むらさき: 2007年06月 アーカイブ

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2007年06月 アーカイブ

2007年06月04日

トレーニングマッチ vsアビスパ福岡
FW桑田

3週間の中断期間に入っている広島は、吉田で2部練習が続き、ハードなトレーニングが行われている。
よく走ってるよ。素走りがないだけで、練習メニューはきつい。
そして、昨日はアビスパ福岡との練習試合が組まれた。
この日は、日曜日ということもあってだろうが、吉田には多くのファンの方々が詰め掛けていて、なんだか広島に対する期待が膨らんでいるように感じられた。
やはり、清水戦の勝利は多くの感動をもたらしたんだと思う。
代表組とU-20組もいない中、これだけの人が集まったんだから、勝利することの意味が垣間見れた。

で、どんなゲームだったかという内容の方だが、たくさんの観客の期待に応える内容ではなかったね。
メンバーは、
GK:下田
DF:カズ、戸田、盛田
MF:ハンジェ、青山、公太、高萩、浩司
FW:ウェズレイ、桑田
という今現状のベスト布陣。
一誠は来週合流できるようだ。
福岡は、サテライトメンバー。
まあ、名の通ってる選手といえば、宮崎光平ぐらい。
光平は元気だった。素晴らしいクロスからアシストを記録してくれたから。

ゲーム序盤は、広島が押していた。
小気味良いパスワークを見せ、相手を押し込んだ。面子を見れば当然だが。
ただ、フィニッシュの精度が低く、攻撃は単調。
18分にCKからの混戦の中、福岡の城後がハンドをしてしまいPKを獲得。
ウェズレイが決めて先制したが、この判定に怒った城後は暴言を吐いてレッドカード。
練習試合で人数が少なくなっては、ということで他の選手がすぐピッチに入り11対11でゲームは進められたが、これを機に福岡の選手がレフリーの判定に異議を唱えることが多くなり、少し殺伐としたムードが流れ始める。

前半スコアが動いたのはこれだけ。
後半に入ると、下田とカズが代わり、木寺と橋内が入った。
そして5分に「緊張していたし、あれは僕のミスです」と橋内自身も語るように、光平のクロスに対して相手を捕まえきれず、ヘディングシュートを許してしまい失点。
その10分後には、ハファエルがゴール真正面からのFKを直接決めて逆転。
福岡にリードを許してしまう。
その後、福岡はこのゲームに勝ちにきた。
ガッツリブロックを作ってきた。

その中でもチャンスは作れたんだけどね。
トップに入った桑田がいい飛び出しを見せゴールまで後一歩に迫りながら、フィニッシュの問題が彼にはついて回る。
俊介と上野が移籍し、田村はリハビリ中の今、FW桑田は当然予想の範疇だったし、本人もまったく不安には思っていなかったようだったが、もう少し、ウェズレイともそうだし周囲ともコンビネーションを高める必要性は感じた。
桑田の持ち味は、スペースへ動き出すこと。
スペースを見つけてそこへ積極的に動き出すことは、桑田が一番得意としているプレーだ。
ハードワークできることも彼のいいところ。
FWでもその持ち味はしっかりと発揮していたと思う。

だが、いかんせん精度が。ドフリーで抜け出したシュートも、バーに当ててしまった。
「裏へ飛び出して、くさびを受けて、やることはわかっているが、動き方をもう少し考えないといけない。もう少しくさびを引き出したかった。あと、あそこのポジションにいる以上決めないと。フィニッシュのところが課題です」桑田談。
だが、桑田は本当にいい動きをしていたんだよね。
シュートを打てる、チャンスを作れる、動きはできていた。
ペトロヴィッチも褒めてたし。
まあ、この決定力というのが高いからこそ、寿人とウェズレイが先発してるわけで、さらにJ最強なわけ。
桑田はその可能性は秘めているはず、精進して高めていってもらいたい。

あとは、特筆すべきことは特にない。
疲れていたのは見え見えだったし、本気モードには程遠かった。
「これが練習試合でよかった」(ペトロヴィッチ)というゲームだった。
やはり、広島は守られると、攻撃に停滞感が生まれる。横パス、バックパスが多すぎる。
アイデア不足、ということを強く感じた。
そして、今日は駒野、陽介というドリブラーがいなかったこともあるが、仕掛ける選手がいない。

