むらさき: 2007年05月 アーカイブ

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2007年05月 アーカイブ

2007年05月05日

J1 9節 vs大宮アルディージャ
駒野が決めた。勝った

ようやく、いやまたしてもだ。駒野が決めてくれた。
ロスタイムの決勝弾。今シーズンもじらされた勝利の歓喜がやっとビックアーチに沸きあがった。
昨シーズンも、ホーム初勝利は駒野の右足のサヨナラ弾がもたらしてくれたんだ。
雨の中の地をはうFK、よく憶えてる。忘れるはずがない。
このゲームも、また忘れられないゲームになったね。
駒野が決めてくれないと、広島はホームで初、は勝てないのか!
寿人とウェズレイがどれだけ積み重ねてもダメだったものを、この男はひと振りで決めてくれた。
やっと勝った、という実感がやっぱり強いよ。
昨シーズンは11節。ホーム6ゲーム目。それまでの勝ち点は7。
今シーズンは9節。ホーム5ゲーム目。勝ち点は9。
少しは成長してるな。予想以上に遅かったけれど、ホッとしたよ。

それにしても、今シーズンの駒野のパフォーマンスはとんでもないものがある。
別次元に到達している感さえあるよ。
ほぼ全ゲーム、右サイドは広島のものになってるんだ。
この日のゴールを見てもわかるように、最後まで落ちない運動量は相手を圧倒している。
そして、今シーズンに入って特に目立つのが仕掛ける姿勢。
これまでは、最終目標がクロスを上げることだったように思えた時期もあった。
だが、今シーズンはゴールしか頭にないようだ。

開幕戦の急所を突くロングフィード。
名古屋戦、この大宮戦のピンポイントクロス。
そして、中へ切れ込んでシュートをも放つ。
とても恐ろしい選手になった。相手にとって、脅威となる選手になったはずだ。
1対1で相手と対峙すれば、必ず仕掛ける。そして、抜き去る。ゴールへボールを届ける。
ゴールへの強い意志のこもったプレーを、ずっと続けてくれている。
さすがに代表選手だ。日本代表というフレーズは駒野にこそふさわしく、広島の宝物だ。

記者会見の席で、ロバート監督は終了間際の失点に、「選手間で解決しなければいけない問題」と苛立ちをあらわにした。
大宮にしてみれば、悪くても引き分け、というゲームを展開していたと思う。
中盤で数的優位を作り、ロングボールを多用しセカンドボールを拾ってペースを掴んでいた。
広島の速い展開のサッカーに持ち込ませないため、自らペースダウンし、ゆっくりとボールをつないで、ゲームのリズムは大宮がつくっていた。
なのに、あと数分でやられてしまった。
最後のCKの時に、リスクをかけたのは選手たちの判断だったようだ。
それが裏目に出てしまう。チーム状況の苦しさを物語っていたと思う。

広島は、やはり守備という意識が強かった。
重い体が言うことを聞かなかった面もあったのだろうが、運動量はどんどん落ちてまった。そして、選手間の距離が開いてしまい、ロングボールを蹴るしかない状況。当然走れていないからセカンドボールも拾えない。悪循環だった。
「内容は悪かった」「ボールが動かなかった」監督選手も口々にこうゲームを振り返る。
だが、最後で我慢できた、守備陣は一様の手ごたえを掴んだだろう。
まあ相手に助けられた部分も多分にあったが、危険なシーンは少なく、PA内では自由にはさせないよう体も張れていた。チーム全体の守備意識は高まっていたと思う。

何よりの薬はやっぱり勝利だから。
勝ちが自信に、自信がパフォーマンスの向上につながっていくはずだ。
サッカーとは不思議なもので、いいサッカーをしても勝てない。悪いサッカーでも勝った。そういうことが多々起こる。
相手もあることだから当たり前でもあるんだけど、こういうゲーム状況に応じた戦い方が出来て、最後は駒野という神様が降臨してくれたからではあるが、勝てた。
今、煮え切らない状況で、きっかけとなる何かをつかめたゲームになったと思う。

続く大分戦。コンディション的にはかなり厳しい面があると思う。
下位の相手ではあるが、相性的にはよくない相手でもある。
このゲームに勝利できれば大きい。順位もかなり上昇する。
今は、内容的に多くを求めるよりも、チームで状況に応じた勝つサッカーを統一し、結果を出す姿を見せてもらいたい。
このゲームは、よくないゲームではあったかもしれない、ビックアーチが歓喜に包まれたのもまた事実だ。
結果を出すために今必要なこと、出来ることを、チームみんなで戦って勝ち取っていけば、必ず内容と結果の伴ったみんなが幸せなゲームを見せることが出来るようになるはずだ。

