むらさき: 2006年07月 アーカイブ

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2006年07月 アーカイブ

2006年07月15日

いよいよ再開
走れ!魅せてくれ!広島

アシストの夏号が、家に送られてきました。そして、紫熊倶楽部8月号が発売。
この2冊を読んでいて、夢みごこちだった頭の中のW杯モードが抜け、Jリーグモード、サンフレッチェモードに、ようやく切り替わってきましたね。
再び戻ってきます。歓喜の瞬間が、それを味わうまでの辛い日々が・・・

前半戦、クラブの、チーム自身の、そして、サポーターの、期待を裏切りまくった広島は、約1ヶ月間にも及んだ中断期間中、ミハイロ・ペトロビッチ監督を向かいいれました。
発表された時は、誰?なんで?と思いましたが、この2誌を読んで、練習を数回見て、僕は、期待を抱いています。

日本代表新監督、オシムの下でコーチを務めた人物です。
熱い人物であろうことは、想像できます。
これは、僕にとって重要なこと。応援したくなる要素の大きなポイントです。

彼の目指すサッカーは、はまれば面白いサッカーを見せてくれそうです。
理想はかなり高そうで、「サッカーはリスクのあるスポーツ」って。
見ている側にとって、非常に楽しいサッカーが展開されそうです。
ただ、歯車が狂えば、と思うと、怖いですけど・・・
勝ち点を奪うのもプロサッカーですけど、魅せるのもプロサッカー。
両立させるのが、世界中の理想であり、目指すとこは、絶対間違っていない。
ドキドキします。楽しみです。期待しちゃいます。

これを成し遂げるため、就任した当初から、選手たちは相当走ることを要求されてるよう。
彼の記事を読んでいて、
「走れるけどテクニックはないだろう、と思っていたが、テクニックはあるが走れていない」
「サッカーにおいて止まっていい、ということはありえないんだ」
ということを言っていました。
これは、広島だけでなく、日本サッカー全体に言えることなんでしょうね。
W杯の惨敗で、このことを痛感させられましたし。
サッカーの基本は、ここでしょ。選手たちには、頑張ってほしいです。

いよいよ19日、名古屋戦から、Jリーグの幕が上がります。
広島にとって、このゲームは、むちゃくちゃ重要ですね。とにかく結果が大事です。

予想スタメンはこんな感じだと思います。
戸田とコマが最終ライン。
ポイントは、サイドがどれだけ高い位置を取れるか。
勝って、弾みをつけ、自信をつけ、新監督を信じたい。

内容にもよりますが、敗戦スタートだけは避けたい。
連戦が続き、前半戦の負のサイクルに陥りかねませんし、監督と一枚岩で戦えなくなる可能性もある。同じことを繰り返しては、絶対いけない。

素晴らしいサッカーを、そして、勝利を!

2006年07月20日

J1 13節 vs名古屋グランパス
2トップが導いた最高の船出

中断期間が2ヶ月、監督の交代。このゲーム、広島にとっては、再開初戦と言うより、開幕戦だ。
4ヶ月前、勝利がすべてを好転させるであろうことは、選手たちも経験済み。
勝ち点を得ることこそが、成功への特効薬だと、痛いほど味わったばかりです。
負けると勝つでは、大違い。単なる1ゲームではない、めちゃくちゃ重要な、どうしても、何が何でも勝利が必要な、1ゲームを迎えました。

そんな気持ちを、選手たちは、僕らに十分見せてくれたと思う。
開始直後、かなり硬かった。中途半端なプレスしかかけれず、自らスキを作ってしまい、先制点を許してしまった。
だが、失点した後、下を向く選手はいなかったし、パニックに陥らず、自分たちのサッカーを信じて、何とか体現しようとしていた。

そんなチーム全体の気持ちがもたらした、ウェズレイの「お礼参り」ゴールだったと思う。
理想の攻撃パターンがはまったわけではないけど、2トップの連携で、ゴールをこじ開けることができた。(これはデカイ)
2ゴールとも、逆サイドに陣取った僕らにはわかりにくい、ひやひやもののゴールだったせいで、歓喜の瞬間が、僅かな間をもってやってきたけど。

そんなことは、ぜんぜんいいです。ぜんぜん許します。
ただ、ミスがどうしても出てしまい、ラインを押し上げることができなくなってしまう。そして、先制点と同じような形で裏をとられ、終了間際に同点。
これは、いただけないよ。

