名古屋戦プレビューペトロヴィッチサッカーとは (むらさき)

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名古屋戦プレビュー
ペトロヴィッチサッカーとは

ペトロヴィッチ
W杯の中断期間に、広島のフロントが四苦八苦して、新監督にペトロヴィッチを迎えてから、もう3ヶ月がたとうとしている。
僕自身、その時に彼の名前を初めて聞いたし、なぜ彼なのかという不安感を抱いたことは確かだ。
ただ、今現在、僕の中にその不安はまったく存在しなくなった。
この3ヶ月で、彼が優秀な指導者であることと、サッカーへの情熱を抱いていることは、すでに証明してくれた。

成績は、9ゲームを消化して4勝5敗で、勝ち点12を手に入れた。開幕でつまずき、12節を終えた時点で勝ち点10だったことを考えれば、結果も十分に残してきている。
前節、前々節の鹿島と磐田を下して、今シーズン初めての連勝を飾り、チームは明らかに上昇線を描き出し、ようやく、ペトロヴィッチの目指すサッカーが選手に浸透して、それが結果に現れるようになってきた。
試行錯誤の段階は終わり、その力が本物になってきたと言っていいと思う。

走るサッカー
ペトロヴィッチが広島に持ち込んだサッカーは、とても攻撃的でハイレベルなものだ。
現日本代表オシムと同じように、選手に運動量を要求し、ただ走るだけでなく、考えることも同時に求めた。就任当初から、練習量は格段に増え、徹底したハードワークを選手たちに求めている。
そして、若手に大きなチャンスを与えて、チームに新しい風を吹き込んだ。
この彼のやり方によって、チームは明らかに活性化されたと思う。チャンスは転がっているわけだし、ハードな練習をこなすことによって、プロサッカー選手とは何なのかを、改めて感じた選手も多かったのではないだろうか。

DFライン
彼の志向するサッカーの大きな特徴として、DFラインからしっかりとつないで行く、というのがある。これは、最初のゲームから選手にかなり意識付けをさせ、徹底させている。当初は、適任者を探すのに試行錯誤し苦悩した。そして、ダバツを補強し、なんとカズを右ストッパーにコンバートすることで解決を見たようだ。
戸田を中央に置くこの3バックは、確かに足元の技術はしっかりし、ボールをつなぐことには長けている。だが、ダバツも含め、ディフェンダーとして、高さや強さには不安がある。そこはこれからの課題だと思うし、実際そういう形で失点してしまうことも出てくると思う。
ペトロヴィッチは、その部分にはある程度目をつむるつもりなのだろう。このDFラインに対する考え方に、彼のサッカーは攻撃からを組み立てられていることが顕著に現れている。

たくましくなりつつある選手たち
中盤の選手にはハードワークとリスクを背負う積極性を常に求めているが、ペトロヴィッチは、確実に上向いている手ごたえを感じていると思う。
完全に信頼を得た浩司が、この精神をプレーで表現してチームを引っ張り、青山や柏木が与えられたチャンスを活かして、自信を持ち始めている。
チーム全体に、アグレッシブなプレーが格段に増えた。ペトロヴィッチがチャンスを与え、選手がそれに応える。選手と監督の間にいい関係が生まれてきていると思う。
信じることと自信を持つことの大切さを、改めて感じさせる。

vs名古屋
名古屋とは13節に対戦し、ペトロヴィッチの初陣を勝利で飾った相手だが、あの時とはチーム状況はまったく違う。新外国人ヨンセンの加入により、驚くほどに生まれ変わった。本田や中村や藤田らが能力を発揮しはじめ、フェルホールセンのチームは、ようやく1つにまとまった印象だ。
名古屋戦のポイントは、長身のストライカーヨンセンをいかに抑えるかだ。3バックの真価が問われる。
そして、先制点が鍵を握っているわけだが、もし名古屋に先制を許したとしても、下を向かず逆転する力強さを見せてほしい。
寿人と駒野の出場は微妙で、コンディションが万全でないのは間違い。チーム力が問われるゲームになる。
このゲームに勝てば順位で名古屋をを追い抜くことができるし、ホームで連勝となれば勢いも一気に増す。
ぜひとも勝利をつかみたいゲームだ。

ペトロヴィッチは、指導者として一流なのは見せてもらった。いいグループを作れることも。
あとは、勝負師としての彼の手腕を見せてほしいと思う。

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2006年09月06日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

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日程・結果

39節 vs湘南(H) 2-0


天皇杯 3回戦 10/12
 vs大阪体育大学(秋田)

41節 10/25 vs鳥栖(H)

天皇杯 4回戦 11/2
 vs東京V(西が丘)

42節 11/9 vs仙台(A)

43節 11/22 vs草津(H)