2007年05月07日

J1 10節 vs大分トリニータ
らしい勝利だが

まず、判定のことに関する僕の見解を書こうと思う。
Jリーグ側は人違いであったと認め、藤田の2枚目のイエローカードを三木へのカードへと訂正した。
この状況ははっきり言って異常だ。
審判が4人もいながらみんな間違っていたことになる。あの藤田の悔しがりようも、今となっては頷ける。
いまさら認められたって勝ち点は覆らない。不可解な判定だし、納得いかないのは当然だ。

僕はバックスタンドで見ていて、目の前で起こったプレーだった。
だけど、藤田がファウルをしたのか、三木がファウルをしたのか、そこはわからなかった。
あの抗議の内容が、PKをとられたことに対してだと、ずっと思っていた。
だから、抗議することに対して、むかつき腹が立っていた。
PKの事を悔やむのはお門違いで、あの状態でウェズレイにボールを持たれ、スライディングした時点で負けだ。足がかかっていようが、いなかろうが、PAとはそういう場所であって、ギャンブルにでた三木の負けということだ。

1つはっきり言いたいのは、審判、特に主審がちゃんとコメントを発表すべきだと思う。
公の場に出て、謝るなり、その時の状況を説明すべきだ。
ミスが起きるのは別にいいんだ。むかつくし、やりきれないし、腹が立つけど、しょうがない。
ただ、その後の対応がなにより大切なわけでしょ、何事であっても。
逃げたり、隠れたり、上が責任を取ればいい、そういうもんじゃないと思う。
あと、1つ気になるんだが、あの藤田の非紳士的行為。あれは見逃すのかい?

ゲーム話しにしよう。
広島らしい勝利だったと思う。昨シーズン終盤に5連勝を飾った時のような、頑張って守って2トップで勝つ。そんな内容だった。
両チームにいえるんだけど、疲労は隠し切れず終盤にペースダウンしてしまった。
走れない広島は、絶対にペースが握れない。また、大宮戦に続き難しいゲームになった。
どっちが勝ってもおかしくなかったけど、まあ2トップのクオリティが高い広島のほうが、勝利の可能性は高かったとは思う。
決定機の数でも上回っていたのは明らかだし、失点もCKから。
あれを止めとけば。その前に2点差にしとけば。楽に勝てたゲームだったはずだ。

このゲームのMVPは青山だね。
もちろん先制点を導いたロングシュートも見事だったけど、守備面が素晴らしかったと思う。
アウグストにプレーをさせないばかりか、そこで奪ってチャンスにつなげていたからね。
出足よく相手のリズムを読んで、玉際では厳しく、積極的なディフェンスを見せてくれていた。
青山もようやく全快になってきてくれた。頼もしいね。

あともう1人あげるなら、カズだ。
いつになく攻撃的だったし、インターセプトを狙う前で勝負するディフェンスを見せてくれていた。
カズにはそういうディフェンスを求めたいんだよね。
もともと読みが鋭く、体を寄せてボールを奪うプレーは、ボランチ時代から得意だった。
だから、最終ラインに入っても、その得意なプレーで勝負してもらいたい。
1対1にさらされるときついなら、そうなる局面を極力減らせばいいんだ。

頑張って粘り強く守っていれば、うちの攻撃陣はそれに応えてくれる力を持っている。
DF陣は、ちゃんと報われるんだ。それなりに手ごたえを掴んでくれたはずだ。
チームとしても、磐田戦の4失点を受けて修正して進歩していることを伺わせてくれる。
この連勝はDF陣が導いたものだと思う。
戸田、カズ、青山、下田は、自信をもってプレーし、さらに連携を深めていってもらいたい。

広島らしい勝利。喜ばしいことなんだが、やっぱりこの戦い方では、限界があるのも事実。
もう一ランクアップするために今シーズン取り組んできたことは、まだ花が開いてない。
陽介、浩司。この2人にまだ結果が付いてこないし、疲れなんだろうが躍動感がかけてきた。
流動性、ポジションチェンジが少なくなってきているように感じるんだよね。
2人ともシュートを打てているし、長い距離を走っている。決して悪いプレーしているわけではないけど、相手にとって予想外のプレーだったり、怖いプレーが少ない気がする。
もっと大胆に動いたり、思い切ったリスクを背負ってもいいのかなと思う。

ただ、そうなるとDF陣に負担がかかってくるわけで、甲府戦のように、スペクタクルのちドロー、なんてことになってしまう。
時間帯であったり、場面場面の状況であったり、チームとして経験値を積み、共有していかなければいけないところだね。
バランスがうまく取れるようになりさえすれば、もっともっと素晴らしいサッカーができて、勝てるチームになる。まだまだ伸びしろがたくさん残されているチームなんだ。
今10位。もっともっと上へ絶対いける。
広島らしいサッカー。僕が抱いているこのゲームのような勝利をもう過去のものにして、新たな広島らしいサッカー。浩司と陽介がチームの顔になる広島の誕生を心待ちにしている。

