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2006年02月 アーカイブ

2006年02月06日

05~06シーズン、ここまでの戦い

昨シーズン、イスタンブールでの歴史的な敗北、ビックイヤーをリバプールに奪われたミランは、リーグ戦でもユーベとの直接対決に敗れ、スクデットの連覇はならず、無冠でシーズンを終える形となってしまった。
素晴らしい戦いを見せていたのに、最後の大一番に敗れて、結局何も手にすることが出来なかった。


2冠となり歴史に残る偉大なチームになっていてもおかしくはなく、「運が悪かった、あと1つあそこで」と、どうしても言ってしまいたくなるような、くやしく、ショックな結末だった。


無冠で終わったミランの主な移籍は、ヤンクロフスキー、ジラルディーノ、フォーゲル、ビエリ、出て行ったのが、トマソン、クレスポ、ドラソーとなった。
特にジラルディーノは、今シーズンの補強の目玉であり、ゴールという結果を残せるストライカーとして、これからのミランのエースとなっていく可能性を十分に秘めた素晴らしい選手を獲得できた思う。


意外だったのが、ビエリとドラソー。ビエリは、移籍金がなく、いい買い物といえるかもしれないが、僕はいらないと思った。トマソンを残しておいたほうがよっぽどいいと。ドラソーは使えると思っていたんだが、独特のリズムがあり、面白いアクセントになると思っていたのに、残念だった。


ディフェンダー、特に右サイドの選手が欲しかった。でもカフーがやってくれれば問題ないし、どうしても欲しい選手もいないかなとは思うが。
チームが大きく変わるような移籍はなく、戦力を補強したという感じがした。インザーギも戻ってくるし、マルディーニ、ネスタ、ピルロが怪我なく活躍してくれれば、今シーズンも十分期待が持てる戦力は整ったと思う。


 開幕は、アウェーでのアスコリ戦。サッカーにならないほどの豪雨の中、シェバのゴールで何とか追いついて1-1、2節のシエナ戦で3-1と今季初勝利を挙げた。しかし、3節サンプドリア戦では、早くも1敗目を喫し、消していいスタートを切ることは出来なかった。
その後は連勝を続けたが、 覇気というかガッツを感じることが出来ず、「見ていて熱くなれない、ゲームを消化している」という印象を感じた。 


11節、ここまで9連勝と最高のスタートを魅せているユーベとのサンシーロでの1戦。今後を占う意味でも、大変重要なビックゲームとなった。
ミランは今期一番の戦いを見せた。闘志にあふれ、3-1という完勝を上げた。内容も素晴らしく、やっとチームが1つにまとまり、これからの戦いに大変期待が持てる1戦だった。


しかし、アウェーでフィオレンティーナ、キエーボに、負けてしまい。何か歯車がかみ合わず、15節インテルとのミラノダービーを迎えた。
両チームとも、ユーベを追うには負けられない1戦となった。2-2で迎えたロスタイム、アドリアーノにゴールを決められ、久々のダービーでの敗戦となってしまった。ゲームは終止インテルが主導権を握っており、完敗といっていいような内容だった。
何とか建て直し、メッシーナ、リボルノに大勝し、2005年を終えることは出来たが、うまくかみ合っていないのは間違いなかった。


2006年の初戦、パルマ戦では4ゴールを奪うも、3ゴールを献上する不安定な戦い。続くオリンピコでのローマ戦では、最高のパフォーマンスを魅せたローマの前で、何もすることができず、0-1の敗戦、今期早くも5敗目を喫した。
このゲームでのローマは、トッティを中心に攻守共に、闘志にあふれ、戦う姿勢を前面に出し、チームが1つにまとまっていた。そういうものが、今のミランに見られないことが、はきっりと分かった1戦だった。


ここまでサンシーロでは全勝してきたミランだったが、サンプドリアに引き分けてしまい、その記録もストップした。コッパイタリアでは、パレルモに3-0の大敗。続くラツィオ戦でも、ゴールをあげることができず0-0、アンチェロッティの周囲も騒がしくなってきても当然のチーム状態に陥ってしまった。

