むらさき: 2006年04月 アーカイブ

« 2006年03月 | メイン | 2006年05月 »

2006年04月 アーカイブ

2006年04月03日

vsアルビレックス新潟
完全に迷い込んだ

『自分たちのサッカーができていない』
ゲーム終了後の選手たちのコメントを見ていると、みんなが同じようなことを口にしていた。寿人にいたっては、楽しくないとも。

両チーム共に攻め手を欠き、ゴールの予感は全くしないゲーム展開。そんな中、またもやミスから失点してしまったが、上野がPKをもらい、浩司が決めて、引き分けでタイムアップ。
いまだ未勝利なのは広島だけで、得失点の差でC大阪を上回り17位。降格圏内だ。

カズ、ジニーニョ、ウェズレイが戻ってきた。小野監督は、開幕当初から考えていたベストの布陣でこのゲームに臨むことができたはずだ。連戦の疲れなど、コンディションに問題はあっただろうが、それは、相手も同じだ。
新潟の方が苦しいチーム状態だったと思う。鈴木監督が指揮を執って5ゲームしか戦っておらず、まだチームを作っている段階。そして、絶対的エース、エジミウソンが負傷欠場。

しかし、意図したサッカーを見せ、ゲームを優位に進めたのは新潟の方だった。ゴールのシーンは、ミスとPKによるもので、引き分けという結果は妥当だったと思うが、判定勝ちがあるなら、満場一致で新潟だ。シュート数を見れば一目瞭然、新潟20本、広島9本。

昨シーズンとの違いを見つけていこうと思う。
まず、ボールがつながらない。よって、ロングボールをトップに向けて蹴りこむしかなくなる。しかし、2トップへのフォローがないため、セカンドボールが拾えない。前線でキープできなくなると、両サイドが高い位置を取れない。そして、押し込まれる時間が長くなり、ディフェンスラインは耐え切れず失点してしまう。

昨シーズンもロングボールを蹴ることは多かったが、トップ下を置いていた。2トップと近い距離でプレーする選手がいたので、セカンドボールをある程度拾えた。そうなると、カズ、ベットが前を向いてプレーでき、駒野、服部が思い切りよく駆け上がれる。そして、ラインを高く保つこともある程度できていた。コンパクトにできれば、2次攻撃へと移れる可能性も高くなるし、前線からのプレッシャーが良く効く。そこでボールを奪えれば、すばやくゴール前へと行くこともできる。

中盤の形に問題があるのは明らかだ。やはり、昨シーズンの形、ダイヤモンド型に戻すべきなのは間違いない。カズや浩司のコメントを見ても、フラットではうまくいかないことを選手自身が感じているし、発言するにまで至っている。

小野監督の信頼感が揺らいでしまっているのは明らかだ。サポーターもそうだろうし、選手たちも、そういう気持ちがあるのだろうと、このゲームを見ていて感じた。
個人では、みんな頑張っている。ただ、団結していないというか、同じ方向を向いて戦えていない。1つのチームになっていない。

戦術や対戦相手の分析も重要な仕事だが、監督とは、指揮官でもある。チームの1番上に立ち、目指す方向性を迷いなく掲げ、チーム全員、サブやサテライトの選手たちも含めて、戦う集団を作らなくてはならない。選手を鼓舞し、時には、叱咤しなければ。

小野監督のビジョンは素晴らしいと思うし、有能な戦術家であり、指導者でもあると思う。ただ、指揮官、モチベーター、カリスマ性という面では、有能とは決して言えないと思う。危機に陥ったときは、こういった面の方が重要になってくる。
当然、彼1人だけの問題だとは思わないし、キャプテンを務めるカズにも、求めたいが。

一度求心力を失ってしまった指揮官(上司、リーダー)は、再び、みんなを同じ方向に向かせるのは、僕の経験からしても、不可能とは言わないが、時間が相当かかることは間違いない。
まだ、その段階まではきてはいないと思うし、勝利を上げれば、すべてが変わる可能性は十分ある。
ただ、1つ2つ手前までは迫ってきている。