連戦はまだまだ続く。酷だよ。選手にも、サポにも。
水曜日は、またしてもG大阪が相手だ。
DF陣の真価が、これ以上ないぐらい試される。怖い・・・
予想では、ハンジェ、一誠、平繁、槙野が先発するはず。
若手の勢いでぶつかって、やっつけちゃってほしいね。
チーム一丸となって、体当たりを食らわせれば大丈夫。今の流れはいいから。
クラブ至上初のナビスコ予選突破。
大きな壁が立ちはだかるが、いつかは越えないといけない。
それが今年でも、僕はぜんぜんかまわないんだけど。

2007年05月10日

ナビスコ 5節 vsガンバ大阪
意地で勝った

素晴らしく痛快な勝利だったね。
あのガンバ大阪に、万博で、勝ってやったんだ。いい気持ちだよ。
しかも、相手はフルメンバー。こっちはウェズレイ、駒野、浩司、カズがいない状態で勝ったんだ。
凄いというか、驚きだぜ。
まさか無失点に押さえ込むとはね、想像できなかった。

チーム全員が、意地を見せて集中力を切らさなかった。
90分間、誰もサボらず誰も気持ちを切らしていなかったと思う。
まあ、相手が休む暇や気を抜く時間をまったく与えてくれなかったからね。
常に危機感を抱いてプレーし、それに真っ向から立ち向かって、みんなで助け合った。
そうすると、少しの運も味方してくれるし、とんでもない力が発揮されるんだ。
サッカーは意地で勝てる。ほんと面白いゲームだ。

でも、別にラッキーだったわけでは、まったくない。
無失点の最大の要因は、僕は槙野のプレーだと思う。
槙野は、絶対最後まであきらめない。相手のシュートに対して、ブロックできなくても体を投げ出してどうにかしようとする。
こういったプレーをすることで、シュートの精度が落ちたり、下田にコースを限定させることにつながっているはずだ。
足下のプレーに不安はあるかもしれないが、DFとしての能力はたくさん兼ね備えている選手だと思う。
ダバツが離脱したことでこれからプレー時間も増えるはず。期待したいね。

そして、勝ったということは1点を取ったということ。
平繁のゴールは、とても鮮やかな一撃だった。
寿人にボールが入ると、陽介が爆走して駆け上がり、中央へクロス、平繁がボレーでゴール。
お手本のようなカウンターだった。
さらに、このゴールが寿人のゴールじゃなかったことに、とても価値があると思う。

やっぱり今までは寿人に頼りきっていたし、寿人さえ抑えれば、と相手も思ってたはずだ。
ウェズレイは信じられないくらい元気だけど、年齢を考えると休みも必要。
そこで、ナビスコ神戸戦でも初ゴールを奪った平繁が、今回はPKではなく正真正銘の流れからのゴールを決めてくれた。
ゴールシーンだけでなく、ポストプレーや前を向いた時には果敢に勝負するなど、素晴らしいプレーも再三披露してくれたんだ。
シジクレイをぶっちぎってたからね。
平繁が台頭してきてくれたのは、広島にとってとても大きい。
そして彼のメンタルは、とても頼もしいと思わせるものがあるんだよね。
これからペトロヴィッチがどう育ててくれるのか、とても楽しみだ。

3連勝だ。いいねぇ~
そして、次の相手は最下位の横浜FC。続くこと濃厚、というか続けないといけない相手だ。
元広島、もたくさんやってきて、そういう意味でも負けたくない相手だしね。
横浜FC戦は、休んでいた主力4人が戻ってくるだろう。
彼らには、このゲームで若手たちが見せてくれた意地を、何よりまず見せてもらいたい。
それが勝利への道であることを、このゲームで示してくれたんだから。

大勝してお祭りといきたいゲームだね。
スカッと爽快なゲームをしてもらって、すべての面において上回って勝ってもらいたい。
大分戦は判定にけちをつけられた。駒野のロスタイム弾はよかったけど、すっきりしないゲームでもあった。
G大阪戦の勝利はなかなか気持ちいいが、今回は違った気持ちよさを味あわせてもらいたいよ。
勝てば上位もうかがえるようになるはず。
連勝を続けて千葉連戦を迎え、そしてきっちり倒して、クラブ史上初の快挙へと向かいたいね。

2007年05月13日

J1 11節 vs横浜FC
情けないよ

まさか負けるとは思っていなった。
それだけにこの敗戦から受ける印象は最悪だ。
追い討ちをかけるのが、その内容。目をつむりたくなった。悲しいし、情けない。
お祭りゲームにしたいと思っていた僕が馬鹿だった。
でも、そう思っていたのは僕だけではないはず。観客数が13000人を超えた意味はそういうことだと思う。
こんなゲームをホームでしていたらいけない。絶対いけないはずだ。