ペトロビッチの志向するサッカーは、DFラインからきっちりつないでいこう、というのがある。
このゲーム、ゴールキックも、ほとんどロングボールを蹴っていない。
その過程でミスが出てしまえば、致命傷、あっという間にゴール前だ。今後の大きな課題だね。
長いボールを蹴ることも必要な場面がある。状況判断、意思統一、がもう少し共有できるようにならなければ。

タイスコアで迎えた後半。
勝負を決めたのは、寿人の決定力と望月さんが残してくれた、勝負への執念と我慢強さだと思います。お互い、決定的チャンスはほとんどなかった。
その中で、ポストに弾かれたシュートも何本かあった。
崩せない、決めきれない、そんな中で、寿人はのがさなかった。

難しい角度だったけど、執念&テクニックでねじ込んでくれました。
あれを決めてくれる。ゴールネットを揺らし、歓喜の渦を巻き起こしてくれる。チームを勝利に導いてくれる。
僕らの期待に、ちゃんと結果で応えてくれる寿人は、まさに、スターです。我ら広島の宝です。

ラスト15分は、相当殴られ続きましたね。
ただ、これはもう経験積みですから。前なんて、もっとしんどかったですからね。僕らも慣れてましたし。望月さんの功績、過去の経験が生きた証だと思います。

ほんと、最高のスタートとなったと思います。
まだまだ半分も、ペトロビッチの目指す攻撃的なサッカーは、体現できてなかったと思います。
効果的な両サイドの崩しは、ほとんど見られなかったですし、中途半端な部分、確認しながらの部分が多々あったのも間違いありません。
ですが、勝利を手に入れた。これで、一歩、いや、二、三歩は、完成系へと前進したと思います。
勝ち点を得ながら、課題を修正し、上へと進んでいくことが、理想へ近づく、何よりの近道です。

次の千葉戦。戸田の欠場という大問題がいきなりやってきます。
はっきりいって、かなり苦しいです。
ここは、カズの復帰も期待しつつ、チーム全員で乗り切りって、ぜひ勝利を収めてもらいたい。
千葉に勝てれば、このゲームで得た自信と手応えが、確信に変わるはずです。
上昇ムード突っ走りたいですね。

2006年07月23日

J1 14節 vsジェフ千葉
生みの苦しみ、危険な香り

先輩のほうが上手だった
システムはほぼ同じで、両監督の目指すサッカーも似ている。まったくのミラーゲーム。
ゲームの内容、チャンスの数では、互角といえる展開だったと思う。
ただ、結果は完敗。
オシムサッカーを志して、3年半と2ヶ月の差。選手層、チーム全体の力の差を見せ付けられた。
千葉と同じ土俵に立つことを選んだ広島は、精一杯の抵抗を見せたが、先輩であり、番付でも上の千葉に、土をつけることはできなかった。

新しいものを作るということ
広島は、ペトロビッチが就任してから、まだ2ヶ月もたっていない。
そして、彼は、新しいサッカーを持ち込み、取り組もうとしている。
リアクションサッカーではなく、自らゲームを作り出そうという、攻撃的なサッカーだ。
理想は、かなり高いところにある。「目指せ、バルサ!」は言い過ぎかもしれないけど(笑)
これはとてもいいことだと思うし、選手たちが一丸となって、ペトロビッチのサッカーを表現しよう、というのは、すごく感じる。

ペトロビッチが徹底させている約束事の中で、わかりやすいのが、ボールをつなぐということ。
ロングボールを蹴らず、ショートパスで、少ないタッチで、ピッチを広く使いながら、って感じだ。
ここまでの2ゲームを見ていて、このことに、こだわりすぎ、徹しすぎ、じゃないかなと思う。
浩司のゲーム後のコメントに
「まだボールを回せていない。無理矢理な部分がある。50%以下の確率でも出そうとして、ボールをとられている」っていうのがあった。
僕もそう思う。パーフェクトなパスが5本、6本とつながらないと、ゴール前までたどり着けない状況だ。
これではきつい。はっきり言って、今の現状そこまでの技術と体力は、広島にはないと思う。

緩急と、時には裏に出すロングボールも必要だと思う。
足元ばかりで、相手に完全に読まれてしまっている中では、前へ進むことすら、ままならない。
ちんたらバックパスを繰り返したり、時にはドリブルで突進たり、いきなり裏へ蹴ってみたり。
こういう可能性がないと、相手は怖くないはずだ。