横浜FC戦で見せたような、悪癖がでた。
強引にこじ開ける術、ミドルシュートや個人で局面を打開するプレーの必要性を感じる。
その意識を強く持つことから、まずはじめてもらいたい。
チーム全体の意識付けとして浸透させる必要があるだろう。
勝負すれば、10戦10勝とはいかなくても、6~8勝できるポテンシャルを広島の選手たちは持ってるはずだから。
特に、浩司。意表をつくプレーというのをもっと強く意識しないと。
僕は、もっと浩司は自分勝手にやっていいと思うのだが。それがチームのためにもなると思う。

まあ、課題が出るということは悪くないし、そのための練習試合だから、結果を気にする必要もない。
だが、若手にチャンスを与えられなかったし、お客さんも少しガッカリして吉田から帰っていったのかな、と思うと残念だ。
水曜日からはまたハードに練習すると、ペトロヴィッチは言っていた。
来週は愛媛と吉備国際と練習試合がある。
桑田のゴールも期待したいし、今日出た課題を吹っ飛ばしてもらいたい。
J2相手に、さらにサテライト相手に、練習とはいえ広島が負ける姿を見るのは、気分のいいもんじゃないしね。

7月のナビスコは、今日のメンバープラス一誠で戦うことになるだろう。
せっかくの決勝トーナメントが、とも思うし、少し不安も感じたが、桑田や一誠が目の覚めるようなプレーを見せてくれることを期待したい。
ハンジェもこのまま黙っているとは思えないし、高萩にしてもそうだ。
そして、こういうチャンスが彼らに与えられることが素晴らしいことだと思う。
ナビスコ勝ってなかったらなかったことだったわけだから。
まあ、楽しみにしよう。
まずは、ペトロヴィッチにしっかりついていって、激しくトレーニングを続けてくれ。
確実に成長しているから。信じて走るしかないでしょ。

2007年06月09日

トレーニングマッチ vs愛媛FC
課題はそのままだが

昨日行われたトレーニングマッチ2ゲームのレポートを。
まず1本目、吉備国際大学とのゲームは、ペトロヴィッチも「特に収穫はない」と言ってたが、見るべきところもない、書く事もないゲームだった。
ユースの選手が4人呼ばれて出場したが、奪った5ゴールすべてが彼らの得点だったし、彼らの好プレーの方が光っていた。
ユースの選手はモチベーションも高くこのゲームに挑んでいたと思う。
アピールしよう、できることを一生懸命やろう、という姿勢がひしひしと伝わってきた。
このゲームに出場した選手たちは、ユースの選手たちに学ばなければいけないことが多いと思う。
 

2本目は、リーグ戦が1週飛ぶ愛媛を迎えてのゲームだった。
ほぼベストのメンバーだったし、いい対戦相手になったとは思う。
そして結果は3-1と、まあJ1の力は見せることができただろう。
ただ、ゲーム内容は多少乏しく、90分間を通して狙い通りのサッカーを見せることはできなかった。
まあ、かなり太陽が元気だったし、水曜、木曜と2部練習で身体を追い込んだあとのゲームだったから仕方ない面はあったと思う。
ペトロヴィッチは「練習でやった形があそこまで出るとは思わなかった」と喜んでいたから、まあ、先週の福岡戦よりは実のあるゲームだった。

 
メンバーは、
GK:下田
DF:一誠、戸田、盛田
MF:ハンジェ、青山、服部、桑田、浩司
FW:寿人、平繁
駒野と陽介には休養が与えられ、ウェズレイは左ふくらはぎに違和感を感じたため、カズは体調を崩しているため、不参加となった。
ウェズレイとカズは来週の練習からは合流できるようで、心配はいらないようだ。
 