次節はすぐにやってくる。8日にトレビーゾをサンシーロに迎える。勝たなくてはならない。目前のゲームに集中し、まずは勝利すること。そして、少しずつ自信と落ち着きを取り戻さなくては。


もうすぐチァンピオンズリーグもやってくる。1つの希望は、やはりマルディーニ復帰なのでは。

2006年02月10日

vsトレビーゾ

 今のミランの問題点を挙げていこうと思う。


 まず第一に失点の多さが挙げられる。23ゲームで24失点、1ゲームに1点以上取られていることになる。15節からマルディーニが欠場しているのもかなり痛いけど、いつまでも彼に頼っているわけにもいかない。


 今は、どのゲームでもシュートをたくさん打たれすぎている。それはなぜか、ラインが低すぎると思う。失点が重なり、慎重になる気持ちも分かるが、中盤との間にスペースが出来てしまい、バイタルエリアといわれる所で、相手に自由を与えてしまっている。だからネスタも無理なディフェンスになってしまう、ジーダにしてもまったくリズムがつかめていない。


 ラインを挙げられない理由は、ボールの奪われ方の悪さがもっとも大きな原因だろう。ピルロを中心にパスを回し、ボールポゼッションを上げて、サイド攻撃を仕掛けていく、そして時折、ピルロからデフェンスラインの裏にスルーパスを送る。ボールを奪った瞬間、カカにいいボールが入ると、そのままシュートに結びつける。というサッカーで今まで相手を圧倒してきた。


 しかし、今シーズンは、まずボールポゼッションが上がらない。これにはさまざまな原因があると思うけど、ピルロは、不調というか、思うようにプレーできず苛立ちを感じ、ピッチ中央で困惑しているような気がする。そして、カカのボールを奪われるシーンがすごく目立つ。あまりにも相手に仕掛けるプレーが多く、突破できればチャンスになるのだが、引っかかることも多い。


 個人が無理をすることによって、バランスが崩れ、まったく逆を突かれたりするシーンが目立つ。今まではある程度統一されていたので、奪われてもこぼれ球が拾えたり、ガットゥーゾが潰したりしていたのだが、ボールを失う場所と、タイミング悪いため、2次攻撃を仕掛けられないばかりか、シュートまで持っていかれてしまっている。


 そして、ラインを上げれずチーム全体が間延びしてしまい、 いくらガットゥーゾとセードルフといえども、相手にプレッシャーを与えることが出来ない。明らかに悪循環にはまってしまっているように見える。


 トレビーゾ戦ではボールポゼッションと両チームのシュート数に注目してゲームを見てみた。
 アンチェロッティは、ピルロを休ませてフォーゲルを起用した。コンディションが、悪いのかどうかは分からないけど、精彩を欠いているのは間違いない。


 立ち上がり、多少ちぐはぐしていたけど、ジラルディーノのポストからカカがゴールを奪い、先制することに成功。その後もチャンスを作り、追加点を奪えなかったが、いいサッカーを見せていたと思う。
 前半、ミランのシュート数は7本、対するトレビーゾは1本で、危険なシーンはなかった。ボールポゼッションは59%、十分とは言いがたいが、ゲームの主導権は握っていた。


 後半に入ると、立ち上がりトレビーゾに攻め込まれたが、シェバ、ジラルディーノ、シェバとゴールラッシュ。そして、シェバに変わって入ったインザーギもゴールを決め、5-0となった。
 カカが素晴らしかった。ピルロがいないので、いつもより下がってボールを受けて、左右に散らし、ゴール前では決定的な仕事を魅せてくれた。そしてシェフチェンコ、2点目の左足から放たれたシュートはすごかった。このゴールによりミランでのゴール数は165ゴールとなり、ジャンニ リベラを抜いて歴代2位になった。


 ボールポゼッションは59%、シュート数は17本、トレビーゾは6本と快勝だった。トレビーゾが弱かったというか機能していなかったので、もう問題はなくなった、とは思はないが、いいムードにはなったと思う。
 フォーゲルはいいプレーを魅せていた。きっちり中央にポジションを取り、ダイレクトでパスをはたくシーンもあった。前半のシュートは惜しかったし、今後も積極的に起用して欲しいと思った。


