むらさき: 2006年05月 アーカイブ

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2006年05月 アーカイブ

2006年05月04日

vs大宮アルディージャ
勝った

勝った。
開幕から2ヶ月。11節目にして、ナビスコも合わせて14ゲームを戦って、待ちに待った初勝利。
長かった。辛かった。落ちる所まで落ち、理想などは全て捨てた。苦しみ悩み抜いた中、相手より1点上回ることだけに徹し、やっと勝ち点3、勝利を手にした。
(勝った、勝った、やっと勝ったよ。あー良かった。ほんとうれしい。やっと開幕だよ。)

このゲームも、前節と戦い方を変更することなく、守る、守備、ゼロに抑える、ことだけに徹底。
そして、今の広島の唯一にして、どこにでも誇れる最大の武器、駒野、寿人ライン。これが見事にはまり、寿人が3ゲーム連続となる先制ゴールをたたき出してくれた。

さぁ、あとはゼロに抑えることが出来るか。C大阪には50分にゴールを許した。横浜F・Mには80分まで耐えたが、その後2ゴールを食らい砕け散った。
このゲームでも、失点してもおかしくないほど後半は攻められ続けた。だが、遂に現れた選手たちの執念と根性が、相手を勝り、今シーズン初めて完封。ゲーム終了のホイッスルを、やっと勝利で迎えた。

特に下田がすごかった。シーズン序盤は退場もあるなど、彼らしくないプレーが目立ち、決してチームを救っていたとは言いがたい出来だった。
しかし、遂に本領を発揮し、このゲームではまさしくチームを勝利に導いてくれた。少なくとも2点は彼が止めてくれたのだ。やっと、広島を支え続け、何度も救ってくれた守護神、下田が戻ってきてくれた。

望月監督の采配も前節の反省を踏まえた、分かりやすいもので、最後の10分を逃げ切った。八田も相当の意気込みでゲームに入り、きっちりと仕事をしてくれた。
小村を中心にディフェンス陣は、体を張り、とにかく意地で守った。戸田とベットは広大なスペースのある中盤を、最後まで走り続けた。公太は、覚悟を決めてこのゲームに挑んでいる感じさえした。みんなで戦い、やっとつかんだ完封勝利だ。

ジーコさん、ちゃんと見ているだろうか。佐藤寿人を。
寿人は、自分の形に入ったらまず外さない。そして、90分間ゴールを狙い続ける集中力を持っている。
今の状況の広島では、チャンスは1、2回しかない。だが、きっちり結果を残している。決定力があるなんてもんじゃない。
W杯で、数少ないチャンスを決めてくれる選手が欲しいなら、寿人を連れて行くべきだ。

やっと、ゲームが終わって勝利を喜ぶことが出来た。歓喜の瞬間はなんと言っていいやら、とにかくうれしかった。選手を迎えるときなんか最高で、今まで待たされ、つらかった分、喜びもひとしお。
これからも頼むぞ。次はホームで勝とうぜ。俺らのエースは最高だ。

勝ち点3を手にし、最下位を脱出した。
しかし、まだ降格圏内の17位である。ゲーム内容も相手を圧倒していた訳ではなく、紙一重だった。ラッキーな部分もあった。けっして喜べる状況ではなく、苦しいことに変わりはない。

だが、この初勝利で何かが変わるはずだ。選手たちは、プレッシャーから解放されるだろうし、何と言っても、1つ目の大きな壁を、みんなの力を合わせてよじ登れたということは大きい。
これからも1つのチームとして団結して戦い続けて欲しい。
監督、選手『初勝利、おめでとう』

はぁー かった。 勝ったぞーーー。

2006年05月07日

vsアビスパ福岡
連勝、勝ち点10、15位

ゴールを奪うにはあの形しかなかった。
寿人にシュートチャンスがこぼれてくるか、セットプレーをものにするか。福岡も同じだった。攻めてはいるが、雨の影響もあり最後の精度が上がらない。
両チームとも、ゴールが生まれるとすれば、ミスからか、偶発的なものか、セットプレーしかなかった。