2006年04月09日

vs川崎フロンターレ
ホーム4連敗

ゲーム開始3分、絶対欲しかった先制点をあっさり奪われると、ディフェンスは大混乱し、立て続けに3失点。ジュニーニョを気にしすぎていたのか、左サイドの西山、ボランチの中村、谷口にあまりにも自由にプレーさせすぎてしまった。
それにしても脆い。この時間帯はシュートを打たれるとゴールを許してしまうような感じさえした。

後半からは、ゲームを支配できた。川崎が引き気味になったこともあったが、完全に広島ペースで、決定機も何回か作れた。ただ、寿人、浩司にシュートチャンスが巡ってこず、カズ、ハンジェは決め切れなかった。こういうところにも、今の巡り合わせの悪さや、チーム状況がよく出ている。勝ちきれない原因だと思う。

相手の特徴は良く分かっていたはずだ。川崎相手ということもあり、先制点が重要なことは、監督、選手みんながゲーム前からコメントしていたし、最大限の注意を払ってゲームに入ったはずだ。
今シーズン、いまだに先制点を奪うことが出来ていない。このゲームでの大きなポイントだったはずだ。

なぜ、先制点を与えてしまったのか?
まず、選手たちが自分たちを信じてゲームに挑めていないということ。不安を抱えてゲームに入っていくため、相手に合わせた戦いになり、主導権を与えてしまう。
そして、小野監督はこのゲームでも中盤の形を変えたこと。戦い方を選手に明確に伝え切れていないから、立ち上がりにまず確認作業をしなくてはいけなくなる。監督自身でさえ、迷いを抱えながらゲームを迎えているような気がする。

やはりもうこうなると戦術やシステムという問題は大きく変えようもないし、いきなり改善されるとは思えない。監督はゲームプランを明確に示し、選手はチームを信じて、自分を信じて戦うしかない。そういうメンタルの問題をどうもっていくかだ。しかし、この面では、小野監督にはあまり期待できない。

昨シーズン低迷する大分に就任したシャムスカ監督は、まず選手を信頼し、選手に自信を持ってピッチに立てるようにしたという。そこからの大躍進は、シャムスカマッジクと言われるほどの変わりようだった。
今の広島の選手たちは、自信をもってピッチに立っているようには、決して見えない。

ホーム4連敗。この事実を、クラブ、監督、選手全員が重く受け止めなければならないはずだ。この日の観客は、7,418人。いい天気であったにもかかわらず、1万人を切った。この結果、ゲーム内容を見ても当然だと思う。

降格という言葉も現実味を帯びてきた。クラブは大きな判断を下すことを真剣に考えなければいけない。明らかに今のチームの現状は良くない。もう1つ勝てばという状況ではない。
選手はもっと危機感を持ち、がむしゃらに戦う姿勢を全面に出さなければいけないと思う。
『こんなチームじゃないはず。もっと強いんだ。いいサッカーが出来るんだ。』と、選手たちに伝えたい。自分自身にも。

2006年04月13日

vs清水エスパルス

ゲームを実際に見てないのでなんともいえません。録画放送もないので残念で仕方ありませんが、内容は改善されているようなのでほっとしています。
今シーズン初勝利とはなりませんでしたが、先制されても1度はリードを奪ったことからも、いいゲームができたのかなと思います。

浩司は連続ゴールを上げ、そして、寿人も1ゴール。この2人のゲーム終了後のコメントを見ても、満足はしていないものも、内容的には手応えを得られたようです。この2人の好調ぶりは頼りになります。そして、俊介も僅かな時間ながら出場しています。俊介の力は絶対必要だと思うので、これからも起用して欲しいと思う。せめてベンチには入れて欲しい。