 次節はアウェーでのレッジーナ戦、決して簡単なゲームじゃない。でもマルディーニも戻ってくるみたいだし、きっちりと勝利したい。今は勝ち続けること、そして内容、勝ち方も重要、いい雰囲気を作り出し、チームコンディションを上げていかないと、まだまだシーズンは長いんだらか。

2006年02月13日

vsレッジーナ
さあ、アウェイだ

 今シーズン、ダービーも含めると、アウェーで、もう5敗もしてしまっている。はっきりいって負けすぎ。
 シェフチェンコ、ネスタ、セードルフはお休みで、久しぶりにカカとルイ・コスタの競演、マルディーニはもう少し時間がかかるみたいだ。


 レッジーナの勢いに押され、ばらばらだったラインの裏入り込んだ、パレデスに先制されたが、インザーギとジラルディーノが決めて、何とか逆転。しかし、シュートを5本も打たれ、ゲームを支配できず、不安を感じる展開。


 後半に入りカカが右サイドを突破し、インザーギがゴール。試合の結果はほぼ決まった。選手を変えながら、レッジーナの攻撃をしのぎ、ロスタイムにハットトリックとなるゴールをインザーギが決めた。圧勝というゲームではなかったが、しっかり勝点を取れたのでよかった。


 カカ、インザーギの調子の良さが目立った。体格を生かしたかカカのドリブルを止めようと思えば、ファウルしかなく、広範囲に動いて、たくさんのチャンスを作り出した。
 2試合で4ゴールを挙げたインザーギ、今、得点感覚が抜群で、ゴールを量産しそうな気がする。シェフチェンコとジラルディーノの調子もいいし、FW陣は頼もしい限りだ。あとは、ピルロとガットゥーゾで中盤を支配できれば、強いミランが観れそうな気がしてきた。

2006年02月18日

チャンピオンズリーグ グループリーグの戦い

 5月25日、決勝の舞台イスタンブールまで勝ちあっがたミランは、3点差を追いつかれPK戦でリバプールに敗れるという、歴史的なゲームの敗者になり、あと1歩の所でビックイヤーを逃した。選手、ファン、関係者全員にとってショッキングな、忘れることの出来ないゲームとなった。


 屈辱を晴らし、負った傷を埋めるには、勝者になるしかない。
 グループリーグの対戦相手は、PSV、シャルケ、フェネルバフチェ。昨シーズン準決勝で死闘を演じたPSVと同組みになったが、悪くはない組み合わせだ。


 初戦はホームサンシーロにフェネルバフチェを迎えての1戦となった。カカがゴールをあげミランが先制するが、63分ガットゥーゾがPKを与えてしまい、フェネルバフチェに追いつかれる。同点のまま迎えた87分、カカがミランに貴重なゴールをもたらし勝ち越す。2分後にシェフチェンコが追加点を奪い3-1で苦しみながらも勝利をあげた。
 昨シーズンの悪いイメージの中、カカの活躍により勝てたことは大きいが、今後の苦戦が予想される初戦となった。


 第2戦は、アウェーでのシャルケ戦。開始1分もたたないうちにセードルフが先制ゴールを奪うも、2分後ラーセンに同点ゴールを決められ振り出しに。ゲームは互角の展開で、両チームに追加点のチャンスが生まれるなか、シェフチェンコがヘディングシュートを決める。しかし、交代出場したばかりのアルティントップに素晴らしいシュートを叩き込まれる。
 白熱の好ゲームは、同点のまま終了した。2度追いつかれたミランだが、シャルケは素晴らしい戦いを魅せた。勝点1は妥当な結果だ。


