J2 19節 vs甲府ペトロヴィッチ監督に驚愕 (むらさき)

« J2 18節 vs湘南久保が帰ってきた | メイン | J2 20節 vs福岡あってはならない »

J2 19節 vs甲府
ペトロヴィッチ監督に驚愕

すごい気持ちの入った戦いを見せてくれたと思う。
鬼門だった小瀬を突破できたことは、これ以上ない自信につながる。
このゲームで発揮した精神的強さを監督も選手も持ち続け、これから残りのゲームを戦ってもらいたい。

拝啓 
 ペトロヴィッチ監督

 甲府戦初勝利おめでとうございます。
 相当勝ちたかったんでしょう。それはすごく伝わってきました。
 甲府戦に勝利したことで、ペトロヴィッチ監督が就任してから、
 カップ戦も含めて3度以上対戦し勝っていない相手は、
 浦和と川崎だけになりました。(2度になると、柏と京都がある)
 この甲府戦で見せたような意地を、勝利への執着を、
 これからも一戦一戦見せてもらいたいと思います。
 甲府戦は、本当に僕の心に響くゲームでした。

敬具


まだ5日に合流したばかりの結城を起用し、広島は3バックを捨てた。
スタメンを見て、普通に結城がボランチに入るんだと思っていたし、マジで驚いた。
僕の記憶では、ペトロヴィッチ監督がゲーム前から3バック以外で臨んだのは、このゲームがはじめた。
これは、ギャンブルに近い戦法だったと思う。
十分に用意できたわけでもなく、行き当たりばったりの戦法でもあった。
ペトロヴィッチ監督は、こういうゲームへの臨み方、戦い方を、本来嫌う監督だ。
しっかりと狙いをもってトレーニングを積み、その成果を出すのがゲーム、という考え方を持っている。
ゲーム中の采配も、的を得ていた。別人だったのではないだろうか?
このゲームのペトロヴィッチ監督の采配には、本当に驚かされた。


いや、本当に素晴らしい戦術だったと思うのだが、ペトロヴィッチ監督はどうしてしまったというのだろう。
こんな戦術を用いてくるなんて、考えてもしなかった。
去年、どれだけ負けようと、どれだけ降格のプレッシャーにさらされようと、自分の哲学を貫き通した男が、一体どうしたのだと、どこか体でも悪いのか、心配したくなる。
本当になぜこんな結論に至ったのだろう。
心境の変化か?成長の証か?哲学が変わったのか?頭が柔らかくなったのか?
それとも、J2の他チームの監督がいろいろな広島対策を練ってくるから、たまには自分がやってみたかったのだろうか?


ここからは本当に推測になるが、
おそらく、こういう思い切った策に出ることができたのは、ペトロヴィッチ監督に余裕があるからだと思う。
昨季の負けが込んでいた時(今さら具体的は書かないが)、ペトロヴィッチ監督の視界は、すごく狭かった。
自信のある戦い方に「こだわる」「貫く」というより、「すがる」しかなかったのだ。


昨季は、序盤はまったく考えてもいなかっただろう、切迫した「落としてはいけない」というプレッシャーに急遽さらされることになった。
なぜだ、なぜなんだ、と考えているうちに、ドツボにはまっていった。
今季は、「J1に上がらなければいけない」「勝たなければいけない」というプレッシャーを背負って戦っている。
もちろんこれも、非常に責任の思い任務だが、覚悟をもって臨み、今までは十分な成績を残している。
新しいことに挑戦する。ギャンブルに出る。そんな余裕があるのだ。


このゲームは、ペトロヴィッチ監督の成長を示していると思うし、選手たちはいろいろな戦い方に対応できるほど成熟した、駒が揃った、というペトロヴィッチ監督の自信の現われでもあると思う。
甲府戦は、1つの転機になるのではないだろうか。そんな気がする。
指揮官の提示した戦術に選手たちも少なからず驚いたと思うが、それを見事にやってのけ、泥臭く身体を張って勝利を収めてくれた。
このゲームでは、監督に選手に、うるおしさを感じた。
こんなゲームもできるのだと、ペトロヴィッチ広島は2年以上経っているのに、僕は驚愕したよ。


次節福岡戦だが、ペトロヴィッチ監督は従来どおりの戦い方に戻すだろう。
最終ラインからポゼッションして主導権を握り、2シャドーや両サイド、ボランチも攻撃に絡んでゴールを目指していくはずだ。
いつものように、広島は広島らしく、ペトロヴィッチ監督の志すサッカーで勝ちにいく姿が見られると思う。
福岡は、前回対戦の0-3の大敗もふまえて、広島対策を練ってくるだろう。
前節は大敗しているが、それまで3連勝を飾るなどチーム状態も上向いている。
どんな策を用意してくるか、チームは蘇っているのか、注目したい。


2位との勝ち点差は7に開いた。いよいよ広島の独走状態だ。
ただ、こんなことで満足するつもりはまったくない。
一戦必勝の構えで臨み、さらに差を広げていってもらいたい。
これからは1人旅。相手を気にすることもなく、目の前の敵を倒していけばいい。

コメントを投稿

About

2008年06月12日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「J2 18節 vs湘南久保が帰ってきた」です。

次の投稿は「J2 20節 vs福岡あってはならない」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

2008年10月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

日程・結果

39節 vs湘南(H) 2-0


天皇杯 3回戦 10/12
 vs大阪体育大学(秋田)

41節 10/25 vs鳥栖(H)

天皇杯 4回戦 11/2
 vs東京V(西が丘)

42節 11/9 vs仙台(A)

43節 11/22 vs草津(H)