後半は福岡の圧力に押し込まれ、一方的な展開だった。ほとんどの時間を、守備に追われた。
ただ、望月監督は予想した展開だったようだし、今の戦術で4ゲームを戦い、勝利を手にした選手たちは、高い集中力を保ち、明確になった役割を、みんなが理解し自信を持って、最後までプレーしてくれた。

広島が福岡を上回ったもの、勝てた理由は、気持ちと個の力の差だ。
1つも勝てず、最下位に沈み、監督も替わった。危機感は明らかに福岡の選手より強く、望月監督が提示したサッカーを、みんなが理解し、ひとつのチームになれた。そして、前節の勝利により自信を得てこのゲームに挑めた。まったく迷いがなかった。

もうひとつは、このゲームを『決めた』駒野と下田の存在。両選手とも広島が誇る日本を代表するタレントだ。
福岡はチームとして、決定的チャンスの数など、広島より上回った部分は多い。だが、最後のパス、シュートというゲームを『決める』という、個の力でしかどうしようもない部分で、広島に劣ってしまった。
ゼロに抑えるということを成し遂げた下田。1発で結果を出した駒野。彼らの存在は、広島の宝だ。

望月監督が指揮を執ってから、リーグ戦2勝1分1敗で、勝ち点7を得た。順位も降格圏内を脱出し、15位。素晴らしい成績だ。
初采配となった望月監督は、このどん底のチーム状況が返ってやりやすかったかもしれない。このような守備的な戦術を選択するのは当然で、選手たちも結果を得るため受け入れた。
分かりやすい戦術を用いて迷いをなくし、そして、「気持ちで戦うんだ、全員で戦うんだ」ということを徹底させた。

ピンチヒッターとして最高の采配だ。チームをひとつの方向に向かせ、一番欲しい結果を出してくれた。
中断以降は新指揮官がやってくるだろう。しかし、どんなサッカーをするにせよ、今の気持ちを選手たちには持ち続けて欲しいと思う。

どんな監督がやってきて、どんなサッカーを目指し、それが機能するのかはまったく不明だ。勝ち点40まで辿り着くには、まだまだ厳しく長い戦いが続く。決して降格の不安を拭い去れたわけではない。森崎兄弟、俊介らが、チームに入れていないのも気になる。

しかし、一誠がやっと彼の実力の片鱗を見せてくれた。戸田がチームの中心として機能するようになった。そして、寿人、駒野、下田がいる。
やっと真っ暗だった広島に明るい光がさしてきた。

ホーム初勝利。本当に長かった、つらかった。その分喜び数万倍。素直に嬉しい。めちゃくちゃ嬉しい。雨でも何でも嬉しい。勝つって、連勝って最高に気持ちいいです。
選手、クラブ、サポーター全体が、ポジティブな気持ちで中断期間を過ごせるようになって本当によかった。
寿人、駒野、W杯がんばってこい。と言うかジーコ。寿人をドイツに連れてけよ。

2006年05月15日

vsアルビレックス新潟
結果が出なければ

勝ってナビスコカップの予選突破の望みをつなげたかった。
そして、寿人と駒野がいないこのゲームで、「チーム全員で勝つんだ」という、今のいい流れを継続し、さらに結束を強めていきたかった。

それにしても、得点の香りがほとんどしないゲームだった。
新潟は速い攻撃を得意とするチームだが、広島の5バック気味なディフェンスに対して、スペースを見つけることが出来ず、有効な攻撃はほとんど仕掛けられていなかった。
きっちり引いて守りを固めてくる相手は、あまり経験していないはず。シュートを打たれても、脅威に感じたものはほとんどなかった。

広島は、リーグ戦同様、望月監督のサッカーを徹底してこのゲームに入っていった。
まず守る。第一に、相手に得点を与えない。そして、ボールを奪ったらウェズレイか上野へ。そこでうまくキープしてくれれば、ラインを上げて、フォーローに行く。
守備意識を高く持ち、人数もかけ、0-0で我慢してゲームを進めていく。(今の勝ちパターン???)