 3節4節は、昨シーズン死闘を繰り広げ、アウェーゴール数で勝ち上がったPSVとの戦いになった。PSVは主力選手が数人抜け、戦力ダウンした印象だった。
 3節サンシーロでの1戦は一方的な展開だった。ゲームを支配しシュートチャンスをたくさん作ったミランだったが、GKゴメスにことごとく止められ、PSVの組織的な守備を前にゴールをあげることができなかった。
 アイントホーフェンに乗り込んだミランは、苦しい戦いとなった。12分ファルファンに先制ゴールを決められると、堅い守備からのカウンターに苦しめられ、ペースを握ることが出来ず、PSVの術中にはまってしまった。同点ゴールを奪うことが出来ずに1-0のまま敗戦、一気に苦しい立場に立たされた。


 大接戦となったグループE。5節、リバプールに敗れたイスタンブールの地でのフェネルバフチェ戦。絶対勝利が必要なミランを、シェフチェンコが救ってくれた。シェフチェンコは自らのPK失敗もありタイトルを逃した悔しさを、4ゴールを奪う活躍で重要な勝点3をミランにもたらし、さらに昨シーズンの雪辱も果たした。


 1位のミランだが、負ければ敗退の危険性もある緊迫したなかで、サンシーロにシャルケを迎えた。両チームともこのゲームの重要さを感じさせる慎重な立ち上がり。ピルロの魔球のようなFKがシャルケゴールに突き刺さり先制するも、2分後ポウルセンに頭で決められ同点にされる。
 点を取らないといけないシャルケに攻勢を許すが、カカが素晴らしいプレーを魅せ、立て続けに2ゴールをあげ3-1。しかし、シャルケも諦めず、66分、1点差に迫るゴールもぎとり3-2。3-3になるとシャルケが勝ち上がる状況になり、ミランに緊張感が走る。いっそう強まるシャルケの攻撃を何とかしのぎきり、最後の最後まで苦しみながらも、グループリーグを1位で突破した。


 ミランとPSVが勝ちあがったグループEは、力の拮抗したスリリングな展開で、敗れたシャルケとフェネルバフチェも、決勝トーナメントに進出してもおかしくない好チームだった。
 ミランは守備に不安はあるが、1位で突破できたのは大きく、昨シーズンの雪辱を晴らすため前半戦のハードルを1つクリアした。


 ベスト16の対戦相手は、バイエルン・ミュンヘン。チェルシーという最悪なカードではないが、厳しい相手だ。グループリーグではユベントスとあたり、ホームで勝っている。ブンデスリーグでも首位を走り、マカーイ、バラック、カーンも好調のようだ。
 02~03シーズングループリーグであたり、ホームアウェー共に勝利し、このシ-ズンミランはビックイヤーを獲得している。バイエルンを倒して勢いに乗りたい。1戦目は新しくなったバイエルンのホームスタジアム、アリアンツ・アレーナで行なわれる。最高の雰囲気の中、激しい戦いガ繰り広げられるだろう。どこまでディフェンスが持ちこたえることが出来るかが勝負になる。ネスタとジーダがキープレーヤーだろう。

2006年02月19日

vsカリアリ

 ジーダ、スタム、ネスタ、カラーゼ、セルジーニョ、ガトゥーゾ、フォーゲル、セードルフ、カカ、ジラルディーノ、インザーギというスタメン。
 シェフチェンコはベンチスタート。ピルロは風邪。マルディーニ、アンブロジーニはまだ回復していないよう。カフーは手術をすることになった。
 当然21日のバイエルンセンを見据えての戦いになる。


 カカ、インザーギ、ジラルディーノは好調で、インザーギが奪ったPKをジラルディーノが決め先制。追加点を奪うことは出来なかったが、完全なミランペース。カラーゼ、フォーゲルがいいディフェンスを魅せ、いい動きを見せるスアソを押さえ込んだ。


 1-0で勝利したミラン、ユベントスとインテルが引き分けたことによって、単独2位で、ユベントスとの差は10に縮まった。残り12ゲーム厳しい数字ではあるが、希望を繋げていってもらいたい。
 ユベントスとインテルはミッドウィークにチャンピオンズリーグを戦う。共にアウェーでの戦いとなり、勝って勝負を決めておきたいところ。優勝候補ユベントスはブレーメン戦、力の差はあると思う。先制される展開だけは避けたい。インテルはアヤックス戦、マンチーニはアドリアーノのゴールを待っているだろう。


