J1 33節 vs川崎最後にみんなで笑おう (むらさき)

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J1 33節 vs川崎
最後にみんなで笑おう

入れ替え戦が決まった。
もう、まだ少しでも残っている可能性のために、とかいってもしょうがないだろう。
この段階で決まったことをポジティブに捉え、心身両面で準備していくしかない。
入れ替え戦に勝てばいいんだ。
僕はもう完全に開き直ったね。


川崎戦は、勝てる要素など本当に少ないゲームだった。
「川崎が勝つべくして勝った」とペトロヴィッチが振り返ったように、川崎との差を認めざるえない内容だった。
選手個々の頑張りはチームに還元されず、つながっていない。
1点目も相手の狙い通りの攻撃の前に、集中力が欠け、マークを見失い、ポジショニングを誤った。
川崎のコンビネーションは確かに見事だったが、穴を作ってしまった。
攻撃は駒野頼みしか手がない状態。
徐々に盛り返しはしたものの、非常に苦しい前半だった。
杞憂していた、自分たちのサッカーができるか、という最重要事項は、できなかった、という結論に至った。


でも、1点差でゲームが進んでいれば、流れも変わったと思う。
サッカーはどんな流れでも、突発的な出来事が起こるから。
ただ、その可能性をつぶされた後半0分で、ゲームは決してしまった。
完全なオフサイドだと思う。微妙ではなく、完全なオフサイドだと思う。足を止めるなというのが可哀想なほどに。
ミスジャッチだし、不運だ。これは間違いない。
だが、広島のにも非はある。
なぜ後半開始早々相手に押し込まれたのか。
なぜもっと正確にクリアできなかったのか。
1本目のシュートを下田が止めてくれたのだから、2本目にはDF陣は反応したかった。
そして、もっと、もっと、抗議をしてもよかったのではないか。
もし川崎に同じ判定が下っていたら、5分はゲームが開始されなかったと思う。
絶対ポイントを奪いたいゲームだった。判定が覆るとは思わないが、そういうことは必要だと思う。
後半0分の出来事は、今の広島のチーム状態を表していた。


そしてその後、中村憲剛に決められ、ストヤノフが退場し、大宮が勝ち越した。
広島にとって、今節は一体なんだったのだろうか。
柏には拍手を送りたいし、茂木にも花束を届けたい。
が、悲しさにすべて覆われてしまう。
でも、逆にすっきりした。冒頭に書いたように、完全に開き直った。
勝てたゲームなら悔しさもつのるが、そうではなかったし、もう入れ替え戦と決まってしまえば、そこにスイッチを入れることができる。今までその存在を拒否し続けようとしてきたが、もう逃避をやめることができる。ある意味、楽になった。
入れ替え戦で勝とう。
勝てば、笑って終われるはずだ。


入れ替え戦まであと10日ある。
途中にG大阪戦をはさむが、なことはどうでもいい。
入れ替え戦までにやらなければならないことをしっかりやる時間に、10間を当てるべきだと思う。
まず、疲労を取り除くことだ。
陽介もそうだし、ウェズレイは不調の原因が疲労だというなら、練習もしないでいいから調整しろ。
もし、走れない原因が疲労ならば、コンディションをあげることだけをみんなが考えろ。
ただ、走れない原因は意思疎通の問題でもあるはずだ。
「連動性がなかった」と久しぶりに出場した一誠はこのゲームを振り返った。
なぜ、連動して動けなかったのか。それが広島の最大の特徴であるのに、なぜできなかったのか。
そこは徹底的に突き詰めなくてはいけない。


あとは、気持ちだ。
陽介が涙した意味は、よくわかる。悔しくて悔しくて、不甲斐なくて、涙したのだと思う。
僕はこの日の陽介の頑張りに、涙しそうだった。
あの気持ちを無駄にしてはいけないと思う。
誰がどうとはもう言わない。みんながあの気持ちを持たなきゃいけない。
きれいじゃなくてもいい。
どんな戦いをして、どんな汚いことをして、どんなに罵倒を浴びようとも、俺らが絶対に守ってやる。
サポーターは落胆せず最後までコールを続けた。
ホームチームのお祭りとなった等々力で、最後まで。
選手たちも、報道陣を押しのけスタンドまで行って挨拶をしたように、サポーターの気持ちに応えたい想いを、ずっと胸に抱えているのは、よくわかる。


入れ替え戦は、最後にみんなで笑って終われるラストチャンスでもある。
そこで笑えばいい。
おそらく、めったに経験できることでもないし、相当の歓喜が味わえるのではないだろうか。
(ホッとするだけかもしれないし、胃に穴が開きそうな気もするが)
選手監督は、開き直るしかないだろう?下を向いている暇は、まったくないんだ。
「こうなったのは自分たちの責任」(寿人)であることはしっかりと受け止め、前を向いて進んでいくしかない。
本当にこれは最後の最後だから、できることのすべてを、全部、なに1つ残さず、ぶつけてほしい。
それができれば、「広島どのチームにも勝てる」僕は今でも思っている。

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2007年11月25日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

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