ゲーム序盤は、広島が完全にペースを握っていた。
得点こそ、相手のミスをついてのものだったが、ミスを見逃さないしたたかさを愛媛に見せてやったともいえる。
だが、失点シーンは、広島特有のもったいない失点だった。
盛田の中途半端なクリアを拾われ、森脇からの一発のパスで田中俊也に裏を取られ、一誠が倒してPK。
なんとも、いらない失点だった。
森脇と田中は元気な姿を見せていたね。
大木は、ヤクルトvs日本ハムの始球式を務めるとかで、やってきていなかった。
 

この失点だが、こういう失点をこれからどうやって減らしていくか、真剣に考えないといけないと思うし、もっとチーム全体の問題として修正を試みる必要があると思う。
こういう無駄な失点をしていたら、勝てない。
とにかく、失点を減らすことがこれからの最重要課題だ。
崩されたわけではないし、相手がスーパーだったわけでもない。
自分たちで首を絞め、リスクを無駄に背負ってしまっている。
 

つなぐのが苦しければ、2トップの裏に蹴りこんでいい。
そうすることによって相手のラインも下がるし、相手が下がればつなぎやすくなる。
ゲームの流れを掴み、状況判断をもっと高めていかないと。
チーム全体での意思統一もそうだし、個人レベルでも上げていかないといけない。
鍵を握るのは青山だ。
青山がもっともっと中心になってゲームを進め、責任感を持って、ゲームに大きな影響力をもたらす選手なのだと自覚してもらいたい。
そして、チームの中心になるだけの力を持っているわけだから、もっと自信を持って、周囲の選手に要求し、動かせるようになってもらいたい。
 

攻撃面でも課題はあった。
広島の攻撃は、2トップにまずボールが収まらないと、始まらない。
くさびを当てたボールを2トップが奪われてしまうと、なんとも淡白な攻撃に終わってしまう。
ウェズレイ、駒野がいなかったこの日、それが顕著にあらわれていた。
この状況を打開するためには、さっきも同じことを書いたけど、裏へのボールがもっと必要になってくると思う。
 

広島には寿人がいるんだ。
出し手と寿人の狙いが一致すれば、大きなチャンスにもなる。
相手に背後の脅威を抱かせることによって、くさびのボールも入れやすくなるし、うまく使い分けていきたい。
2トップにくさびをあて、そこに中盤が絡んで、サイドに展開し。
広島のこの理想的な攻撃パターンをもっと生かすためには、他のバリエーションを作っていくことも考えた方がいいだろう。
3点目は、寿人と公太のコンビで左サイドを突破し、中に走りこんだ浩司がゴールを決めた。
美しい形だった。
こだわりたくなる気持ちもわかるけどね。
 

トレーニングマッチだったということもあって、課題ばかりを並べてみた。
だが別に、ひどいゲームだったわけではない。
ペトロヴィッチが言うように、前半では練習していた形が見えたし、すごくテンポよくボールがつながり、連動して動けていたと思う。
このサッカーが90分間できれば文句ない、といえる内容だった。
また、本気で公式戦のように戦え、と言われていたように玉際でも選手たちは戦っていた。
桑田、一誠らも、遜色なくトップチームでプレーできている。
課題はトレーニングマッチだから当然あるとしても、いい面もあった。
なんといっても寿人が元気だ。頼もしいよ。
 

来週からの1週間は、全メンバーが揃う。
ペトロヴィッチ監督も「鹿島戦に向けてのトレーニングをしていく」と語っていた。
他チームより準備期間が長かったことをプラスにしてほしい。
6月の4ゲームは、本当に重要だ。
今、悪くもなく良くもない場所にいる。
この場所から、6月の4ゲームを終えると、どちらかに移動することになるだろう。
まず鹿島。たいした相手じゃない。勝って弾みをつけたい。

2007年06月14日

J1 15節 鹿島戦プレビュー
戦闘モードへ

3週間の中断が開ける。
ナビスコカップで決勝トーナメント出場を決め、清水戦では闘志あふれるプレーを見せ逆転勝利。
この前は、「この余韻を楽しめるから中断は大歓迎だ」と書いたが、3週間は長すぎた。
早く広島のサッカーを見て、喜びたい。
僕は欲求が溢れ出してきている。