 大一番、バイエルン戦。ピルロは出場できるかどうか不安だが、アウェーということを考えるとフォーゲルでもいいかもしれない。バイエルンはゲーム開始から全力で攻めてくるだろう。落ち着いて跳ね返し、カカ、シェフチェンコにいいボールが入れば、ある程度スペースが生まれると思う。勝機は十分にある。マカーイ、ゼ・ロベルト、バッラク、危険な選手は多いが、ガットゥーゾの頑張りと、ジーダとネスタを中心に最後の所でしっかり守ること、セットプレーも怖い。やはりこのゲームはディフェンスがどこまで踏ん張れるかが勝負だ。


 アリアンツ・アレナは最高の雰囲気に包まれ、緊張感が走る重要な1戦になる。バイエルンのモチベーションは凄まじいだろう。ピッチで繰り広げられる1つの局面が激しく、重要になってくる。
 素晴らしい戦いになることを、それ以上に勝利を期待したい。

2006年02月22日

vsバイエルン・ミュンヘン

 アリアンツ・アレーナはバイエルンのゲームが行はれるときには外観が赤くなる。とてもかっこいい、是非生で観戦してみたい。大一番を迎え、さすがにスタジアムは盛り上がっていた。ただピッチの状態がかなり悪く、特にセンターサークル付近はプレーしずらそうだったのは残念だった。


 バラックとシェフチェンコを先頭に両チームの選手が入場してくる、さすがに皆引き締まった表情で、このゲームの重要さを感じる。
 カーンが負傷のため、レンシングがバイエルンゴールを守る。あとは両チームとも予想通りのメンバーだ。


 キックオフ直後からバイエルンは前線からプレッシャーを掛け押し込んでいく、予想された展開。ミランも焦ることはなく、落ち着いてゲームに入っていった。見た目以上にピッチの状態が悪いみたいで、ミランの選手はボールコントロールに苦労していた。
 押し込まれながらも、落ち着いて跳ね返していたミランのディフェンスは、23分最も危険な選手を空けてしまった。フリーとなり狙いすまして放ったバラックのミドルシュートは、ジーダが飛びついても届かない見事なコースに決まり、バイエルンが先制する。スタジアムはバラックコールで大爆発、ミランは痛い先制点を許してしまった。
 その後もペースを握れないミランは、マカーイに決定的なシュートを打たれるが、ジーダがファインセーブ。シェフチェンコ、カカは思うようなプレーをさせてもらえないまま後半へ。


 後半が始まるとミランがいい形を作り出し、12分PKを奪う。シェフチェンコが落ち着いて決め同点。貴重なアウェーゴールを奪う。バイエルンは完全に焦ってしっまた。ミランがカウンターからチャンスを作るが、シェフチェンコのシュートはGKに止められ、ジラルディーノのシュートは枠を外してしまう。
 マガト監督は選手を変えて点を取りにいくが、ミランのディフェンスはよく集中して守り、バイエルンの選手の焦りと苛立ちを巧く誘っていた。ジーダが負傷するアクシデントがあったなか、変わって入ったカラッツを脅かされるシーンを作られることもなく、最後まで守りきった。1つのアウェーゴールを奪ってサンシーロで第2戦を迎えることとなった。


 不安視されていたディフェンス陣は崩されることはなった。やはりビックゲームになると集中力が全然違う。裏を狙う選手がいなかったので、前で守備をすることが出来き、ネスタとカラーゼはいいリズムでプレーできていた。
 カカにはやはりマークが厳しい、セードルフがもう少し助けてあげられるといいのだが、今日のセードルフはキレがなく、ボールを奪われるシーンが目立った。ガットゥーゾはやはりいなくてはならない存在だ。特にビックゲームでの彼の存在感は大きく、2戦目に出場できないのは痛い。ジラルディーノはよく守備もし、頑張っていたが、訪れた決定的な場面で決めることができなっかた。好調インザーギをおいて出場しているわけだし、ストライカーはあの場面は決めなければならない。