攻撃の方は、少ない人数で攻めていくため、1つのミスが起こると終わってしまう。ボールを持った選手の選択肢があまりにも少なすぎるため、それぞれのプレーがパーフェクトでないとシュートまで結びつかない。
ウェズレイが相手を引き連れながら強引にキープし、なんとかシュートコースを作り、ミドルシュートを再三放ったが、よほどスーパーなものでない限り、得点になるのは難しい。

個々の選手の精度の問題もあると思うけど、それよりも、もっとチームとしてパスコースを増やすために、セカンドボールを拾うためにどうするかといったことの方が重要だと思う。
ウェズレイがキープしているときに、周囲がもっと助けてあげることが出来れば、彼への負担が減り、すごいシュートが飛んでいくはずだ。

3ゲーム連続完封となったDF面は、選手もかなり手応えを感じているようだ。吉弘らDF陣が自信を持って守備が出来ている。
あとは、今のディフェンスを継続しつつ、どれだけ厚みある攻撃を仕掛けることが出来るかだ。

寿人と駒野の力によってゴールを奪った大宮戦と福岡戦。彼らが戻ってくれば当然違ってくるのだろうが、それではあまりにも厳しい(むなしい)。
強固なDFを崩さず、ここぞというときに、みんなが同じ絵を描いて攻めれればいいのだが。
望月監督がそこまで示すことが出来れば、本当に偉大な監督になれるんじゃないだろうか。

このゲームを観戦したファンは、いい気持ちで帰れなかったはずだ。
今の望月サッカーでは、勝利という結果が出ない限り、何も得たものがないような気がする。
ゲームが終わり、ため息しか残らないのは、あまりにもむなしすぎる。

2006年05月18日

vs清水エスパルス
勝ちゲームだったが、不思議だ

望月体制になり、いままでは相手に倍以上のシュートを打たれていた。そんな中でも、大宮と福岡からは勝利をあげることに成功した。
しかし、このゲームでは清水よりもたくさんシュートをはなち、決定機も清水より多く迎えたのに、負けてしまった。

両チームともピッチ状態のせいでパスがつなげず、前線にロングボールを送り込むしかない展開。
そんな中、広島は最終ラインを高く保ち、しっかり跳ね返していく。清水に何度かミドルシュートを打たれたが、自信がみなぎっている下田を脅かすほどのものではなかった。

DFラインを押し上げることができていたので、今までバックラインに並んでいた公太が、ようやく攻めあがることができるようになり、広島らしいサイド攻撃が久しぶりに見られた。
公太のサイドがここまで生き生きとしていたのは、今シーズン初めてだと思う。決定機もつくれていたし、広島にとっての大きな武器が戻ってきてくれたのかもしれない。

ディフェンスはさらに安定感を増していた。ピッチのせいでミスもあったが、下田を中心にひとつにまとまって、それぞれがきっちり役割をこなしていた。
自信がかなりついたのだと思う。見ていて点を取られる気がまったくしなかった。

そうなってくると、攻撃の時間も必然的に長くなってくる。まだ、チームとしての攻めの形を作るまでにはいたってないと思うけど、今までのゲームに比べると人数も多くなってきたし、FW陣がシュートまで持ち込めるようになってきた。
上野、ウェズレイの個性がやっとチームにとけこんできた感じがする。

このゲームは勝ちゲームだった。上野、寿人が立て続けに決定機を迎えながらも、相手GKの好セーブもあり、あと一歩まで迫りながらゴールを割ることができなかった。
そして、マルキーニョスのミラクルなシュート一発に沈んでしまった。

福岡戦とはまったく逆の展開となってしまったのだから不思議だ。数あったチャンスを決められなかった広島。チャンスとも言えないようなところから個の力でゴールを奪い、勝利を掴み取った清水。
サッカーとはこういうものなのだろう。いいシュートを打っても、GKに止められてしまう日もある。素晴らしいディフェンスをしていても、事故にあったかのような失点を食らってしまう事もある。

