総括①シーズンを振り返って ~後半戦~
更新が大変遅くなりました。申し訳ございません。
ではでは、快進撃を見せた後半戦を振り返っていきます。
後半戦の成績は、9勝6分2敗の勝ち点33。後半戦はG大阪に次ぐ2位の成績でした。
18節からの9試合無敗の時期は皆さんもよく憶えていることでしょう。
決してチーム状態は良くなかった中で、我慢に我慢を続けて勝ち点を積み上げる広島は、昇り竜となりました。
ザックリいきます。
「我慢」がチームに浸透し始める過程で、F東京戦や神戸戦は守備だけしかできないなど紆余曲折はあったが、鹿島撃破で自信が膨らむと、浦和から10年ぶりに勝利によって確信に変わる。
チーム事情は苦しく決して順風だったわけではない中、本当にこの頃のチームはたくましく、したたかに勝ち点を積み上げることができる集団に変貌を遂げた。
しかし、結果論ですがストヤノフの離脱までもをカバーできる体力がチームには残っていなかった。
柏戦の引き分けでケチが付くと、新潟戦で10試合ぶりの敗戦。トップスピードで走り続けた反動が出てきた。
そして、清水、G大阪、川崎Fと続く10月シリーズを迎えるも、この正念場を、一つも勝てなかった。
一つしか負けてないが、勝てなかったことに目を向けたい。
何が足りなかったのか?僕は、ありきたりだが経験だったと思う。
クラブも選手個々も優勝争いの経験が豊富なG大阪や川崎Fは、この試合にどうやって勝つかだけを考えていただろうし、勝つためには何をしなければならず、何をしてはいけないかを分かっていたと思う。
対して広島はどうだったろう。
勝ちたい気持ちは絶対に負けていなかったと思うし、どうやって勝つかも考えていたはずだ。しかし、勝つために何をしなければならないかというベクトルが統一されていなかったからこそ、G大阪戦の後半を迎えてしまった。そして、何をしてはいけないか理解はしていても実行できなかったから川崎F戦はああなってしまった。
しかし、僕はこういった経験を積めたことが何よりだったと思う。G大阪戦や川崎F戦の経験は、見ているだけでは経験とはならない。時が経てばというものでもない。実際にその場に身を置かないと経験とはならないのだ。
今年積んだ経験は、クラブ全体に刻まれた財産になると思う。
絶対に身になるものだ。
広島は確実に成長を続けたシーズンだった思う。いや、大きく羽ばたいたシーズンだったと言ってもいい。
一歩一歩進み、一段一段階段を昇っていった。
その証明は、川崎F戦に敗れた後の、チームの戦績が物語っている。
シーズンの終わりは、4位という結果を得たと同時に、カズと浩司がピッチに戻り来季への希望さえも膨らませてくれた。
槙野も「自信はあった」と言っていたが、僕も上位争いができると信じていた。
だが、実際にそうなり、こうやって4位で終えた順位表を眺めるとビックリしてしまう自分がいる。マジかよってにやけてしまうね。
前半戦なんかかなりムカついたし、10月はがっかりさせられたけど、総じて楽しいシーズンだった。
ただ、こういったシーズンを続けていくことが難しんだと思う。
来季はクラブが掲げる目標も高くなり、周囲の期待も高くなるだろう。
そういった中で続けていくことがどれだけ難しいことか。
ただ、僕はまだまだチームは成長の過程にあると思っている。
やんちゃな小僧が成人を迎えたのが今シーズン。来季は社会の荒波にもまれてさらに成長していってくれるはずだ。
しかし、ペトロヴィッチ監督が良く説くように「落ちていくのがはやいのがサッカー。地に足をつけて進んでいかなければならない」。
それができれば、チームは本当にもっともっと強くなれる。
元旦の吉報を僕は心から祈っている。
ACLに出るにはまだ早いのかもしれないが、経験してなんぼだ。こんなチャンスを逃す手はない。
行ったろうじゃないかアジア。アジアでもぜんぜん勝てると思うし。