが。


 序盤のミランの猛攻をしのぎ、徐々にペースを掴むと、後半は一方的とも言えるほどのリヨンのペース。完全にミランディフェンスを崩すまでには至らなかったが、何度か決定的シーンを作り出す。高い位置でボールを奪い、圧倒的に押し込んでいた。あのままゲームが続いていれば、リヨンはゴールを上げていただろう。うまくミランに逃げ切られてしまった。


 ミランは、立ち上がりこそ良かったものの、後半は完全に足が止まってしまった。相手の激しいプレッシャーをかいくぐることができずに、ボールをキープできなくなる。そして、リヨンのワイドなパス回しにより、守備で相当に走らされてしまった。最後は全員が疲れきってしまっていたが、集中力を切らすことはなく、なんとか守りきった。。


 アンチェロッティは、ゲーム開始20分が物凄く良かったし、シェフチェンコが2度あった決定機を決めていれば。やはり、インザーギをスタメンで起用していれば。と多少悔いの残るゲームになってしまった。勝機も十分にあったし、アウェーゴールが欲しかっただろう。ただ、後半の展開を考えれば、ドローでゲームを終えることができてほっとしたはずだ。


 前日のユヴェントスもそうだったが、後半に入って運動量が落ちてしまったのはあきらかだった。やはり、選手の疲労は相当たまっているのだろう。厳しいセリエAの戦いは、精神的なもの、肉体的なもの、両方の負担がかなりあるのだと感じた。うまくリフレッシュするのも難しいいのだろうが、ここは監督の腕の見せ所でもあると思う。週末のゲームでの選手起用なども含めて、どのようなチーム状態で2nd.legを迎えるかは、勝敗の大きなウェイトを占めると思う。


 0-0という結果は決して悪くない。”サンシーロで勝利する”のは難しいことではないはずだ。ただ、リヨンは1st.legでかなり自信を掴み、サンシーロに乗り込んでくるだろう。ジュニーニョも戻ってくる。手強い相手であることは間違いない。


 ミランが勝ち上がりバルセロナと対戦するためには、チーム全員の好パフォーマンスと、強い気持ちが必要だ。ピルロを中心にゲームを支配し、カカが攻撃にスピードと力強さを出し、シェフチェンコ、インザーギがゴールをあげる。ガットゥーゾは常に戦い、ネスタがディフェンスラインを統率する。そして、ジーダのファインセーブ。


 みんなの力をあわせ、最高のミランを、最高のサッカーを見せてもらいたい。

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