横浜FC相手に先制点を奪われてはいけないのは、全国の共通認識であるにもかかわらず、ミスでやすやすと献上してしまい・・・
その後、確かに相手をを褒めるべきだが、ぬるい空気のまま失点を重ねてしまう・・・
10ゲーム4ゴールの最下位の相手に、なんとも優しいことだろう。
ハマナチオ?絶好の高木プランに自ら足を突っ込んでいってしまう。
彼らの勝ちパターンはこれしかないにもかかわらず、これにはまってしまう広島。
高木が好きなのか?久保が出てないから気が抜けたのか?カズに憧れるあまり、カズを敗者にしたくなかったのか?
そんなことは絶対ないと思うけど、何らかの原因を探すなら、これぐらいしか思い浮かばないね。

不思議なもんだが、3日前のG大阪戦は、広島が逆パターンにはめ込んで勝利した。
後輩たちが必死にがんばって継続させてくれた連勝という流れを、無下に放り投げてしまう先輩がいるとは酷いもんだ。
どちらのゲームが難易度が高かったかというと、日本の世界では頂点と底辺の差があるといってもいい。
まあ、サッカーは不思議で理不尽なスポーツなのは重々承知だが、ここまでかよ、とは思うよね。

サッカーのゲームにおいては、流れを決める決定的出来事が必ず起こる、と僕は思っている。
G大阪戦は、槙野のあきらめないディフェンス。そして横浜FC戦は、戸田のミス。
この2つのゲームは、この出来事がそれに値すると思う。
端的に言えば、これが勝因であり敗因だったと思ってる。
もちろん結果論で語っているし、G大阪がゴールをこじ開けていれば、広島が1点とっていれば、その出来事がこれらを上回って決定的な出来事になっていただろう。

だが、この2つのゲームを見てもわかるように、一度このような強烈な出来事が起こってしまうと、それを覆すのは容易ではない。
J最強とうたわれる攻撃陣を擁したG大阪でさえ、得点ランキング1位と2位の2トップでさえできなかったわけだ。
だからこそ、その出来事を掴み取らなければならない。
ましてや、相手にみすみす与えてしまっては絶対いけないんだ。
戸田のミスを上回る出来事を広島に起こしてもらいたかった。
そして、それができるだろうと思う個人も、存在していると思っていた。
だが、最後までできなかった。
そこまでの力がなかった、とは思いたくない。でも、ほんの些細な何かが足りなかったのは事実だろう。

また上位へいくチャンスを逃してしまった。
この壁は本当に大きくそびえ立っている。「ここで勝てば」にことごとく勝てない。
いつかは突破してくれると信じているが、いったいいつの話になるんだろう。
悠長に気ままに待ってくれるファンもたくさんいると思うけど、そんなに気長なファンばかりでないことも確か。
「上へいきたい」
選手、監督、ファン、クラブ、みんなそう願っていると思う。
どれだけ強く望んでいるかの違いはあるにせよ、この気持ちは持っているはずだ。

何が必要なんだろう。なぜこうまでうまくいかないんだろう。
足りないものがあるのはわかるけど、それはいったいなんなんだ?明確に示してほしいよ。
特効薬なんてものは存在しないんだろうが、売っているなら即購入したい(安価ならば)。
広島が進んでる方向は間違っていないと思う。
選手たちのポテンシャルも、ここでくすぶって埋もれてしまうものじゃないと思う。
経験か・・・ 時間か・・・ 行き着くところはやっぱりここなのだろうか・・・
広島は、いったいいつなんですか。
美しい花が咲きそうな芽がついているんだけどな。
枯れずに実ってくれよ~

2007年05月20日

J1 12節 vsジェフ千葉
次も絶対勝とう

痛快だね~ 勝利ってほんと気分のいいもんだ。
アウェイの勝利ともなるとことさらその気持ちは高まる、のが普通なんだけど、それはもちろんうれしいんだけど、なんだか広島はアウェイのほうがいいサッカーをしていると思うのは僕だけだろうか。
他人の家で好き勝手に勝ち誇れる、もちろん素晴らしいこと。
だけど、自分の家を好き勝手に荒らされ騒がれるのは、嫌だ。
自分の家は、自分の家。誰にも荒らされたくない。
僕にとっては、後者の気持ちの方が強いんだよね。

