練習試合 vs福岡大学収穫あり、課題もあり (むらさき)

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練習試合 vs福岡大学
収穫あり、課題もあり

5節試合がない広島は、29日に福岡大学と練習試合を行った。
今回はその模様をレポートする。
この練習試合は、陽介や一誠に実戦経験を積ませるため、次節岐阜戦はストヤノフが不在になる最終ラインをテストするため、2つの狙いがあった。


陽介は26日水曜日から、一誠は27日木曜日から全体練習に合流した。カズも26日に全体練習に合流したが、身体の様子を見ながら慎重に調整を行っていくようだ。ルーキーの丸谷も26日から合流した。
ケガ人が一気に復帰し、ようやくキャンプ中からペトロヴィッチ監督が待ち望んだ状態になってきた。「ケガ人が戻ってきたら、違ったチームになる」と自信をのぞかせていただけに、今の状態のいいチームにどうやって組み込んでいくか注目したい。


90分が2本行われた練習試合1本目のメンバーは、
GK:木寺
DF:森脇、槙野、盛田
MF:右ハンジェ、ボランチ浩司、一誠、左公太、トップ下陽介
FW:寿人、龍一
一誠と陽介はさっそく主力組に入り、最終ラインの中央には槙野が入った。


まず陽介だが、60分プレーしてゴールを奪いはしたものの、運動量、キレなどは、本人も「まだまだ」と話すとおりだった。「3ヶ月もプレーしていないのは初めて。試合に出れたことは意味がある」と確かに第一歩を踏むことはできたが、試合感覚なども含めてまだ完全復調にはもう少し時間がかかりそうだ。
一誠は45分間プレー。一誠も試合感覚に多少不安は残るが、しっかりとリハビリを積んで戻ってきただけに、フィジカルに不安は感じられなかった。


槙野が最終ラインに入ったディフェンス陣は、終盤にボールの失い方が悪くカウンターを立て続けに食らって、失点も許した。
ストヤノフの不在でもっとも影響するだろうボールポゼッションで、やはり不安定感を感じないわけにはいかず、浩司が「今日は疲れた」と話すように、ボールが落ち着かず、行ったり来たりの慌しいサッカーになってしまった。


このメンバーで岐阜戦に臨むことも濃厚なため、この課題はしっかりと修正しておきたい。
ボールの失われ方が悪くカウンターを許すパターンは、昨季の最悪のパターンだ。
カズの出場がかなえばストヤノフの不在を埋めてくれるかもしれないが、カズが復帰する可能性は低い。
浩司とこの日いなかった青山のボランチコンビに多くの負担がかかることになるが、最終ラインと意思疎通をはかり決め事をつくって、落ち着いたゲーム運びができるようにならなければならない。
これから1週間で確認と修正を繰り返して、少しでも不安をなくして臨んでもらいたい。


また、洋次郎が出場停止のため、陽介と一誠も岐阜戦に必要な戦力になる。
「岐阜戦に出れるようにやっていく」と陽介は出場に意欲を燃やし、一誠は「監督と相談しながら」と慎重な姿勢だが、どちらも16人には入るだろう。
トップ下の選択肢には、陽介とユキッチの2人をペトロヴィッチ監督は考えているようだが、この日トップ下と前線でプレーしたユキッチは、まだまだ完全に能力を示しているとはいいがたく、ペトロヴィッチ監督は最後まで迷うはず。
陽介がどこまでこれから1週間で状態をあげていくことができるか。
中途半端な状態で戻ってきてほしくはないが、10番を背負った陽介を早く見たい。楽しみにしていよう。


この1本目で、他に気になったのがサイド攻撃の迫力不足だ。
とくにハンジェの右サイドは、周囲との絡みも少ないし、ハンジェ自身が突破を試みようとしないため停滞していた。左サイドは寿人が絡んでいくため崩すシーンもあったが、右は皆無だった。
岐阜戦は、ストヤノフの一発で裏を狙うロングボールもないため、連携や個人突破でサイドを崩していかないといけない。
サイド攻撃のバリエーションももっと増やしていかなければこの先も苦しくなる。
そこの部分は、とても気になった。


練習試合の収穫は少なくなかったと思う。
残り1週間でやらなければいけないことは明確になった。
これらの課題を、これから1週間の準備期間を有効に使って、チームを仕上げていけばいい。


2本目は、4-0でサテライト組が快勝。
とくに丸谷は、落ち着いたシュート技術と強いフィジカルを生かしたキープ力が光り、2得点を挙げて復帰早々存在感を示した。
丸谷は、十分戦力としてこれから目処が立っていくのではないだろうか。
「ミスが多く、自分のところで流れを止めてしまうこともあった」と本人は課題を語るが、長いリハビリが終わり、これからようやくトレーニングを積んでいける。その楽しさを噛み締めながら、レベルアップしていってほしい。


来週の岐阜戦は、見どころの多い試合になる。
水戸戦でのつまづきを大きいものにしないためにも勝ち点3が必要だが、ストヤノフと洋次郎の不在による戦力ダウンは避けられない。大きな山場になると思う。
チーム全体でこの試合をモノにできれば、さらに弾みがつくだろう。
復帰した陽介が活躍してくれれば、言うことはない。
チームの底力が問われる一戦だ。
これから1週間で、しっかりと課題を修正して岐阜に向かってもらいたい。

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2008年03月30日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

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日程・結果

39節 vs湘南(H) 2-0


天皇杯 3回戦 10/12
 vs大阪体育大学(秋田)

41節 10/25 vs鳥栖(H)

天皇杯 4回戦 11/2
 vs東京V(西が丘)

42節 11/9 vs仙台(A)

43節 11/22 vs草津(H)