 第2戦目を有利な状況で迎えることが出来るようにはなった。失点しなければ勝ち上がれる。ただまだ前半戦が終わっただけ、3月8日にサンシーロで後半戦が行なわれる。プレッシャーのかかるとても重要なゲームだ。

2006年02月27日

vsパレルモ

 パレルモのホーム、レンツォ・バルベラ・スタジアムはいつもいい雰囲気、熱狂的でホームアドバンテージを作り出している。
 最近ピッチ状態が悪いグランドが多く、このゲームも良くなっかた。どうにかならないのかなと思う。残念だ。


 両チームともミッドウィークにカップ戦を戦い、コンディション的には厳しい。
 ミランはコッパイタリアで、パレルモに3-0の敗戦を喫しているので、勝って雪辱を晴らしたい。


 パレルモは監督が変わり、いい戦いを見せている。コリーニを中心に攻守共に頑張れるいい選手が揃い、中盤でパスをつないでサイドから崩し、カラッチョロにあわせるという攻撃の形がある。ディフェンスもアズーリのメンバーが揃う。もう少し上位に顔を出してもいいチームだと思うのだが、いいゲームをしていても勝ちきれない印象だ。
 10位という順位はティフォージにとっては不満だろう。


 このゲームもパレルモはいい戦いを見せていた。再三左サイドを突破してチャンスを作り、カカ、シェフチェンコにも思うようにプレーさせていなかった。カラッツのファインセーブもありゴールを奪えなかったが前半は上出来だ。


 一方ミランは、インザーギのシュートシーンが何度かあったものの、やはりチャンピオンズリーグの疲れを感じた。チーム全体が重い感じがした。


 後半に入ると、カカが前を向いて仕掛けられるようになり、ミランも攻撃のリズムが出てくる。パレルモも一歩も引かず互角の展開。
 72分フォーゲルのクロスをインザーギがうまくあわせて均衡を破る。パレルモの選手たちも諦めず戦うが、シェフチェンコが自ら奪ったPKを落ち着いて決め勝負あり。
 ミランが0-2で勝利し、リーグ戦4連勝となった。


 パレルモはゴールを奪えなかった。いい攻撃をしているけど、決定的な場面はほとんどなく、サイドを突破しても、崩しきっているわけではなので、カラッチョロさえ放さなければいいとミランのディフェンス陣は思っていたと思う。裏を狙って走りこむ選手もいないし、あまり脅威を感じてはいなっかたのではないだろうか。
 後半に入って運動量が落ち、押し込まれてしまう。カップ戦の疲れもあっただろうが、終盤に息切れしてしまってはゲームに勝つことは出来ない。カラッチョロとコンビを組めるストライカーが1人いればと思う。点が入るとディフェンス陣も最後まで集中し守りきれるはずだ。


 ネスタのパフォーマンスは素晴らしかった。右サイドをカバーし、クロスに対してはいいポジションを取って跳ね返していた。ようやく彼らしいプレーが見れた気がする。インザーギは出れば1点は取りそうな予感がする。
 スタムは良くない。ドリブルで仕掛けられたり、裏に走りこまれるのが嫌だから、前を向かせまいと後ろから行ってしまいファウルをとられて退場。SBはきついなと思う。シェフチェンコはプレーにキレがなく、疲れているのかなと思う。


 次節はエンポリ戦。そして、バイエルン戦、ユベントス戦がやってくる。今シーズンを決める重要な戦いがつづく。あんまりいいチーム状態ではないと思うけど、期待したい。
 ネスタ、ピルロ、カカ、シェフチェンコ、彼らの活躍なくして勝ち上がっていくことは出来ない。頑張って欲しい。

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日程・結果

10節 vsナポリ(H) 1-0


11/6 UEFA杯 グループE 2節
    vsブラガ(H)

11/9 11節 vsレッチェ(A)

11/16 12節 vsキエーボ(H)

11/23 13節 vsトリノ(A)