それにしても、ウェズレイは本当に、ピチブー(猛犬)なヤツだ。
他人の家では手のつけられないほど暴れまくり(アウェイ9ゴール)、自分の家ではおとなしくしてる(ホーム2ゴール)。
いったい誰がしつけたんだろう?とても優秀だと思うが、迷惑だとも思う。
まあ、偉大なるウェズレイに文句を言うのなんてやめよう。
3本の矢を、全部使い切ってくれたんだからさ。崇めるべきだよ。
でも、だからって充電期間が必要だとは・・・(次節ホーム清水戦出場停止)
ちゃんとしつけてくれよ~

ゲームの話。 完全な広島のものになったね。
千葉は不運もあって、F東京戦に続きまたも前半に傷を負って後半を迎える羽目にあった。
千葉に、多少だが同情の気持ちもわいてくるよ。
1点目は勇人が負傷で治療中時の失点。そして、その後もキャプテン勇人はピッチに立つことができぬまま、なんともやりきれない2点目が訪れる。羽生も負傷退場。再三の決定機を逃したことに同情の余地はないが、自滅したというか、流れがとても悪い方向に流れていることは明からようだ。

けが人、無理して、コンディション不良、けが。
巻は明らかにコンディションが悪いんだろう。そうでなかったら、そのほうがやばい。
とても危険なサイクルに巻き込まれつつあるような気がする。
信じることが難しくなる深みにはまる前に、何とかしなければいけないだろうね。
でも、誰がどうやって、という具体案をまだ立てにくい。
ストヤノフの復帰は、とりあえず待ち遠しいところだ。

という千葉相手に、楽勝ムードが漂う中で迎えた後半戦は、少しいただけなかったね。
まあ、攻められるのはよしとして、あそこまで攻められるのは情けない。
カウンターを繰り出してはいたが、マジの気持ち、が入っていなかったように思えた。
そういうことをしていると、点差をつめられ、危ういゲームになってしまう。
幸い千葉が、水野しか攻撃のカードを持っていなかったからよかっただけで、このゲームならもっと追加点を奪えたはずだし、もっとお祭りなゲームができたはず。
後半の戦い方には、強者の匂いが感じられなかった。

まあ、続くナビスコ千葉戦に追加点は温存しといたということにしとこう。
水曜日のゲームは、決戦だ。
で、千葉はかなりぼろぼろだ。
これ以上の絶好機はないだろうと思うくらいだ。
勇人、羽生はたぶん出てこないだろうし、DF陣は早期修正できる状況ではない。
巻にゴールの匂いはまったく感じない。

ただ広島には、ここという時の弱さや、ホームゲームのふがいなさ、などなど。
ちょっとネガティブな要素があることも確か。
だって、あの横浜FCに負けたんだ。
勝てると見込める相手なんていない。そう考えていると痛い目を見るチームなんだ。
だから水曜日、そういったものを含めて、突破してほしいと思う。
またもや、大きな壁が立ちはだかっているゲームだ。
学んだことを生かしてもらいたい。

やっぱ、連れて行ってくれるゴールを決めるのは、寿人しかいないだろう。
放電するほど、充電は完了したはず。期待できる。
ちょっとやそっとじゃ破れない壁、だからこそタレント性が必要。寿人しかいないでしょ。
浩司がいる、とは言いたいんだけどなぁ。
とにかく、クラブ史上初の快挙。いつかは破ると思うが、さっさと超えてもらいたい。
勝てたらいいな、ではなく、勝たないといけない。そういうゲームだと思う。

2007年05月24日

ナビスコ 6節 vsジェフ千葉
乗り越えた壁

やっぱり寿人が突き破ってくれたよ。
初めての決勝トーナメントへ連れて行ってくれたのは、やっぱり寿人ゴールだった。
さすがの広島も、いつかは越えるだろうと思っていたけど、最初の一歩がまず必要だったんだ。
最初とはパワーのいるもの。そして、こういう初めてのことをする人物は、やっぱり偉大な人物なんだよ。
それが寿人だった。やっぱりそうだった。
すごい男だよ。期待に応えてくれる男だ。
エースという言葉、寿人を形容するのにこれほど素晴らしい言葉はないね。

でも、僕はこのゲームのMVPは浩司だと思う。
久しぶりにあんなにダイナミックな浩司を見たよ。
浩司の中央をドリブルで駆け上がるプレーは、広島に今までなかったものだった。欠けていたものだった。
だから、余計新鮮に映ったし、効果的だった。
浩司も「今シーズンの僕のベストゲーム」と評していたが、素晴らしい出来だった。

もしかして、ボランチの方が浩司はいきるかもしれない。
前にスペースがあったほうがプレーしやすそうだ。
まあ、どこでもいいから、この日みたいな浩司がいつも見たい。
そうなれば、広島は強いんだよ。浩司が活躍すれば、広島は絶対強い。
ペトロヴィッチが、「もう2人ぐらい代表に選ばれる選手がいるだろう」と言っていた。
それは浩司だと思うよ。陽介に負けてる場合じゃないでしょ。