まず、昨日のファジアーノ岡山戦の所感を。
主力組は45分間のプレーで終わったが、相手のレベルを差し引いてもいい内容であったと思う。
ウェズレイと盛田は週末に出場するために調整中で、平繁と槙野が代わりを務めたが、この2人と桑田、一誠らが主力組で萎縮することなくプレーできるようになった。
これは、今シーズンのこれまで、そして今中断期間の収穫といえるだろう。


攻撃時は狙いを共有して崩せていた。
青山のタイミングのいい攻め上がりが目立ったが、3人目の動きが身体に染み付いてきているのだろう。
練習で取り組んでいることがゲームで出せていた。
ハードトレーニングを無駄にしてしまっては、選手自身が悔しいだろうし。
チームとしてこのゲームへ臨むにあたる意味を、みんなが理解し表現できていたと思う。


ただ、守備に僕は多少の不安を抱いた。
ジェフェルソンという長身FWにあわやというヘディングシュートを許し、ポストプレーも簡単にやらせてしまっていた。
相手のレベルから、攻撃を受ける時間は少なかったから表面化はしなかったが。
今中断期間の練習を見ていて、僕は守備陣に対して不安に抱いていることがある。


ペトロヴィッチはディフェンダーのための守るだけの練習はしない。
マークの受け渡し方やポジション取りは指示しているが、相手にボールを保持され攻められた時よりも、ボールを奪われないための練習が圧倒的に多い。
そして、練習時に戸田や盛田、カズらが対峙する相手は、桑田や趙であることが多く、代表で選手がいなかった時期は、ポポビッチコーチがFWとして練習に参加している。
この中断期間に行ったトレーニングマッチでも、ジェフェルソンは確かに高さ対策という意味では好敵手だったが、それ以外J1にふさわしい選手はいなかった。
いざ、鹿島戦。ディフェンダーたちはいきなりトップレベルのFW対面することになる。
そこに僕は不安を感じざる得ない部分がある。


ただ、これはペトロヴィッチの方針であるし、FWを2人も放出したクラブの意向でもある。
ペトロヴィッチの哲学がよくあらわれていると思うし、チームとしての11人の一体感を求めていることがわかる。
ウェズレイと寿人対戸田と盛田という構図で練習するより、同じチームとして戸田らが守る時間は寿人らも守る時間。
これは実戦に即している。練習のための練習ではなく、そういう面でのメリットはすごく感じるのだが。。。


槙野は、「いつも練習でウェズレイと寿人さんとやっているので、臆することなくいつもプレーできる」と話していた。
戸田らもそういう環境が必要なのでは、と思ってしまう。
まあ、僕が単純に、練習であれ対峙する彼らの姿が見てみたいという気持ちもある。
J最強の2トップに、広島DF陣はどう対応するのだろう?
大変興味がある。まさかちんちんにやられることはないと思うけど。


さて、鹿島戦だ。
カズは回復したようで出場は間違いないだろうが、ウェズレイと盛田はどうなるかわからない。
出場がかなえばいいが、平繁、槙野がスタメンを飾ることも十分に考えられる。
もし槙野がスタメンを飾り勝利を収めたなら、「今年の僕は勝てる男です」を認めてやってもいいだろう。
そして僕は、声高に槙野の起用を叫んでいこうと思う。
平繁には前節清水戦で沈黙した屈辱を果たしてもらいたい。
このまま黙っている男ではないだろうから、平繁に関しては心配していない。


鹿島戦に僕が不安を抱いていることはもう書いたが、もう1つ大きな不安要素がある。
「この3週間は長すぎた。選手たちが戦闘モードに入れていない」(ペトロヴィッチ)
これは僕もトレーニングマッチを通してすごく感じたことで、ハードトレーニングの影響やトレーニングマッチということで、情状酌量の余地を持って見ていたが、いきなり戦闘モードに入れるものなのか、すごく不安だ。