ただ、2失点を許してしまった守備には、まだまだ不安がある。カズもまた出場できないなど、決して、不安要素を払拭し切れてはいないはず。磐田戦を迎えるにあたって、コンディションを整えるとともに、『とにかく勝たないと』ということを、もう一度全員が自覚して、チーム一丸となって、勝利のためにがむしゃらにプレーする姿を見せてもらいたい。

磐田戦は、戸田が出場できない。カズもどうなるか分からないし、中盤の構成を、また変更せざるをえなくなってくる。清水戦の布陣で、戸田の所に一誠が入るのだろうか?相手の中盤を見ても、厳しい状況だ。まずは、絶対に走り勝つ、競り勝つ、という気持ち。この部分で勝つことさえできれば、劣勢になるようなことはないはずだ。

磐田も、決していいサッカーをしているとは思えない。チームがまだ出来上がってなく、4バックや1トップは試行錯誤の段階で、けが人も多い。一昔前のような勝てない相手ではない。

中盤の攻防、両サイドの主導権争い、ディフェンスが下田も含め、最後のところでどれだけ踏ん張れるか。当然ではあるが、この3つが勝敗を左右するポイントだと思う。
ただ、小野監督が立てるゲームプランも重要だと思うが、やっぱり実際プレーする選手が、今の現状にどれだけ危機感を持ちプレーできるか、チームを信じて、自分に自信を持ちプレーできるかだ。今は相手云々ではなく、どれだけチーム一丸となれるかにかかっていると思う。

寿人には、もっと大爆発してもらうしかない。浩司は、攻撃の中心となり常に勝負を仕掛けていって欲しい。下田には、チームを救うスーパーセーブで、無失点に抑えて欲しい。
とにかく勝利を。

2006年04月18日

vsジュビロ磐田
小野監督辞任

18日の朝、小野監督の辞任が発表された。どういった背景がその中にあるのかはよく分からないが、不振の責任を自らがとったということのようだ。1ゲームも勝っていない事実、最下位という順位を考えれば、当然の結果だ。
このままでは来シーズンはJ2だ。早期の修正が必要であるわけだし、今の現状を、小野監督が立て直せる可能性は相当低いことは、磐田戦を見れば一目瞭然だった。

小野監督が就任してから、チームは明らかに成長したと思う。主力が抜けたなか1年でJ1に復帰し、公約通り昨シーズンは、1時期2位につけるなど、上位に顔を出した。成績は右上がりに成長し、今シーズンはタイトルを狙うという目標を、本気で掲げることができるようにさえなった。わずか3年でここまで来れたことは、素晴らしいことだと思う。
当然、今シーズンにかかる期待は大きいものだった。監督自身も十分な手ごたえを感じていたからこそ、契約を延長したのだと思う。

しかし、期待に応えられなかったというより、予想してもいなかった結果となってしまった。8ゲーム戦い勝ち星なし。ホームでは4連敗。3つ引き分けて勝ち点3で単独最下位。失点21はリーグワースト。散々な成績だ。

なぜこうなってしまったのだろう。
まず、戸田、ウェズレイが加入し、新たなシステムを試みたが、キャンプを通しても思うような形ができあがらず、不安を抱えたままシーズンに入ってしまったこと。
そして、開幕戦で4失点してしまい、さらに不安が増幅してしまう。その後も毎ゲーム失点を重ね、ゲームをこなしていくごとに悪い状態になっていってしまった。

京都戦がポイントだったと思う。勝たないといけないゲームだった。この京都戦で勝てなかったために、チームは完全に自信を失い、迷路へ迷い込んでしまった。その後のゲームは、システムを変えたり、選手を変えたりと試行錯誤をしたが、一向に改善されず、真っ暗闇に。

小野監督は、これまでの戦いを見ても、チームが苦境に陥ったとき、なかなか解決策を見出すことができない。J2時代の終盤戦もそうだし、昨シーズンもそうだった。
苦しいときこそ監督がチームを奮いたたせ、導かないといけない。監督のリーダーとしての資質が問われるところである。以前も書いたが、この部分で小野監督は、有効な手段を持ち合わせていない。