ゲームを振り返ると、序盤は両チームとも慎重に入り、特に千葉がスローペースなサッカーを意図して進めてきたこともあって、ゴール前が少なかった。
広島は浩司のドリブルからチャンスを。千葉は水野からチャンスを作ったが、ともに迫力不足の攻撃に終わった。
後半、ペースを掴んだのは広島だった。が、千葉もハードに守り、スコアは動かずまま時間だけが経過していく。
いや~な空気が流れていた。広島は引き分けでダメなんだ。
千葉に得点を奪われそうな気はしなかったが、広島がゴールを奪えそうな匂いもなかなか漂ってこない。

そんな中、公太のクロス、寿人がニアであわせる。
見事すぎる、美しすぎる、ゴールが訪れた。決勝トーナメントへのゴールだ。
広島の、ペトロヴィッチの理想のゴールだよ、これが。
その後、千葉が攻め、広島が守った。
だが、危険な香りはしなかったね。ただ、82分の黒部のヘディングシュートには、やられたと思った。
でも下田が立ちはだかってくれた。そう、何かが足りないと思ってたら、下田のファインセーブがまだなかった。
広島が勝つには、ましてや決勝トーナメント進出がかかったゲームで勝つには、下田のファインセーブは必要不可欠。
この日もチームを救ってくれたよ。計算には入ってるんだけどね。
あれを決められたら、あんな理不尽なことはなかったよ。

寿人も語っていたが、みんなそれぞれの仕事をちゃんとこなしたからこそ、勝てたゲームだと思う。
平繁や桑田や一誠や槙野がつないでここまでやってきたんだし、チーム全員の勝利だ。喜びもひとしおだ。
いいチームになってきた。明らかに上昇している。
ただ、相手が千葉でよかった、今の千葉でよかった、という気持ちはあるね。
でも、こういう運も必要なんだよ。
巻はすさまじいはぶてようでバスに乗り込み、水本は顔を下に向けることしか出来ることはなかったよう。
多少の同情はするよ。でも、それよりありがとうと言いたい。

さあ、この歴史的快挙にもう少し浸っていたいと思う。
だから、土曜日の清水戦で、頭から冷水をぶっ掛けるようなことはやめてほしい。
せめて引き分け。いや、この勢いに乗じて憎き清水をぶっ倒し、さらに加速させたい。
ピチブーの変わりに平繁が出るだろう。
これも、選手層の底上げがうまくいっていることを、証明する機会になればいい。
この日スタンド観戦を余儀なくされた青山は、闘志に火をつけて登場するだろう。期待できる。

清水に勝てれば、広島は本物だ。
千葉に勝っただけでは、壁を突き破った、最初の一歩を踏み出した、新たな扉を開けた、だけに過ぎない。
求めるところは、そんなところではないだろう。
ペトロヴィッチは、「このチームは歴史を刻める可能性がある」と言った。
その歴史は、まだまだこんな小さいものではないはずだ。
相性最悪(9勝3分20敗)の清水に、まずビックアーチで勝っておこう。
清水に勝てば、僕は何かが始まる合図になると思う。

2007年05月27日

J1 13節 vs清水エスパルス
この勝利の意味

素晴らしいホームゲームだった。
こんなに幸福なホームゲームは、めったにないんじゃないだろうか。
選手たちは、本当に最高のゲームを見せてくれたと思う。
この勝利の意味は、とてつもなく大きい。
主将戸田がチームを鼓舞するゴールを突き刺し、陽介が、ようやく決めてくれた。
たくさんのものを手に入れたゲームになったと思う。

ペトロヴィッチが、このゲームは我慢だ。と言っていたように、本当に苦しい時間帯が長く続いたゲームになった。
平繁は必死にがんばっていたし、運動量多く戦っていたと思うが、ウェズレイ不在、やはり埋まるものではなかった。ウェズレイの存在感を改めて思い知ったゲームにもなったと思う。
平繁にとっては、これまでのゲームの中で一番難しいゲームになったと思う。
だが、そのまま何もせずに終わらないところが彼のすごいところだ。

戸田の決勝ゴールをアシストし、しっかりと結果を残した。
ペトロヴィッチもさすがだ。よく我慢して交代させなかった。
このあたりが、若手が育つ秘訣なんだと思う。親心を感じるよ。
ベンチにFWが1人もいないのいは、やりすぎだと思うけど。
平繁は、日曜日からフランス遠征へと旅立つ。自信をつけて帰ってきてもらいたい。
まだまだ彼の力はこんなものじゃないと思う。それを示すチャンスはまだまだ絶対あるから。