ナビスコ千葉戦や前節清水戦は、気持ちで勝ったからこその勝利だったと思う。
あの状態がリセットされてしまったのは本当に惜しいし、またあの状態を取り戻さないといけない。
ペトロヴィッチがどうやって選手を戦闘モードに入らせるのか、大きなポイントだ。
絶対勝つ。
この気持ちを持っていることが、カシマスタジアムに入場を始めた瞬間から、僕にバンバン伝わってくることを願っている。


そして何より、ゴールを奪い勝ち点3を獲得して、3週間待たされた僕の欲求を存分に満たしてもらいたい。
待たされた甲斐はあったと。この中断期間が有効であったと。
僕の不安など、「馬鹿かお前!」と吹き飛ばしてもらいたい。

2007年06月17日

J1 15節 vs鹿島アントラーズ
次勝てばいい、忘れよう

前半5分、浩司が右足で放ったミドルシュートがバーを叩く。
セットプレーから鹿島に押し込まれるが、15分駒野が右サイドを駆け上がってクロスを送り、ファーで待ち構えた平繁がシュートを放つ。
その直後の16分、本山と野沢がワンツーでディフェンスラインを突破。カズは身体を入れていたが、一瞬の迷いがあったか、本山に足を伸ばされてゴールネットに吸い込まれた。
反撃はやはり駒野から。PA内でフリーになった平繁を見逃さずにパスを流すと、平繁がシュート。しかし枠を大きく外してしまった。
20分、陽介がドリブルで右サイドを単独で突破するとクロス。ファーに流れた。
22分、平繁のスルーパスに裏へ抜け出した寿人だが、大岩に倒された。PKでも十分にありえたが・・・


25分、公太が寿人にアーリークロス。オフサイド。
33分、青山がインターセプトから持ち上がりシュート。寿人がコースを変えネットが揺れるもオフサイド。
同点ゴールが訪れた。カズが平繁にくさびを入れ、平繁はヒールで寿人へ。寿人は陽介に冷静に流し、陽介が落ち着いてゴールへ流し込んだ。
35分、平繁が公太とのコンビで左サイドを崩すも、シュートにはつながらず。
37分、立て続けに両サイドにからクロスが上がり、こぼれたところを浩司がミドルシュート。決定的。
45分、内田のクロスに戸田がかぶってしまい田代がシュート。ゴール前の混戦になるも、下田がキャッチ。


前半はこういうゲームだった。
広島の戦略どおりにゲームは進み、なんでもないところのミスから先制点を許してしまったが、その後も焦ることなくゲームを進め、美しき同点ゴールを奪った。
そして、ここからの時間は広島のワンサイドゲームといっていい。
負けるわけがない前半だったが、その内容に対して、あまりにも理不尽な1-1というスコア。
この時間に勝ち越さなければいけなかった。
あまりにも大きなその代償が、ドドンとやってくるわけだから。


後半はどういうゲームだったか・・・
僕は覚えていないので書けない(思い出したくないので書かない)
横浜FM戦の内容と瓜二つだったかなと。
見事な前半を終えて1-1。そして、後半開始直後に失点してしまい、そのまま・・・
このゲームを見て、問題点はたくさんあると思ったし、修正点もたくさんあると思った。
だが、それを言うのはやめようと思う。


このゲームは忘れたほうがいい。
いや、前半のことだけを思い出し次戦に臨みたい。
すぐにやってくるし、切り替えることこそが重要だ。選手も僕も。
本当に前半は悲観する内容ではなかった。
あのゲームが出来るのなら、広島は負けるようなチームじゃない。
ウェズレイがいないのは確かに痛かったが、平繁は清水戦よりは見違えるほどいい出来で、また1つ自信を掴んだだろう。自信を持っていい。
陽介は、連続ゴールを挙げ、ディフェンスでインターセプトしてカウンターを仕掛けるという、好調時のプレーが戻ってきた。
ゴールの神様も微笑んでくれているし。


浩司は、シュートを量産してくれた。
あとは枠にさえ飛べばいい。打てるようになったことをプラスに捉えたい。
駒野のすごさはもう言うまでもない。すごい。
寿人もウェズレイがいないのがさみしそうではあったが、キレていた。
青山も運動量多く、ファイトして戦っていた。あの怒りをぶつける場所はある。
次節川崎戦。広島の選手が見せるリアクションに期待したい。
今までは、負けた後にしっかり立ち上がって戦ってきたんだから。