磐田戦を見た結果、小野監督では、もうどうしようもないと思った。もう、システムや、戦術云々ではないところまで来てしまっているなと。今後、改善されるとは1つも思えなかった。
僕は、このクラブの判断は正しいと思う。とりあえず中断するまでこのままでいくのかと思っていたが、1つでも勝ち点を得るためには、変化が必要だったのは間違いない。選手に強烈な刺激を与え、危機感を募らせ、チームに新しい風を吹き込まなければ、変わりようがないところまで来てしまっていた。

望月 一頼GKコーチが後任となった。どういったサッカーを目指し、どのような采配を振るうかは全く分からないが、まず一度リセットして、1からチームを作り直して欲しい。本当に厳しい状況での指揮となる。まず、チームの士気をどのように持っていけるかだ。

2006年04月21日

残留決戦に向けて

18位対17位。シーズン当初の思惑とは全く異なる、期待はずれの結果の両チーム。お互いに新監督を迎えて、次節に挑むことになった。
はやくも、ただの1ゲームではない重要なゲームだ。

監督が代わったということは、チームがうまくいっていない証拠だ。広島は、いまだ勝てず、5敗3分で最下位。C大阪も、1勝6敗1分と、昨シーズン優勝を争いながらも、信じられない結果だ。
失点21は、並んでリーグワーストで、昨シーズン堅守が支えだった両チームにとって、守備陣の崩壊が低迷の原因なのは明らかだ。

監督交替には、メリットもあるがデメリットもある。新しい風を吹き込み、選手にさらなる危機感を抱かせると同時に、大きなモチベーションを与えることにもなる。
しかしその反面、ここまで築いてきたものを一度リセットせねばならず、新しいサッカーを、時間がない中、苦しいチーム状況の中で作っていかなければならない。そして、すぐに結果を出さなくてはいけない。

ただ、今回の両チームの新監督は、チームに在籍していた人間であり、リスクを極力抑えながらも、現状を変えなければならない苦しい状況がよく出ている。
昨シーズン大分に就任したシャムスカ監督が起こしたような、劇的な変化は期待できないが、何かを変えなければいけない所まで来てしまったということだ。

望月新監督は、広島で長くコーチを務め、代表のスッタフとしても在籍した、実績のある人だ。初監督を、このような形で迎えるとは思ってもいなかっただろうが、中断までの期間をチャンスだとおもい頑張ってほしい。J1で指揮を執れるチャンスなんてめったにない。結果がついてくれば続投もあるはずだ。

どのようなサッカーを志すのか分からないが、大きく変えようもないと思う。3バックで挑むみたいだが、システムや戦術よりも、いかに自信を持った状態で選手をピッチに送り出せるか、戦う集団を作れるかが重要だ。短期間だがやってもらわないと困る。

選手には、いっそう奮起して欲しい。トップが責任を取らなければならないということを重く受け止め、だからといって下を向くんじゃなく、強くなって欲しい。生まれ変わったと思えるぐらいの気持ちを表現しなければいけない。小野監督との3年半を無駄だったと言わせないためにも。

次節の結果は、勝てば、初勝利を挙げ、最下位を脱出できるだけじゃなく、様々な意味で大きい。相手も同じ状況だ。このゲームに負けたチームは、最後まで残留争いとなってしまうと思う。
絶対勝たなくてはならない。僕らも必至で応援する。一緒に強い気持ちで戦い、勝利をもぎ取ろうではないか。

2006年04月23日

vsセレッソ大阪
無難な結果

このゲームでもし負けるようなことがあれば、大変なことになる。監督交替という、いわば最終手段を使ったわけだから、絶対に勝たなくてはいけない。しかも相手は、広島と全く同じ状況のC大阪。そして、ここはビックアーチ、ホームゲームなのだから。
どうしても不安の方が大きくなる。緊張感が高まる。スタメンを見ると、3トップ?盛田?浩司ベンチじゃん!なぜ?本当に大丈夫なのだろうか。不安を拭えない。

