またもや、非常にやりきれない敗戦だ。
こう言っては失礼だが、無様な敗戦だと勝手に怒りは沸きあがり、矛先は定まるわけで、楽と言えば楽なんだ。
ただ今日の敗戦は、無様ではない。どちらかといえば素晴らしい敗戦の部類に入る。
だから、落胆だけが大きくのしかかってくる。
そして、確実に押し迫ってくる現実がより問題を大きくしやがる。
いいサッカーなのかどうか。そんなものは話すべきでもなくなってきた。
「我々は残留争いに食い込まれてしまった」(ペトロヴィッチ)。
これが広島が28ゲームを戦ってきた上での、純然たる結果だ。
ここにきてのウェズレイ不調。寿人の10戦ノーゴール。
昨シーズンの厳しい時でも彼らはコンスタントにゴールを奪ってくれていた。本当に頭が痛い。
僕は、点がとれないという問題がこのチームに襲い掛かってくるとは思ってもいなかった。
この日彼らに訪れたチャンスは、今まで簡単にゴールに沈めてくれていたもの。
ウェズレイはもっともっと難しいゴールを奪ってきた。僕らは何度もその力に歓喜してきた。
寿人が裏へ飛び出した場面は、今まであれを決めてきたから寿人はここまでの選手になった、という彼の必殺の形だった。
なぜ、決まらないんだろうか。天に問いたくなる。
調子を取り戻してくれ。
そう願うしか、僕にも、監督にも、できることはないのだろう。
「サッカーにはこういうことはよくある」
ペトロヴィッチはプロのキャリアの中で、たくさんのつらい現実を目にし経験してきただろう。
だが、この日の彼の表情は憔悴しきっていた。
「痛い敗戦」とも言った。
今まで強気で押し通してきた監督から、初めて弱音を聞いたような気分だ。この言葉は本当に重い。
「戦術はすべて上手くいった。ゴールだけだった」といった彼に、できることは何かあっただろうか。彼のつらい気持ちは本当によくわかる。
ここからは崖っぷちの勝負だ。一体どうやって立ち向かっていくのか。逃げることはできない。
つらいが、進まなくてはいけない。
ペトロヴィッチを信じようか、どうしようか、という次元は超えた。
ペトロヴィッチにすべてを託す。彼はやってくれる。ともに頑張りたい。
大宮と甲府が足踏みをしてくれたことには、本当に救われたが、次節の大宮戦は「決戦になってしまった」(戸田)。
僕たちは恐ろしい2週間を過ごさなくてはならない。とても冷たい時間だ。
ただそれより何より、「広島にとってとても重要な時間になる」(ウェズレイ)。
陽介とアオはカタールへ旅立つ。寿人と駒野も代表に招集されるだろう。
ただ、もうそんな言い訳が許されない。そんなことは関係ない。
これからの6ゲームは、生きるか死ぬかのゲーム。結果を出さなければならない。
そのためにどうするのかだ。
この2週間は吉田に頑張って足を運ぼうと思っている。
それを伝えることができればと思う。
コメント (1)
チームほもちろんですが、この2週間頑張って吉田に足をはこぶというH foot.netを応援します。
投稿者: 吉田に行けない関東サポ | 2007年10月09日 13:13
日時: 2007年10月09日 13:13