でも、今はそういう段階ではなく、選手たちに、つなぐという意識付けをしている段階なのだろう。
いい形ではまることもあったし、広島の選手の特徴を考えても、素晴らしいサッカー出来上がる可能性は、十分あると思う。期待が持てる要素はふんだんにあると思う。
結果に左右されずに、続けていくことが必要なのだろうが、そうも言ってられない。
自分たちを信じて、一歩づつでも、確実に上へと上っていってほしい。

4失点を、重く受け止めるべき
このゲーム、寿人にゴールのチャンスが2度あった。1つは、普段の彼なら確実に決めていたはずのもの。
あそこで寿人が決めていれば、同点に追いつくことができ、その後の展開がどうなっていたかわからない。
寿人を責めるつもりはないが、寿人が決めなければ、広島は勝てない。
それぐらいの自覚を持ってゲームに挑んでほしいと思う。

そう、寿人ほどの選手であっても、ゴールを奪うことが出来ないときがある。
攻撃は、水ものだ。確実に、毎ゲーム3点を取れるなんてことありえない。
確実なのはDF。失点を防ぐことだ。
点を取られなかったら、負けることはない。この事実、重要さは、ドイツW杯で顕著だった。
DFこそ、チームの基礎であり、支えるもの。

開幕時、DF陣が崩壊し、それによって、チームが崩れ去っていった。
このゲーム、2点取れた。名古屋戦は、3点取って、勝利した。
こんなことに、ごまかされちゃいけない。
今の現状は、チームの基盤が揺らいでいるその上で、不確定要素で勝負を仕掛けようとしている。
かなり、危険だ思う。
基盤を作ることを、おろそかにしてはいけない。
夢はないけど、まず、そこから始めるべきだとも思う。

連戦となる、次の甲府戦は、またまためちゃくちゃ重要な、絶対勝ちたいゲームになった。
この敗戦を、ポジティブに受け止めるためにも、勝たなくては。
最後まで戦う姿勢、カズの復帰や、柏木の可能性という、いい部分もあったわけだから。
絶対に、ここで、つまづくわけにはいかない。

2006年07月27日

J1 15節 vsヴァンフォーレ甲府
広島の力はこんなものなのか

開始6分で2失点
勝利が必要なゲームだった。選手にそれが、わかっていたのか、と問いたくなる。
絶対連敗は避けたいし、相手は甲府。勝てば順位で上にいける。
そして、ここは広島なんだ。ホームゲームなんだ。
選手たちに、このゲーム絶対勝ちたいという気持ちは、僕には伝わってこなかった。

戦術の問題じゃない
ペトロビッチは、激しいいプレスを要求しているんだと思う。選手が連動して、激しく前からプレスをかけたいはずだ。
選手が連動して、っていう部分は、まだできないのはしょうがない。ただ、激しく、前へ、という部分は、できないのは、なぜだろう。
あっさりペナルティエリア内に持ち込まれては、失点の危険は増える。
ボールを持っている選手に、プレシャーをかけなければ、好き勝手やられる。
ペトロビッチは、大きなショックを受けたんじゃないかな。戦術以前のところで、すでに大きな問題を抱えていることがわかったはずだ。

3ゲームで9失点をきっしているDF陣
そのメンバーの中に、本来のDFの選手が出場していない。ベンチに控える彼らは、どういう気持ちでゲームを見ているのだろう。
悔しい思いしているはず。奮起して練習に取り組み、自らの力をアピールし、存在感をペトロビッチに示してほしい。
今のポジションで、コマとカズは、持っている特長を活かし、チームに貢献しているとはいえない。
コマとカズは、広島の武器となってもらわなくては、いけない選手だ。最終ラインにいてもらっては困る。
次節は、戸田が復帰するが、DF陣には、コマとカズから、ポジションを奪ってもらいたい。

残留を目指しての戦い
僕は、夢を見ていた。勝利街道を突き進めるかも、という、僅かな希望を抱いていた。
だが、このゲームで完全に打ち砕かれた。いっきに現実をつきつけられた。
もう、これから残りのシーズンは、残留のために戦っていくべきだ。
今現在15位。ここから落ちていくわけには、いかない。変な楽観視をせず、危機感を持って戦わなければ、取り返しのつかないことになってしまう。
それだけは、絶対に、さけなくては。広島が残留に値する程度の力だとは、僕は思っていない。