確かに経験は必要だと思う。
経験とは、なんとも掴み辛い表現ではあるが、だからこそ大切なものなのだとも思う。
また1つ学んだ。
そう言えるよう、川崎をきっちり倒してしまえばいいんだ。

2007年06月22日

J1 16節 vs川崎フロンターレ
殴っちゃえよ

この川崎戦、1-1のドローに終わったが、一体どういうゲームだったんだろう。
評価に困ると言っては偉そうだが、僕にはつかみどころのないゲームに見えた。
選手はがんばっていたと思う。運動量多く気持ちを出して戦っていた。
だけど、これは好き嫌いの問題だと思うが、僕の好きなゲームではなかった。
スピード感もなく、盛り上がりに欠ける90分。
広島だけが悪いのではなく、川崎の戦い方も影響していたと思うが、あそこまで合わせなくても・・・


鹿島戦の反省を踏まえて、とにかく焦らずゲームを運んでいこうという意図は感じた。
先制されて一体どうなるものかと思ったが、まあ、駒野さまさまだけど、同点に追いつくことができた。
変に浮き足立たず、冷静にゲームを運んだ結果だろう。
相手がボール取りに来なかった。というのは大きく影響していると思うが、簡単にボールを失わずリズムを作れていたと思う。特に浩司がいい形でボールが持てていた。
その分、浩司が数字に残る決定的な仕事をしてくれると、どれだけ楽になるだろうと思ったけど。


好きなゲームではないといった理由は後半にある。
お互いに、慎重に大事にと言ったら聞こえはいいが、相手の出方をうかがってのリアクションサッカーに徹してしまった。
ボクシングで言うなら、両者がぐるぐる回りジャブだけを撃って、自ら仕掛けずカウンターパンチのみを狙っている状態。
戦ってる方は、緊張感があり僅かな隙を作らないため、見逃さないため、大変なんだろうが、
見ている方はあくびが出てしまう・・・


もっと仕掛けないと。
サッカーに判定勝ちはないし、ペトロヴィッチは芸術肌の監督なんでしょ。
まあ、芸術は人それぞれだと思うが、あの芸術的価値観では大衆を惹きつけることはできないだろう。
相手をKOさせられるパンチは、うちは持ってるわけ。
ウェズレイというスーパーがいるし、駒野という日本代表がいる。
このパンチを生かす術を、もっとチームとして考えていきたい。


もう1つ。寿人という急所を突く一撃を決められるパンチがある。
一見軽そうに見えるけど、ダメージをとても与えることができる。
これは効くし、厄介極まりない。僅かな隙を突いてくるから相手も相当に嫌なんだ。
寿人を意識させておくだけでも、ウェズレイ、駒野が生きてくるはず。
もっと寿人を有効に生かしたい。
あと、陽介。コイツはふらふら軽いパンチばかりだと思ったら、突如強烈な輝きを放つ一撃を決めたりする。
うちはこうんなにいろんなパンチを持ってるわけだから、うまくコンビネーションで攻めれば相手は必ずマットに沈むはずなんだ。


これらを操るのは青山だろう。
この日は、その青山のパフォーマンスが低調だった。
青山はいま少し悩んでいると思う。
去年レギュラーを奪い数段飛ばしで階段を駆け上がってきたが、今は足踏み状態だ。
ペトロヴィッチサッカーの肝はここのポジションであり、とても難しい役割をこなしていると思う。
守備に走ってキーマンを押さえ、攻撃時はチームの脳として命令を送らないといけない。
時にはミドルシュートを。という期待を僕もしているし。
きっかけがほしい。青山で勝ったというゲームがほしいところだ。


次節は神戸戦。
メンバーも変わらなければ、戦い方も変わらない。
相手が変わるだけだ。
神戸がどういう出方をしてくるのか。
3連敗中なので、慎重にくるのか、思いっきりくるのか。わからない。
だったら、こっちから仕掛ければいいのではないだろうか。
鹿島戦を受けて慎重になった今回。5失点の代償はきっちりと払っただろう。
殴りにいっちゃえ、ゲームを自ら動かすんだ。
そういうゲームを芸術肌の監督が率いるチームには期待したい。