我慢比べの様相を呈したこのゲーム。
先に我慢できなかったのは広島の方だった。はっきりって、かなりやばいと思った。
強引にチョジェジンにゴールをこじ開けられてしまったわけだけど、清水のきれいな攻撃はなんとか防いでいたが、強引なパワープレーに屈してしまった。
やはり力強さが今のDFラインには足りない。ここは改善点だ。
ブロックをつくり穴をふさいでも、パワー勝負を局面で挑まれたとき、勝てるようにならないと。
まあ、僕らには下田がいるから、なんとかなるんだけどね。

それにしても、1点リードされてからの広島の選手が見せたアクションは、素晴らしかった。
なぜ、あそこまで出来たんだろう?不思議なぐらいだ。
誰1人下を向くことなく、あきらめていなかった。
横浜FC戦で、学んだことが生かされていたと思う。
あの敗戦、、、無駄ではなかったということだろう。

戸田のゴールはあまりにも美しく、その4分後には、ようやく待ちに待った陽介のゴールが飛び出した。これもまた美しかった。
ただ、この2ゴールは本当にチームで奪ったゴールだったと思う。
特に決勝点となったゴールは、公太と寿人が、執念でボールを自分たちのものにしたからこそだった。
その気持ちが陽介の左足にのりうつったと思うし。
陽介は「最後は気持ちだ」とウェズレイにアドバイスを受けていた。
このゴールは陽介1人じゃなく、みんなの気持ちがこもっていたよ。

あと、ヒーローインタビューで本人も言っていたけど、戸田の攻め上がりはとても効果的だった。
リベロ、といってもいいと思う。
攻めあがる回数こそ少ないけど、確実にチャンスが出来ていた。戦術眼の高さを見せてくれたよ。
今シーズンはイエローも少なく、彼の存在は欠かせないものになっている。
ただ、戸田に願うのは失点数だよ。
まあ、個人のがんばりと集中力を切らさないことが、なにより大事になってくるだろう。
そのあたりをしっかりしめて、高めていってもらいたい。

課題は課題としてもちろんあるわけだけど、このゲームで得た収穫はとてつもなく大きいよ。
順位の上でも、G大阪とはまだ7ポイント。4チームが並ぶ4位グループにつけることが出来た。
13節を終わっての去年と考えれば、向いている方向が違うからね、素晴らしい。
そして、ウェズレイという大エースがいない中で勝てた。
2トップに抱きかかえられて上にいるわけじゃないことを、少しは証明できただろう。

陽介がゴールを奪ったということ。これはチーム全体の自信につながるよ。
1ゴールですべてが変わるとは思わないけど、一歩を踏み出せたことは大きい。
それと浩司にも、火がついただろう。
ヒーロー浩司の座が危うくなってきているからね。
まあ、2トップが抑えられたら終わり、というチームから脱却する兆しが見えたことがよかった。
これで2トップも仕事がやりやすくなるはずだ。

ナビスコを勝ち上がって上位の清水を倒し、勢いが増しに増したところで、3週間ゲームがないのはさびしい。
この調子でドッカーンと勝ち続けたかったけど、少し水をさされた感じはする。
今の浦和の状況を考えても、時間をあけずにやっておきたい、という気持ちもあるし。
ただ、トゥーロンに3人も旅立ったし、疲れているだろうし、この休養をプラスに出来ればいい。
僕も、大変気分のいい時が3週間も送れる。悪くない。

次は鹿島戦、とても重要なゲームだと思う。ナビスコ前哨戦でもあるし。
こんなことが言えるようになるとは!
本当に、楽しみが大きく膨らんだ1週間だった。
殻を突き破り、新たな扉を開いた。それが自信となり、チームが好転し始めた。
清水戦勝利は、とても大きな意味があった。
あのスタジアムの興奮を、これからも選手たちは演出してくれると思う。
そう信じさせてくれる、素晴らしい勝利だった。

2007年05月30日

前田俊介移籍
絶対帰ってこい

広島は、キリンカップでJリーグが休みになるため、それまでの連戦の疲れも考慮してだろう、2日間の休養が与えられた。
ナビスコ予選突破を決め、清水戦に劇的に勝ち、盛り上がってきたところで、浦和のA3の影響も受け3週間の中断だ。
ちょっと水をさされた感じはするが、選手たちも気分を良くしてこのオフを過ごせただろうし、その後のトレーニングにも励めるだろう。
僕も、とても気分のいいまま3週間を送れる。悪くはない。
こういう頭の中で、あーだこーだと考える時間が、僕は好きだから。
とてもポジティブになれる3週間だし、歓迎したいと思うぐらいだ。

そんなうららな時間を過ごそうと思っていた矢先、とんでもないニュースが飛び込んできた。
前田俊介、大分へレンタル移籍。
とても驚いた。
が、なんだかそんな予感を感じていた自分もいて、妙に納得してしまった。
しかし、やはり大ショックだ。
俊介がこれからどういうプレーヤーに、ストライカーに成長してくれるだろう。
このとても大きな興味を、広島で見られなくなってしまった。この損失は僕にとってとても大きい。

