J1 4節 vs横浜F・マリノス
これが現実か
期待に胸を躍らせて迎えた2007年シーズンだが、 あけてみれば、ただいま公式戦4連敗中だ。
開幕以来勝利していない。 そう、夢見ながら開幕を待ち焦がれ、東京に駆けつけてその夢を莫大に膨らませてくれてから、その想いは浅はかであったと冷水をぶっ掛けられているよ、今は。
5ゲーム勝っていないんだよ・・・
これが本当に広島の力なんだろうか?
これが現実なんだろうか?
いまだ、僕は夢を見ようともがくが、もがき方と這い上がるべき場所を、見失いつつある。
またも、後半開始早々に失点を与えてしまった。 それも2点もだ。
こんなことをしていては勝てない。
選手たちのコメントに「気にしすぎて、怖がっていたかもしれない」というのがあったが、今まさにチームの歯車が狂い始めていることを語ってくれている。
ここで、崩壊してはいけない。
横浜FMに手も足もでなかった、という敗戦ではなかったんだから。
なぜスコアが1-1の同点なんだ? 疑いたくなるほどのサッカーを見せ、完全にゲームを支配していたんだ。
先制点の形は、今季広島が求める理想形だった。
陽介がカウンターを作り出し自らクロスをあげると、逆サイドMFの公太がヘッドで折り返し、J通算100ゴール目となるメモリアルゴールをウェズレイが押し込んだ。 速い攻撃。2列目からの飛び出し。ゴール前へ侵入するサイドMF。 まさにいつも練習で繰り返し行っている攻撃パターンだった。
なのに、なのに、その1分後だ。 メモを取りながら顔を上げると、田中隼磨のクロスに、大島がフリーじゃないか! 決められた。
一瞬の出来事によく理解できず、固まっちまった。。。
だが、それさえ忘れさせてくれるほど、広島はガンガン攻撃を仕掛けていく。
青山が中盤でタクトを振るい、右へ左へパスを配給。 自分でミドルを狙うなど、ようやく彼本来の実力を今シーズン初めて見せてくれた。
寿人への裏を狙ったパスと、ウェズレイへのくさびを使い分けて相手に的を絞らせず、横浜FMを自軍に釘付けにする。
寿人にシュートチャンスが訪れる展開を作れていたし、駒野はサイドを制圧していた。
だが結局ゴールを割れず、横浜FMのDF陣に逃げられてしまった。
中澤はラッキーだったと、早野監督は大島のゴールが大きかったと、この苦しかった前半を踏ん張れ、同点で折り返せたことを勝因に挙げている。
広島にとっては、この時間にゴールを奪えす前半をリードで折り返せなかったことが、のちのち大きく響いてしまった。
「ああいう形ですぐに取り返されてはリズムに乗れない」と寿人が悔やんでいたのも当然だが、ゴールがどうしてもほしかった。
そして、先ほど書いた魔の時間帯に突入し、2失点だ。
この失点に関してのペトロヴィッチのコメントは、「GKが触れることも出来ないシュートが飛んでくる。我々の小さいミスが失点につながっているが、長いシーズンそういう時期もある」だと。。。
相手がすごいのか? そうは全然僕の目には映らなかったけど・・・
とにかく、時間帯が最悪であることは言うまでもないが、失点が多い。
ナビスコも含めて6ゲームで14失点。 異常に多い。 DFラインが崩壊していると言える数字だ。
カズはその原因を「選手間の距離があきすぎて、ボールに行くところとカバーするところがはっきりしない」と言っている。
「玉際で負けたりセカンドボールが拾えなかったりと、もったいない」と。
このゲームを見て、広島はカウンターが最大の武器であると、再確認した。
FC東京の4ゴール。ナビスコの桑田のゴール。このゲームのゴール。 すべてカウンターでしょ。
カウンターとは、きっちり守ってはじめて成立するもの。
守備が機能してこそ広島のよさが出てくるということだ。
だから、まずこの失点の多さを、どうにかしないといけない。
戦術、サッカーを変える気は毛頭ないだろうし、僕もそれでいいと思う。
だが、玉際の激しさ。90分集中力を持続させること。
とても大事なこの2つの部分に大きな問題があり、早急な修正が必要だ。
個人の気持ちの持ちようだけじゃなく、チームとしてこの問題に取り組んでほしい。
玉際が、1人でダメなら2人で行くしかない。 それだけ走るしかない。
まったく別次元のチームが前半と後半に現れてしまっては、90分後に勝ち点は得られない。
前半のサッカーを90分続けることが出来たなら、どんな相手にも勝てると僕は思う。
そういう夢を見させてくれるだけに、この敗戦は歯がゆくて仕方ないし、まだ僕は広島を信じることが出来る。
連戦が、いいのか悪いのか。 4日には神戸が来る。 誰が敗戦を考えられる!
僕は馬鹿なのか? 違うと思うんだけど・・・