FC東京戦
次節の相手、FC東京は、上り調子だ。石川直が復帰し、ルーカスは現在得点王。
このゲーム。先制点の持つ影響は、とてつもなく大きいと思う。
ゲームの入り方、どれだけ気持ちを持って入れるか、がこのゲームのすべてだ。
復帰する戸田が、そこらへんを、きっちり引き締めてくれればいいが。
本当に、スコアもそうだが、気持ちの面でも、負けだけは、許されないゲームだ。

2006年07月30日

J1 16節 vsFC東京
こんなゲームが見たかった

闘志で圧倒
ゲーム開始から、選手たちの決意が、応援している僕たちにも、十分に伝わってくるほどに、ひしひしと感じました。
前節の甲府戦、あまりに酷い内容だったことを、戦術以前に、戦えていなかったことを、選手たちが一番に痛感し、もっとも悔しい思いをしたのも、選手たちだったのだと思います。
あんなゲームを、2度としてはならない。
闘志で、気持ちで、90分間一度も途切れることなく、終始FC東京を上回っていたのは間違いないと思います。

その気持ちを、もっともピッチ上で表現してくれたのは、浩司です。
気持ちがみなぎり、オーラみたいなのが出ていたように見えました。得意の攻撃面よりも、DF面での奮闘でです。切り替えの早さ、運動量、激しさ、どれも、これまでの浩司とは、思えないほどのデキでした。序盤から流れを広島に引き寄せ、チームを引っ張って言ってくれたのは、間違いなく浩司の気持ちだったと思います。
あんなに走って大丈夫なのか、と心配してしまうほどでしたよ。

戸田と下田がいてこそ
戸田の復帰は、やはり、とてつもなく大きかったです。
前に行く勇気を、リスクを承知で挑戦し、実行してくれ、チームに勇気と安心感を与えてくれていました。どうしても、いてもらわなくてはならない、とてつもなく大きな存在です。
そして、下田。このゲーム、彼の力だけで失点を救ってくれた、ファインセーブがありました。今の戦術ならば、いかにDF陣が奮闘しても、数回は決定機を作られてしまうことは、覚悟の上です。
だから、下田のファインセーブも計算の上なんです。
下田の活躍なくして、広島の勝利はありません。

最強2トップへと
2ゴールを奪った寿人の活躍には、賞賛を送るしかないです。前の2ゲーム、寿人は沈黙してしまっていました。エースが、寿人が決めなければ、広島に勝利はやってこないんですよね。
その2ゴールをお膳立てしたウェズレイの活躍も、シュートという部分だけを除けば、パーフェクトでした。攻撃の第一歩であるクサビを、きっちりと受けてくれたのが、広島ペースでゲームを進めることができた要因だっと思います。
そして、この2人のコンビネーションに、さらなる磨きがかかってきました。狙いどころが2人で共有できるようになり、お互いを活かせるようになってきていると思います。
J最強の2トップへとなっていく可能性十分です。

最高のゲーム
見ていて、応援していて、ここまで面白かった、気持ちが良かったゲームは、なかったかもしれません。
ゲーム前に抱いていた不安を、ゲーム開始直後から吹き飛ばしてくれ、期待していたプレーを披露してくれた選手たち。エース寿人のゴールがそれをさらに勢いづかせ、ペースが落ちても、怖がることなく必至で食らえついていく姿勢を見せてくれました。
僕たちは、いつもこんなゲームが見たいんです。
こんな麻薬のようなゲームを魅せられたら、取り付かれちゃいますよ。期待しちゃいますよ。
こんなサッカーをいつも魅せてくれるのならば、どこへでも行きます。ついて行きます。って気持ちになりますね(笑)

すごい力
遠征の帰り道は、勝った後と、負けた後では、天国と地獄以上の差です。
長く辛い帰り道になることもあれば、今回のように、長い道のりが、充実感に溢れ、つい笑顔がこぼれてしまうような、幸せな時間に変わることもあるんです。
スタジアムで一体感を共有し、喜びを爆発させる楽しさ。
好きなチームがあることの幸せ、好きなチームを応援する喜び。
サッカーの持つ、素晴らしいパワーに魅せられ、酔わされました。
ホント、すごい力がサッカーにはあるんだ、と再確認した、最高のゲームでした。
選手たちに、ありがとうと、お礼を言いたい気分ですよ。

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日程・結果

39節 vs湘南(H) 2-0


天皇杯 3回戦 10/12
 vs大阪体育大学(秋田)

41節 10/25 vs鳥栖(H)

天皇杯 4回戦 11/2
 vs東京V(西が丘)

42節 11/9 vs仙台(A)

43節 11/22 vs草津(H)