緊張のキックオフ。さぁ決戦が始まるぞと思ったのと同時に、寿人がゴールネットを揺らした。歓喜爆発。ほっとした、見放されていた神様という存在に感謝した。
広島のクラブ全体が、気持ちという面で、相手より上回っていた結果のゴールだったと思う。監督交替によるメリットが出て、選手達の危機感が伝わってきたし、勝たなければという気持ちは、相手に勝っていた。よく戦えていたと思う。

ハーフタイムを始めてリードして迎えるという状況は、とてもポジティブなもので、いい雰囲気で迎えられたのではないだろうか。
僕達もリードしての初めてのハーフタイム。「初勝利はいつも雨なんだよ」と先輩サポーターに教えられながら、ゲーム開始前の不安はほとんどなくなり、勝利への手応えを感じていた。
ただ、どう考えてもこのまま逃げ切れるとは思えない。次の1点を取れないと勝てないと思っていた。

後半は、相手が前がかりになってくるのは分かっていたはずだ。ただ、広島はそうさせまいとするのではなくて、それを受け止めて、あわよくばカウンターからもう1点という戦略を立てたんだと思う。
この戦略(メンタル)は、C大阪にとってありがたかったはず。ゴール前まで進入できる回数を多く与えてもらえる。その中の1つを決めればいい。

結局、有効なカウンターを出す間もないまま、同点ゴールを許してしまった。ただ、40分ある。ここからが勝負だ。もともと1点は神様のプレゼントだ。チーム全体でリスクを犯してでも勝負に行くのか、犯さないのか。
望月監督は、チームは、後者を選択したように思った。もともと、ゲーム開始前のプランから、リスクを犯すという戦略は考えていなかったのだろう。

ウェズレイは、再三強引にシュートを放つも、ネットを揺らせない。公太のシュートは、枠を僅かにそれる。駒野のクロスは、寿人の頭上を通りすぎた。
負けなくてよかった、という気持ちと、勝てるゲームだった、という気持ちが同居した、複雑なタイムアップの笛だった。両チームにとって、最悪の事態は避けたが、目の前が明るくなったわけではない。お互い、相手に救われた感がある。

初采配となった望月監督は、当然だが、守備に重点を置いてきた。ラインを深く敷き、サイドも低い位置をとって、裏をとられるのは避けようという意識は強かった。ある程度成功していたと思う。
攻撃に関しては、個の力で、どうにかしてくれといった感じ。ウェズレイの起用は、彼1人でゴールを奪う力があるからだろう。両サイドから分厚く、高い位置でボールを奪って速く、といった今までのコンセプトよりも、とにかく守備に意識がいっていた。

見ていて面白いとは言えないサッカー、勝ち点にこだわったサッカーだった。勝点1を得たともいえるが、またしても、勝ち点3を得られなかったという思い方が僕は強い。
ベンチメンバーに純粋なFWが入っていなかった事はとても残念だった。思い切って劇的に状況を変えるチャンスでもあったと思うのだが、ギャンブルに踏み出せず、堅実な方法を選択したのは残念だ。

リスクを犯してでも、勇気を持った采配、プレーをしなければ、この流れは変わらないのではないだろうか。チームがリスクを共有することが出来れば、乗り越えることはできると思う。
実際現場に立つと、なかなか難しいことなのはよく分かる。指揮官の勇気を持った決断を期待したい。

ここからは4連戦になる。僕は返っていい事なんじゃないかと思う。深く考える時間もなく、やるしかない。いまさらサッカーは大きく変わらない。戦うしかない、信じるしかないんだ。
勇気ある決断。助け合う心。絶対勝つという執念。これは最低限必要なものであり、みんなが共有しなければいけない。

