J2 20節 vs福岡あってはならない (むらさき)

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J2 20節 vs福岡
あってはならない

前半を見終えて、僕は福岡の戦い方に非常に好感を抱いた。
弱者は、ああでもしなけば強者に勝つことなんてできない。
サッカーで勝負していては、福岡は広島に勝つことなんてできない明白な力の差がある。
戦術や技術で立ち向かっても、勝てるはずがないのだ。
だから、あそこまで開き直ってサッカーを壊し、なりふり構わず戦った福岡は、このゲームに勝つためにできる限り最善のことをしたと思う。
挑戦者として、(かなり汚いプレーが多かったが)僕は福岡の姿が好きだ。


広島は、今そういう立場にいると思う。
こんなことを言ってはすごい語弊があると思うが、広島は現在「世界チャンピオン」だ。
それぐらいの強さを、個人の技術やチームの戦術も含め、持っていると思っている(この世界では)。
だから挑戦者は、チャンピオンのベルトを剥がそうと必死の形相で向かってくる。当然のことだ。
相手を上回る武器を持っていないのだから、ラフファイトもしてくるだろう。
「フェアに戦ってくれ」なんて言っても、相手はベルトが取れればいいのだ。
福岡がやってきたことは、まさに挑戦者そのものだった。
チャンピオンは、そんな相手であろうと、確実に、圧倒的な技術でパワーで、相手を倒して防衛していかなければいけない。


終了間際に同点に追いつかれた。
粘りに粘ってなんとか最終ラウンドまで立っていた挑戦者に、ラッキーパンチを食らって沈んでしまった。
こんなこと、あってはならない。
それまでに確実に心を折り、点差を広げておかなければならない。
そして、ラッキーを食らわないよう注意を怠らず、その可能性すら与えてはいけない。
ポイントでは明らかに広島だった。
だが、サッカーに判定はない。あるのは90分後のスコアのみだ。
これまでの苦労を、すべて水の泡としてしまうなんて、あってはいけない。


「事故に遭ってしまった」という割り切り方もできると思う。
サッカーでは良くあることでもあると思う。
だがちょっと待て、広島は事故に遭いすぎだ。
今季は12失点中、5失点を80分以降に喫している。勝ち点を4失った。昨季は、18失点を80分以降に喫した。(考えたくもないものを失った)
これほど多くの事故に遭遇しているのだから、絶対にこちらに原因があるのだ。
チームに蔓延している課題だと捉え、軽視すべきではない。


解決案は1つではないと思うが、ピッチに立っている選手は最後まで集中力を失わず、状況を的確に判断して責任をもってプレーしなければならない。
状況判断は、個々の経験によって積み上げられていくものだと思うが、広島はそんな経験をたくさんしているし、若いチームではない。
(これ以上のこんな経験は、勘弁願いたい)
チームでどう終盤を戦うか、意思統一がもっともっと必要だ。
監督をはじめ、カズやイリヤンがリーダシップをとり戦い方を明確にすればいい。
逃げ切るための策を用意しておくことも考えるべきだと思う。


福岡の挑戦は素晴らしかった。それに報いる一発を叩き込んだ田中の美技を、まずは賞賛したい気持ちもある。
だが広島は、こんな「世界」で、こんな挑戦者に、歓喜を与えてはいけない。
広島はもっときちんと叩かないといけないレベルにあり、使命を背負ってもいる。
こんな結果を与えてしまったため、今後あんな挑戦者がどんどん沸いてくるかもしれない。
サッカー界の未来にとって、それはいいことではない。
あんな手段をとってくる相手には、正当な手段でボコボコに叩きのめして、猛省させ改心させなければいけないのだ。

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2008年06月16日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

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日程・結果

39節 vs湘南(H) 2-0


天皇杯 3回戦 10/12
 vs大阪体育大学(秋田)

41節 10/25 vs鳥栖(H)

天皇杯 4回戦 11/2
 vs東京V(西が丘)

42節 11/9 vs仙台(A)

43節 11/22 vs草津(H)