J2 23節 vs山形結果を残していく力 (むらさき)

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J2 23節 vs山形
結果を残していく力

山形の地で、広島は敗れてしまった。
5分にストヤノフのFKで先制するも、前半終了間際に同点に追いつかれ、84分に決勝弾を長谷川に鮮やかに叩き込まれて、10試合ぶりの黒星を喫した。
1つ引き分けを挟み8連勝できていたが、いつかは負けるもの。その負ける時の条件が、たくさん当てはまっていたゲームだったと思う。


山形は、2位に位置しているだけのチームだった。
ハードワークをチーム全体で行い、ストライカーや左サイドやCBなど、要所に武器を持っていた。
なにより自信と勢いを有していた。
豊田が復帰した今後も、山形は勝ち点を稼いでくるだろうと思う。
小林監督はいいチームをつくっている。


そして、山形以外の敵とも戦わないといけなかった。
ピッチコンディションや連戦の疲労は相手も同じだし、遠距離遠征も言い訳にはならないが、身体的な負担は相当かかっていたと思う。
ここ数ゲーム絶好調だった洋次郎もキレを欠き、寿人も疲れの色は濃かった。チーム全体がとにかく重かった。


さらに、突き放せなかった。
チャンスはあったが、決めることができないまま時間は経過していった。
この問題は今に始まったことではないが、この課題が顕著に出た。


集中力が切れていたとは思わないが、終盤に失点した。
これもずっとずっと抱えている課題だ。


真正面から向かってきた相手は今まで以上に強く、自分たちのサッカーを表現するには難しい条件が揃っており、チャンスを決められない。最後にやられる。
これだけの要素が揃えば、敗戦もいたし方あるまい。


ただ、こういうゲームを勝ちきる力。いや、引き分けに持ち込む力でいい。底力を見せてもらいたかった。
厳しいゲームではあったが、負けはいけない。
今後、調子の波が下降するときもあるだろう。アクシデントが起きるゲームもある。
そういうゲームでも結果を残していく力が、絶対に必要になってくる。


その力とは、やっぱり1人1人の頑張りなのだと思う。
疲れがたまっている身体では、当然ミスが起きる。思い通りのサッカーができずにイライラし、リズムは生まれなくなる。走ってもボールが来ず、空回りし始める。苛立ちは募り、足が止まる。
そういう時こそ、局面でそれぞれが状況や条件を考えチームのためにプレーして、悪い流れを断ち切らないといけない。
ミスを身体を張ってカバーする。ボールを失わない。長い距離を無駄に走る。大声を出す。
個人の頑張りがチームの力に変わり、1+1以上の力を生むのがサッカーなのだ。


ベンチも含めて、チーム全体で戦っていくことも必要だろう。
先発11人では流れが変わらないこともある。
山形戦の選手交代は、明らかに遅い。
柔軟なベンチワークと途中出場の選手の活躍は、今後も絶対欠かせない要素だ。
ペトロヴィッチ監督にはこのあたりの手腕に「?」がずっとついて回るが、ゲームの流れを見極めて、交代を恐れず実行してもらいたい。
すべてが当たるわけがない。ただ動かなければ、当たりも外れもない。
動かないのも1つの采配だが、選手がいないわけじゃないじゃないか。
スーパーサブ的な存在を、意図的に作っていくことも大事なことだと思う。


山形戦の敗戦は、起こるべくして起きたと思うし、この敗戦を糧にして悪かったところを見つめて一段ステップを登ればいいと思う。
まだ何も決まっていなければ、ここまでよりこれからの方が難所は多いのだ。
折り返し地点で横っ面を叩かれたのは、目を覚ます意味でも悪くはない。
ただ、ペトロヴィッチ監督がよく言うような「サッカーだから」という捉え方はしてもらいたくない。
きっちりと分析し、繰り返さないように残りの1/2を戦ってもらいたい。


次節は、1つの正念場になる。
とうぜん連敗をしてはいけない。
こんなところでつまづくわけには行かないし、J2を面白くする必要などまったくない。
ただ、次節はなかなか厳しい条件が揃う。
熊本は最下位に低迷しているが、ここ3戦は鳥栖に0-1の接戦を演じ、仙台とは0-0の引き分け、C大阪に3-2で土をつけた。
終了間際の勝ち越し点や木島の2ゴールなど、勢いがつく勝ち方もしている。油断ならない相手だ。
そして、ストヤノフが出場停止でいない。


ここを乗り切れるかはシーズンのターニングポイントになると思う。
次節の勝敗は、その後の数ゲームの勝敗をも左右し、勝ち点に大きな影響を及ぼすことになるだろう。
チーム全体で立ち向かい、乗り越えてもらいたい。

広島らしい「自分たちのサッカー」ができればいいが、そんなことよりも負けないことの方が重要だ。
10のチャンスを作るよりも、2点を奪うことを考えるべきだろう。
寿人、カズ、浩司ら核の選手の活躍に期待したい。

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2008年06月30日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

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日程・結果

39節 vs湘南(H) 2-0


天皇杯 3回戦 10/12
 vs大阪体育大学(秋田)

41節 10/25 vs鳥栖(H)

天皇杯 4回戦 11/2
 vs東京V(西が丘)

42節 11/9 vs仙台(A)

43節 11/22 vs草津(H)