2006年04月27日

vsジェフ千葉
殴られないと起きない

またか。あーあ。応援する気が無くなったというか、あ然とした。腹が立ちもしない。前半はまるで、千葉が広島というチームと調整のために対戦しているかのようなゲーム。紅白戦のような公式戦だった。
後半の追い上げには、かすかな光を感じるが、それも、前半の結果があり、相手が10人になったから。追い上げムードで時節に迎えるのはいいかもしれない。

望月監督は、主力を数人休ませてきた。当然土曜日のJリーグ、横浜戦のほうが大切である。また、ゲームに出ていない選手の方が、高いモチベーションで挑めるだろうし、ファイトして、いいアピールをしてくれれば、という期待もあっただろう。

プロ初出場となった槙野には大きな期待をしていたのだが、ゲームの立ち上がりにミスをしてしまい、うまく流れに入っていけなかった。U-19を辞退しての出場だったわけだし、期するものはあったと思うが、ハースに明らかに当たり負けするシーンもあるなど、もう少し強さが必要だなと思った。収穫よりも課題が多かったのではないだろうか。彼は、近いうちに広島のディフェンスラインを背負っていってもらわないといけない選手だ。可能性は凄く感じるし、強く、負けないディフェンダーへと成長してほしい。

西河には、もうチャンスは与えられないんじゃないだろうか。それほど彼のできは酷かった。昨シーズン活躍した彼とは別人のようだ。
一誠は相変わらず、危険地帯を察知する能力に欠けていると思うし、プレーがきれい過ぎる。あそこのポジションを勤めるならば、どうしても止めなければいけないときは体を投げ出し、ファールで止めるプレー必要なはずだ。

このゲームで改めて思ったことなのだが、ここだけは何があっても通さない、離さない。ここで抜かれるわけにはいかない。絶対シュートを打たせない。俺が守る。絶対点をやらない。といった、技術ではない部分が決定的に欠けていると思う。見ていて伝わってこない。
それとも、同じ土俵に上がっていることが、場違いなレベルということなのだろうか。

なんで、前半から後半のようなサッカーができないのだろう。今シーズンはいつもそうだ。いい入り方ができたゲームは、浦和戦だけじゃないだろうか。いつも、後半から目を覚まし反撃するが、時すでに遅し、相手は余裕を持ってプレーし、結局かわされてしまっている。

後半から入った、盛田は2ゴールを決める活躍。高さは武器になるし、必死さが出ていた。こういった姿勢を若い選手が出してほしいのだが。
桑田、上野も自分の役割をきっちりこなしてくれたと思う。

前半で代わった、寿人とウェズレイ。彼らは何を思っていただろう。あっさりとゴールを許してしまう守備陣に対して、愛想を尽かしてしまわないだろうか。
寿人には代表という大きな目標がある。強いチームでプレーできればという思いはあるはずだ。寿人には気の毒な気もするが、3点は取らないと勝てない状況であり、シュートチャンスも少ない中、ゴールを決めてくれと言うしかない。

横浜戦はどういったゲームになるのだろう。横浜も絶対落とせないゲームだ。5ゲーム白星なしは、異常事態であり、何が何でも勝ち点3を奪いにくるはずだ。
戦力では向こうの方が上だ。とにかく失点をしないことを1番にゲームに入らないといけないだろう。0-0でゲームを進めていって、寿人とウェズレイの一発に期待するしかない。
何が何でも0に抑える。このゲームの目標は、それだけでいい。

2006年04月30日

vs横浜F・マリノス
あと10分まできたが

勝ち点を得るためにはこの戦い方を選択するしかない。相手に点をやらないことを第一に考え、寿人という決定力抜群のストライカーで、1点をもぎ取り勝利する。
今の現状、守備からゲームに入るのは当然のプランであり、みんなの意思統一は出来ていたと思う。

キックオフ直後という魔の時間を無難にすごし、広島は、うまくゲームには入れた。横浜F・Mが調子を崩していたこともあったが、リスクを犯さず、時計の針を順調に進ませる。相手のやりたいことをやらせない守備が出来ていた。

