3節、広島は万博に乗り込み、G大阪と戦う。
G大阪は連勝スタート。 ゼロックスでも勝利していて、今シーズン無敗の相手だ。
今、もっとも強いチームといってもいい相手だろう。 今シーズンも最後まで優勝争いを演じることも間違いない。
西野体制6年目の今季は、宮本が抜け、バレーが加わった。
プラスマイナスは、ここまで微プラスという印象を抱く。
宮本がいなくなったおかげで、ようやく4バックにスムーズに移行できた、という面のメリットのほうが大きいのが本音のような気がする。
だが、ゼロックスで爆発した攻撃陣は、J開幕2ゲーム、そのパワーを存分に発揮できていない。
開幕はバレー。 鹿島戦はマグノ。 両方とも難しいゲーム展開になりながら、勝ち点を落とさないところはさすがだが、個の力で勝利している。
スローガンでもある超攻撃は、まだ準備段階だ。
ゲームを完全に支配化においているわけでもない。
付け入る隙は、多分にあるだろう。
G大阪との昨シーズンの対戦成績は、3戦全敗。
ホームゲームはけちょんけちょんにやられ、小野体制終焉のスタートに。
ペトロヴィッチを迎えての万博では、最後追い上げながらも、逃げ切られた。
まだまだ不安定なディフェンスラインを露呈してしまった。
天皇杯では、ロスタイムに同点に追いつく粘りを見せ、チーム力の差は確実に近づいている印象を抱かせたが、結局は延長に力尽き、シーズン終了を告げられた相手だ。
Jリーグでの通算成績では勝ち越しているが、今現状、格上の相手だというしかない。
このゲームは、広島のJでの位置がどのあたりなのか? を教えてくれるゲームになると思う。
どういう目標を狙うのか! どこまでの夢を見てもいいのか!
ある程度はっきりするんじゃないかな。
雑誌などでも、広島が台風の目になる可能性は十分にある、という評価を目にする。
それが、ただの可能性なのか。 その力を今持っているのか。
それをはかる上で、格好の相手だ。
両チームのメンバーだが、オリンピック予選でマレーシアまで遠征し、ぐちょぐちょの勝利を飾った選手が両チームにいる。
青山と家長は、このゲームでの先発はないと考えるのが普通だ。
広島は、水曜日の練習試合で、洋次郎が青山のポジションで出場しているよう。
洋次郎の先発が有力なんだと思う。
浩司がスライドし、一誠や桑田という可能性もあると思うし、まあ青山の先発の可能性も捨てきれない。
あとのメンバーは、どう考えても不動だろう。
G大阪は、左SBの安田が出られない。
ここを橋本が埋め、前線を3トップにしてくるのか、MFに前田を入れてくるのか、というところだと思う。
後者の方が有力だと思うけど、西野監督の考えが先発でわかりそうだ。
家長は、ここ2戦と同様、スーパーサブ的な感じで攻撃的ポジションで出てくるはず。
ガラッと流れを変えている家長の投入が、ゲームを動かすきっかけになるだろう。
どういう状況で家長投入となるか。 ポイントだ。
このゲーム、中盤での攻防に尽きると思う。
遠藤と二川は、やはり巧い。 昨シーズンは、遠藤にコテンパンにやられたイメージが僕にはある。
彼らに、時間と余裕を与えてはダメだ。
ある程度G大阪がボールを支配して進むゲーム展開が予想されるが、あまりにも押し込まれる時間が続くと、きっちり仕事をする選手たちが揃ってる。
マグノには、昨シーズン5ゴールを叩き込まれた。 今年も決定力にはかげりがないところを見せている。
しっかりブロックをつくりカウンターを仕掛けるのも、とても有効な手だが、いつかは崩壊する危険が高い。
勇気を持って中盤で戦う姿勢を見せてほしいと思う。
ペトロヴィッチもそういう姿勢を要求しているようだし、
開幕からの2ゲームは慎重にゲームに入りすぎ、失敗している。
腰が引けた戦いは見たくない。
相手は自分の形を崩さず、必ず勝ち点3を奪う気持ちで来るだろう。
広島も、その気持ちで立ち向かっていってほしい。
シーズンを占う試金石となるゲームだ。 今もっている力を、全力でぶつけていってほしい。
G大阪のDF陣はまだ失点を許してないが、付け入る隙はたくさんある。
シジルレイのスピードには問題があると思うし、マークも結構ルーズだ。
すばやく裏をつく展開に持ち込めれば、寿人の50ゴール目は、達成される可能性大だ。
前で守備をし、高い位置でボールを奪って、早く攻める。
ウェズレイも2ゲーム連続の沈黙はないだろう。
ゴールは奪えるはずだ。
J100試合出場となる浩司。 万博でプロ初ゴールを記録した陽介。
彼らの出来が、このゲームの結果をダイレクトに左右すると思う。 決して相手に引けをとってはいない、と僕は自信をもって言える。
この2人がゴールを奪えば、広島は勝つだろう。
期待している。 信じている。 やってくれるだろう。
僕らに、もっと上の上の夢を見させてくれるはずだ。
Jリーグ最終戦は、G大阪をビックアーチに迎える。 優勝をかけて戦いたい!
そのためには、このゲームは負けてはならないゲームだ。
僕個人的には、去年の万博のゲームは大変思い入れがある。
見に行く予定だったが、直前に事故を起こしてしまい、その日は手術日だった。
手術が終わり、麻酔がきいて頭が朦朧としている中、ベットで横になりTVを見ていた。
遠藤にやられた。 たぶん僕が今後忘れることがないだろうゲームだ。
この悔しさを晴らしたい。
今年は、万博へ行ける。 絶対に勝ちたい。