ナビスコ 1節 vsガンバ大阪足りないもの (むらさき)

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ナビスコ 1節 vsガンバ大阪
足りないもの

またも同スコア、3-0の完敗だった。
だが、選手や監督は同じスコアの中でも、内容の面では改善されたと、万博のゲームよりは手ごたえを感じているようだ。 ペトロヴィッチは、G大阪より内容は上回っていたかもしれない、とさえ語っている。
だが、広島に勝つチャンスはあっただろうか。
先制点を奪えていたら、いただけていたら、違う結果になっていた可能性はある。
だが、それは許されなかった。 運が悪かったでは片付けてはいけない。
何が広島に足りないのか、この2ゲームでかなり浮き彫りにされたと思う。
それは何なのかを考えてみよう。

まず、このゲームでは前回の敗戦をふまえ、中盤でプレッシャーをかける、という事項に取り組み、それがある程度功を奏して、G大阪本来のリズムを生み出させていなかった。
寿人やウェズレイにシュートチャンスが訪れ、駒野は右サイドの高い位置で基点になりクロスを再三放っていた。
一方G大阪は2トップにボールが入らず、セットプレーでしかシュートにたどり着けない。
序盤は主導権を握ることに成功していた。
だが、ここでゴールを奪えなかったことは、後々大きく響いた。
いや、僕の感想は、G大阪に守られた、かわされた、という印象の方が強い。
G大阪は徐々に自分たちのリズムを作り出したが、それまでは耐える、という意識がチームに浸透していた結果だろう。 あせらなくても自分たちの時間帯は来る。という自信のあらわれともいえるのかもしれない。

結局は43分、二川のスーパーなシュートで先制点を奪ったわけだ。
二川へのプレッシャーがかけれず、危険な位置で足を振りぬかせてしまった広島にも問題はあるが、攻め込んでいた広島のスペースを突き、隙を見逃さずゴールに結びつけた二川をほめるべきだと思う。
前半終了間際、この時間帯も悔やまれた。 集中力が欠けてたとは思はないが、足が動かなかったのは事実だ。
2点目も後半開始早々に決められた。 セオリーであるこの危険な時間帯に、スコアを動かしたチームと動かされたチーム。 その差はやはり経験の差といってしまうしかないだろう。

この2失点目がポイントだった。 カウンターを食らい許してしまったわけだが、戸田も語っていたように、あそこまで相手にスピードに乗られて対応するのには限界がある。
負けているわけだ。後半頭から攻勢を仕掛けていこう。人数を割き、リスクをかけて。という選択は正しいと思う。
だが、そこで奪われると、当然危険なわけだ。
リスクをかけました。惜しかったけどダメでした。 あとは後ろに残った人で踏ん張ってくれ。
ではなく、そのリスクをチーム全体で共有し、家長にあそこまでスピードに乗られる前に、ファウルで止めるなどのプレーも必要だったと思う。
やはり、経験なんだろう。
苦い勉強をしているが、学ばなければいけないところだ。 勝つためには。

あと、もう1つ大きく気になったのが、結果を出せる個の力の差だ。
二川は、このゲーム3得点すべてに絡む活躍を見せたが、1点目のシュートはもちろん、2点目のバレーのゴールをお膳立てしたラストパスも、すばらしかった。
3点目のバレーのシュートも、個人能力の高さといってしまえば、そうだ。
ペトロヴィッチは、G大阪のシュートが全部決まってしまったようなもの。 と語っていたが、G大阪の抱えるタレントの偉大さを称えているのと同じだ。

陽介はこの日もそのきらめく才能を見せ、ボールを持ったら何かが起こせる雰囲気を出していたが、クロス、ラストパスが相手の足にかかってしまう。 結果に残る仕事まではできなかった。
駒野のクロスは何本あっただろう。 だが、ことごとく跳ね返された。
スペースはなかったし、広島に高さがあるわけではない。 受け手との意思が完全にマッチしたジャストクロスを送らなければいけないわけだけど、それはならなかった。
いい動き、いいクロス、パス。 でも、いい、だけで終わっていてはダメだ。 ゴールへつなげなければいけない。
高い壁だ。 こんな言い方は間違ってるかもしれないが、選手の値段はそこで決まると思う。

広島には、その壁を打ち破れる選手がたくさんいると、僕は信じている。
陽介、駒野だけじゃない。 浩司も、平繁も、あと一歩のところだ。
可能性を多大に秘めたチームだと思っている。
だから、この悔しい思いを必ず忘れず、練習から取り組んでほしいと思う。
ゲーム終了後、ブーイングもあった。 絶対に成長して、突き破ってほしい。

「ゲーム内容には満足していない」と語った西野監督。 「ゲーム内容はよかった」と話したペトロヴィッチ監督。
このコメントがあらわすように、2チーム間の実力の差は、確かに存在していた。
それを身をもって教えられたことを、最後にはよかったと言えるようにしたい。
Jリーグ最終節、G大阪を広島に迎える。
その時、きっちり菓子折り付で、ありがとうございました。と返してやればいい。

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2007年03月22日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

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日程・結果

39節 vs湘南(H) 2-0


天皇杯 3回戦 10/12
 vs大阪体育大学(秋田)

41節 10/25 vs鳥栖(H)

天皇杯 4回戦 11/2
 vs東京V(西が丘)

42節 11/9 vs仙台(A)

43節 11/22 vs草津(H)