ゲーム内容は明らかに良くなった。広島のサッカーは確実に右肩上がりに成長している。
ただ、今日は負けただけ。その理由は確かにあるはずだし、反省すべき点はあると思うけど、いま歩いている道を、自信を持って進んでいことのく方が重要だと思う。

新潟戦は消化試合となってしまったが、選手たちには、望月監督最後のゲームを勝って締めくくってもらいたいし、いいムードで中断を向かえられるようにして欲しい。
僕たちはいつも勝利を見たい。

2006年05月22日

vsアルビレックス新潟
ナイスゲーム。素晴らしい勝利

確かに、ナビスコの敗退がすでに決まってしまっている広島にとっては消化ゲームだった。
僕は、このゲームを観戦するにあたったて、当然勝利を求めてはいたが、それよりも、望月監督が築き上げた、クラブ全体が結束し、1つの方向性にみんなで迷いなく進んでいく大切さ。そして、それができた時の強さを見せて欲しかった。

このゲームは、とても面白いゲーム内容だったと思う。
新潟は、次のラウンドに進む僅かな可能性を残していたし、37,000人を超える観衆に応えるためにも、高いモチベーションを持って、勝利を目指し最後まで戦っていた。広島も、決して劣らぬ気持ちを見せ、自らのサッカーを展開しようとファイトしていた。

とくに前半の広島は、いままで以上に、ボールを前にスムーズに運ぶことができ、ウェズレイ、公太が生きていた。ベットがセカンドボールをことごとくマイボールにしてくれ、そこからの展開がとても効いていた。
先制ゴールのシーンは、まさにビューティフルゴール。公太が、「蹴った瞬間決まると思った」というほどの最高のクロスを、「決めなければやばい」と感じたという寿人がきっちりゴールへ流し込んだ完璧なゴールだった。

1点奪えば勝てる。今の広島のDFラインにはそんな雰囲気さえ感じさせる。このゲームも、新潟は2バック気味にし、なりふり構わず攻め、26本ものシュートを放ったが、下田、吉弘を中心に、集中力は高く、安定感抜群のディフェンスで徹底的に跳ね返し続けた。本当に打たれ強くなった。誰一人怖いと思っていなかったはずだ。

このゲ-ムでMVPともいえる活躍を見せたのは吉弘だ。3バックの中央で常にリーダーシップを発揮しながら、少しでもラインを高くキープしようと努力し、危ないシーンでは身体を投げ出しシュートをブロックしていた。
彼自身がかなり自信をつけたことが伺えるし、周りからの信頼もかなり得ているんじゃないだろうか。シーズン序盤は、自らのミスで失点したゲームもあり、つらい時期もあったと思うが、彼がここまで成長してくれたのは非常に大きい。

僕がこのゲームで見せて欲しいと思っていたものは、チームの全員が見せてくれたと思う。特に、上野と戸田の頑張りは胸を打つほどだった。彼らベテランが率先してああいう姿勢を見せてくれ、それに引っ張られて、全員が、そして代わって入った選手も闘志を持ってプレーし、存分にその姿勢を伝えてくれたと思う。

望月監督は指揮を執った8ゲームで、十分な結果を残してくれたと共に、素晴らしいグループを築き上げてくれたと思う。
新監督がまもなく発表されると思うけど、みんなで戦うという今のチームのベースは、これからも継続していって欲しい。

サッカーとは、結果がすべてではないとは思う。
ただ、勝つということが、これほど気持ちいいものだということを改めて感じた。
ほんと新潟まで行ってよかった。

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日程・結果

39節 vs湘南(H) 2-0


天皇杯 3回戦 10/12
 vs大阪体育大学(秋田)

41節 10/25 vs鳥栖(H)

天皇杯 4回戦 11/2
 vs東京V(西が丘)

42節 11/9 vs仙台(A)

43節 11/22 vs草津(H)