たぶんウェズレイが爆発すると思う。アウェイは強いからね。
寿人も欲求不満がたまっている。そろそろ発散させどころだろう。
陽介はこのゲームが終わるとカナダへ飛び立つ。ヒーローたるものこういうゲームでしっかり結果を出さないと。
よって、勝つとは思う。
というか絶対勝たないといけないゲームだ。

2007年06月24日

J1 17節 vsヴィッセル神戸
寿人が決めないと

悔しい、やりきれない想いでいっぱいだ。
この結果がふさわしいゲーム内容であったとは思わないし、思いたくもない。
しかし、現実は現実だ。
2得点しかできなかった。3失点もしてしまった。勝ち点を1つも奪えずに帰ることになった。
避けようがない。
「チャンスを決めなければ罰せられる」ペトロヴィッチ。
こんなにも重い処罰を受けなければいけないようなことを、広島はしたのだろうか。


敗因をあげるなら?
「あげるとするならばゴールできなかったことだ。3失点したことを責める人はいるが、7得点できなかったことを責める人はあまりいない」ペトロヴィッチ。
言っていることはわかるし、ペトロヴィッチの哲学がここにあると思う。
確かに、2ゴールではあまりにも少なすぎるほどのチャンスを広島は築き上げた。
それも、素晴らしいコンビネーションと個人技が融合していた。練習の成果の賜物だ。
相手の組織をあそこまで崩せる攻撃陣は、Jの中でもトップクラスだと思う。
ペトロヴィッチの気持ちは、痛いほどよくわかるよ。


この日は、寿人がブレーキといっていいデキだった。
決めなければいけない、寿人ならたやすく決めることができる、そんなチャンスが多々あった。
寿人が決めないと広島は勝てない。
もちろん寿人のゴールがなくても勝っているゲームはあるけど、あそこまでビックチャンスがありながら、外し続けられては、広島が負けてもしょうがない気もする。
寿人には今までたくさんの勝利を届けてもらっているし、チームがそのツケを払わされるなら、致し方ない。僕は文句は言えない。


寿人のせいで負けた、と言ってはあまりにも大げさだし、寿人があまりにも酷だ。
だが、寿人にはそれだけの責任を背負ってもらいたい。
そう言われることが1つの勲章であり、それがエースという職業だ。おいしいだけの仕事ではない。
そして、そこが最大の醍醐味でもあるんだ。
責めるつもりはない。
だが、寿人のおかげで勝ったゲームを覚えているように、僕はこのゲームも覚えているだろう。


こんなにやりきれないゲームはそうあるもんじゃない。
前節川崎戦のゲームを受けて、僕は殴りに行けと書いた。
そうすると、その通りにガードをまったくせずに殴りにいってくれた。
前節とは180度うって変わり僕の大好きなゲームを見せてくれた。
その点ではとても満足だし、とても楽しませてもらえたんだ。
しかし不思議なもので、前節得た勝ち点は1。今節は0。
まったく何が正しいのかわからなくなってくる。


「決め切れなかったことが最大の敗因」と選手監督が口を揃えるように、僕もそう思う。
だが、3失点しているチームが何を言ってる、と言われれば返す言葉は1つもない。
バランスが必要なんだろう。美化してるわけでもなくこれに尽きると思う。
ただ、妥協だけはしてほしくはない。
今のサッカーを続けていく中で、最高のバランスを見つけてほしい。
その為には、また経験という言葉が出てくるんだろう。
一体どれだけ苦しい思いを経験すればいいのだろうか。


神戸が抱える問題を解決に導いてあげる優しさ。
そんな必要はこれっぽっちもないのに・・・
広島の抱える問題の方が、根が深いような気がしてきた。
ここまでごまかしてきた問題に、きっちりと向き合わなければ。