俊介を大好きな人、魅せられた人、とても多いと思う。
僕が本当に初めて俊介に興奮させられたのは、いつだっただろう?
たぶん、2005年12節の大宮戦だ。
あのロスタイムのゴール。本当にしびれた。
あれは確かW杯予選を戦っていた時だった。「俊輔すごいよね~~」とかいう話を飲み屋でしていた。
だが僕は「俊介の方が絶対すごい、前田俊介を覚えとけ、絶対日本の宝になる」と豪語していたのを憶えている。

その後も鹿島戦でミラクルなゴールを決め、もうはまったよね。
ドリブルで相手に向かっていき、左足でファンタジーを見せ、勝負強さも見せてくれる。
俊介がボールを持つと、何かやってくれるオーラ、ゴールが生まれそうな空気を感じることができたんだ。
日本人離れしていた独特なものだった。
向かっていくこの姿勢。そして、勝てる技術とアイデアを俊介は持っていたからね。
とんでもない選手になる、本気で思っていたよ。

だが2006年。俊介は苦しんだ。
予想できるものではなかったよ。小野監督は最後を彼に託したけど、彼を育てきることは出来なかった。
そしてペトロヴィッチが就任し、ウェズレイ、寿人という最強コンビがあったこともあるが、俊介は蚊帳の外に追いやられた。
ペトロヴィッチが求めるサッカーの姿勢と、俊介のスタイルは合致しなかった。
ペトロヴィッチが悪いとは思わない。近年のサッカーでは当然のことであるとさえ思う。
終盤戦になって少し日の目を浴び、翌年へ光が差し込んだかに見えたのは良かったんだけど。

2007年に入ると、平繁がチームに加わり、第3FWの座は彼のものになった。
平繁は素晴らしいFWだ。ペトロヴィッチが間違っているとは思わない。
だが、なぜなんだと思った。あの才能を生かさない手はないと、もったいないと思った。
でも、今年から吉田で練習をよく見るようになって、僕は納得できた。
俊介よりウェズレイの方が走っている。チームのためにプレーしている。そう見えた。
俊介というキャラクターが、ペトロヴィッチのサッカーが似合わないなとも思った。

俊介はどうしていいかわからなかったんだと思う。
自分のプライドもある。そして、人の意見を素直に聞けない不器用なところもある。
選手全員の前でペトロヴィッチに怒られたこともあった。
俊介自身、相当悩んだとも言っていた。
だが、僕はその自由奔放さが俊介の魅力の根源だと思う。
捨ててほしくないと思った。が、それでは難しいとも思った。
プレーでペトロヴィッチを納得させることができれば、それがベストだっただろう。
でも、俊介自身が悩みながらプレーしている。
輝きは失われていた。

ペトロヴィッチは俊介の才能を高く評価していることは、十分に感じ取れた。
どうやって育てていってくれるのか、とても期待していた。
だからこの移籍は、信じられなかった。今シーズン中は絶対ないと思ってた。
「シュンには、新しい環境、新しいモチベーションが必要だった。シュンには大分へ移籍させた私の判断が、間違っていたと思わせてくれることを望んでいる」ペトロヴィッチのコメントだ。
言い方は悪いが、投げたな、と思った。
だが、このコメントも正しいと思う。
俊介には、確かに新しい環境が必要だった。

俊介にとっては、と考えると、いい移籍なのかなと思う。
大分でなら必ず出場機会があるだろう。レギュラーをとることも十分にある。
だが、とてつもなくさびしいね。俊介が成長していく姿を、俊介のゴールを、他チームのユニフォーム姿で見るなんて。
ほんと、僕にとって大きな損失だ。

でも、でもだ、願わくば、活躍する姿が見たい。単純に僕は俊介のファンだ。
そして、広島へ帰ってきてほしい。いや、必ず帰ってきてくれ。
広島のエースになってもらわないと、必ずそうなってもらわないと、困る。
大分でゴールを奪うと思う。俊介には難しくないことだろうと思う。
ペトロヴィッチは間違っている。それを証明し、広島に帰ってきてほしい。
来シーズン、10番を開けて待っている。
これは僕の本当に願望なんだけど、そうなることを願っているよ。

あ~さみしい。上野もいなくなったし、ナビスコはほんとどうするつもりなんだろう。。

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日程・結果

42節 vs仙台(A) 1-1

天皇杯 5回戦
 vs川崎(長崎) 2-0



43節 11/22 vs草津(H)

44節 11/30 vs熊本(A)

45節 12/6 vs徳島(H)

天皇杯 準々決勝 12/20
 vs柏(-)