vs大宮アルディージャ
勝った
勝った。
開幕から2ヶ月。11節目にして、ナビスコも合わせて14ゲームを戦って、待ちに待った初勝利。
長かった。辛かった。落ちる所まで落ち、理想などは全て捨てた。苦しみ悩み抜いた中、相手より1点上回ることだけに徹し、やっと勝ち点3、勝利を手にした。
(勝った、勝った、やっと勝ったよ。あー良かった。ほんとうれしい。やっと開幕だよ。)
このゲームも、前節と戦い方を変更することなく、守る、守備、ゼロに抑える、ことだけに徹底。
そして、今の広島の唯一にして、どこにでも誇れる最大の武器、駒野、寿人ライン。これが見事にはまり、寿人が3ゲーム連続となる先制ゴールをたたき出してくれた。
さぁ、あとはゼロに抑えることが出来るか。C大阪には50分にゴールを許した。横浜F・Mには80分まで耐えたが、その後2ゴールを食らい砕け散った。
このゲームでも、失点してもおかしくないほど後半は攻められ続けた。だが、遂に現れた選手たちの執念と根性が、相手を勝り、今シーズン初めて完封。ゲーム終了のホイッスルを、やっと勝利で迎えた。
特に下田がすごかった。シーズン序盤は退場もあるなど、彼らしくないプレーが目立ち、決してチームを救っていたとは言いがたい出来だった。
しかし、遂に本領を発揮し、このゲームではまさしくチームを勝利に導いてくれた。少なくとも2点は彼が止めてくれたのだ。やっと、広島を支え続け、何度も救ってくれた守護神、下田が戻ってきてくれた。
望月監督の采配も前節の反省を踏まえた、分かりやすいもので、最後の10分を逃げ切った。八田も相当の意気込みでゲームに入り、きっちりと仕事をしてくれた。
小村を中心にディフェンス陣は、体を張り、とにかく意地で守った。戸田とベットは広大なスペースのある中盤を、最後まで走り続けた。公太は、覚悟を決めてこのゲームに挑んでいる感じさえした。みんなで戦い、やっとつかんだ完封勝利だ。
ジーコさん、ちゃんと見ているだろうか。佐藤寿人を。
寿人は、自分の形に入ったらまず外さない。そして、90分間ゴールを狙い続ける集中力を持っている。
今の状況の広島では、チャンスは1、2回しかない。だが、きっちり結果を残している。決定力があるなんてもんじゃない。
W杯で、数少ないチャンスを決めてくれる選手が欲しいなら、寿人を連れて行くべきだ。
やっと、ゲームが終わって勝利を喜ぶことが出来た。歓喜の瞬間はなんと言っていいやら、とにかくうれしかった。選手を迎えるときなんか最高で、今まで待たされ、つらかった分、喜びもひとしお。
これからも頼むぞ。次はホームで勝とうぜ。俺らのエースは最高だ。
勝ち点3を手にし、最下位を脱出した。
しかし、まだ降格圏内の17位である。ゲーム内容も相手を圧倒していた訳ではなく、紙一重だった。ラッキーな部分もあった。けっして喜べる状況ではなく、苦しいことに変わりはない。
だが、この初勝利で何かが変わるはずだ。選手たちは、プレッシャーから解放されるだろうし、何と言っても、1つ目の大きな壁を、みんなの力を合わせてよじ登れたということは大きい。
これからも1つのチームとして団結して戦い続けて欲しい。
監督、選手『初勝利、おめでとう』
はぁー かった。 勝ったぞーーー。