そんな中、下田のキックから寿人が抜け出し、ワンチャンスをものにしてくれた。願ってもない展開になったわけだ。まさに100点満点といっていい結果となった前半。欲を言えば、1点を奪ったあとにいい流れが来ていたので、あそこで2点目を取れていればという思いはあるが。

後半に入ると、横浜F・Mがなりふり構わず攻めてくるのは当たり前。2点目を奪えるか、どこまで耐えれるか。そんな状況の後半戦になったが、このゲームではよく我慢できていた。
相手に助けられた部分も大きい。この日の横浜F・Mは相当悪かった。最も怖い久保には余裕を持ってプレーさせず、久保はボールを触りたいために中盤まで下がっていってくれた。

時間は順調に経過し、80分まで来た。岡田監督は、ハーフナーを投入。前線に久保、大島、ハーフナーと3人入れ、パワープレーで強引にゴールをこじ開けようとする。
望月監督もすぐに対処した。戸田に代えて八田を入れ、相手の高さに対抗しようとしたはずだ。

しかし、ピッチで戦う選手たちにうまくメッセージを伝え切れなかった。明らかに迷いが生まれ、ベンチに確認に行く選手もいた。確かに望月監督の采配も簡潔なものではなかったと思う。戸田ではなく前線を削っても良かったのではないだろうか。もう残り10分をきっていた訳だし、「守りきれ」というメッセージが中途半端だったのは確かだ。

結局、混乱の中、相手のパワープレーに屈し、PKを与えてしまい同点。さらに、ハーフナーを抑えるために投入された八田が競り負け、逆転ゴールまで叩き込まれてしまった。本当にもったいない。最悪でも同点で終えなければならないゲームだったはずだ。最後のところの意思統一が出来なかった。

こういう結果を招いてしまった原因はいくつかあると思う。2点目を奪えなかったこと。前線でキープすることさえままならず、攻められっぱなしになってしまったこと。監督の意志が行き届かなかったこと。代わって入った選手が役割を果たせなかったこと。

最も大きかったのは、やはり監督の采配だと思う。岡田監督は、マグロンというつなぎ役の選手を代え、ハーフナーを投入。残り10分の戦い方を明確に示した。
一方、望月監督は、残り10分の戦い方に対して、自分の考えを、選手に伝え切れなかった。中途半端になるのが一番いけないし、みんなの意思を統一させなければ、しのげない。精度の高いロングボールを上げさせない為にキッカーにプレッシャーをかけに行くのか、上げさせてもいいからゴール前に人数をかけて跳ね返すのか。

監督の力量、経験の差が出たなと感じた。80分までは、プラン通りだったはずだ。岡田監督の采配も別に驚くものではないし、当然のものだった。そして、望月監督の采配も当然だ。ただ、その戦い方を理解したかどうかの差。そして、その意志を受けて入った選手が仕事をしたかどうかの差だった。

ゲームらしくはなってきた。あと一歩までのところまで来たと評価すべきなのだろう。ウェズレイは「いいグループになってきた」というコメントも残している。
ただ、早く結果が欲しい。中断まであと2ゲームだ。勝利で何かは変わるはず。大宮、福岡は、決して楽な相手ではないが、勝てない相手でもない。もう一度全員で戦うしかない。

勝利を届けてくれ!寿人と一緒に喜びたい!みんなで喜びを分かち合い、みんなでこの苦しい戦いを乗り越えていこう。

About 2006年04月

2006年04月にブログ「むらさき」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2006年03月です。

次のアーカイブは2006年05月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

2009年02月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28

日程・結果

3/7 1節 vs横浜FM(A)

3/15 2節 vs大宮(H)

3/22 3節 vs鹿島(A)

3/25 ナビスコ1節 vs浦和(H)

4/4 4節 vsG大阪(A)