2007年06月29日

J1 18節 アルビレックス新潟戦プレビュー
ちゃんと勝て

週末の新潟戦、明るい気分で迎えることができないのは僕1人だけではないと思う。
広島は危機的状況ではないと信じたいが、6月に入って勝利がないという現実は、ゲーム内容でカバーできないほど重い。もう楽観することを許してくれない。
新潟は今上昇気流だ。かなり厳しいゲームになることが予想される。


陽介がカナダへ飛び立ったので、一誠が陽介のポジションに入る以外スタメンは変わらないだろう。
田村、桑田は軽い怪我をしたので、ベンチ入りできるかどうかは微妙だ。
新潟は、シルビーニョが怪我で離脱中だが、メンバーは固まっている。
とくに2トップは強烈だ。エジミウソン、矢野貴章は充実の一途。
CBコンビもゲームをこなすごとに自身を深めている印象を受ける。


ゲーム展開だが、前節3失点を受けてと言うわけでもないが陽介もいないことだし、自軍でブロックをつくり相手をきっちり捕まえてから、落ち着いてゲームを進めていきたい。
新潟は勢いがあるし、観衆の後押しを受け攻め込んでくるだろう。それをいなしながら、しっかりと受け止め我慢して、カウンターを仕掛けるという展開に持ち込めれば理想的だ。
このゲーム、キーワードはカウンターになると思う。


前節神戸戦、リードしている状況にもかかわらず、人数をかけて攻め込んでしまい奪われてからカウンターを食らうシーンが何度もあった。
そこで突き放せなかったのが一番の敗因だったとは思うが、拙いゲーム運びだった。
前節だけではなく、これまでもカウンターを食らうシーンが非常に多い。
勢いに乗って自分の形でボールを持って攻めあがってきたら、相手もプロだ、仕事が出来る選手なのは当たり前。
ディフェンダーたちのディフェンス能力を問う前に、この状況をどうにかしないといけない。

こういう危機的状況をいかに少なくするか、というのが必要になってくると思う。
みんなで攻めあがらないこと。
嫌な奪われ方を少なくし、攻め切ること。
常にリスクマネージメント心がけること。
ゲーム状況を読み、チーム全体で共有すること。
ポイントは、こんなところになると思う。ミスをしないことはもちろんだ。
うちのカウンターは言うまでもなく強い。
どちらが、より多くのカウンターを仕掛けることができるか。
勝負はここだ。
いかに決める、いかに守る、ではなく、その回数を増やし減らしたい。

鍵を握っている選手は、浩司と一誠。
彼ら2人の柔軟なポジショニングだったり、ボールを失わないという基本がとても大切だ。
浩司にゴールを期待するのはひとまず置いておこう。チームのために黒子に徹し、見えない活躍でチームに貢献してもらいたい。
一誠にとっては、やっと来たチャンス。
今チーム状況は良くなく、その中で出場機会を得ることができた。一誠の価値の見せ所だ。
劇的変化をもたらせばレギュラー獲得もありえるはず。
「今年の一誠は違う」(寿人)ところを見せてもらいたい。


攻撃に関しては、ウェズレイはすこぶるコンディションがいい。
期待していい。それ以上で応えてくれると思う。
僕の目には、ウェズレイがゴールしない、なんてことは起こりえないように見える。
寿人は、前節がどういうゲームだったか自分でよくわかっている。
うちのエースは2ゲーム続けて沈黙し、チームを苦しい状況のままにしてアジア杯に行ってしまう、なんてことはないはずだ。
期待している。信じている。


新潟に勝てれば、チーム内にある少し疑心暗鬼な空気も吹っ飛ぶと思う。
ナビスコに向けていい流れもできるだろう。
なによりまた上を向いて進んでいくことができる。
いまの12位という位置には、僕は誰がなんと言おうと満足なんて出来ない。
絶対もっと上にいけるチームだ。
それを示す好敵手だと思うし、そんなことよりまず、新潟より下にいるという現状が許せない。
ちゃんと、勝て!

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日程・結果

8/15 21節 vs神戸(A)

8/19 22節 vs大分(H)

8/22 23節 vs浦和(H)

8/30 24節 vs山形(A)

9/12 25節 vs横浜FM(H)